のぞみ

ねことお寿司が大好きなエンジニア。 日常の出来事から大切にしたい価値観を見つけ出すこと…

のぞみ

ねことお寿司が大好きなエンジニア。 日常の出来事から大切にしたい価値観を見つけ出すことが好きです。 いつかの誰かを救う文章を綴りたい。

マガジン

  • お寿司好きのお寿司旅

    東京を中心においしいお寿司を求めて、寿司好きの友人と寿司会を開催しています。 おいしいお寿司たちがまとまっている場所があるといいなという想いから、自分の訪れたお寿司屋さんを記録に残すことにしました。

  • 人間関係の考察

    私が人生で一番大切にしているのが人間関係です。人間関係について向き合ってきたことを文字にまとめています。

最近の記事

【神楽坂】寿司会@よこ田さん

飯田橋駅を出て神楽坂を上ること数分。 ビルの4階にひっそりと佇むよこ田さんにお伺いしました。 本日は「天冨良と寿司 昼【特上】会席」(税込8,000円)をいただきました。美しく繊細な前菜に、この後のお料理への期待が膨らみます。 二品目は今が旬真っただ中の鹿児島県産戻りガツオ。 カツオと言えばさっぱりした印象がありますが、まるでトロのような脂のノリで、「本物のお魚が待っているぞ」と、既に満足度が高まります。 お次は本日の一品、お出汁とお芋の甘味が口いっぱいに広がります。

    • 不安を因数分解したら生きやすくなった話

      「因数分解」なんて、もう何年も聞いていない言葉かもしれません。 91 を 13 × 7 とするように、対象物をより小さい要素に分解する考え方です。 因数分解の考え方が普段の生活の中で役に立つ場面がたくさんあることに気が付いたので、今日は因数分解の応用についてお話しします。 「情動」と「意味付け」の関係ここでは例として、「吊り橋効果」について考えてみましょう。 💡吊り橋効果 恐怖や不安、いわゆる「ドキドキ」を一緒に体験した人に対して、恋愛感情を抱きやすくなる現象 吊り橋

      • ひととして大切にしたいことはリーダーが教えてくれる話

        父の遺伝子をしっかりと受け継いだ私は、幼いころから心配性で何かと悩みがちな人生を歩んできました。この性格によって今の自分の人格が形成されたといっても過言ではなく、前向きに捉えている側面もあるのですが、決して生きやすくはありません。 とりわけ人生に対して逆向きの風が吹いているとき、気を病む一歩手前に簡単に沈み込んでしまいます。一年前の低空飛行が記憶に新しいです。 そんな時、私は顕著に本を求めるようになります。価値観をアップデートして、世界の見方を変えて、断崖絶壁をよじ登ろう

        • いい組織を創りたい全てのひとに知ってほしいこと

          長期インターンシップを含めると、私は今の会社で丸4年勤めています。 ジョイン当初社員が30名に満たなかったころ、所属する組織がいい組織であるかどうか、一従業員として全く意識していませんでした。その頃は「組織」というよりは「個の集合」と呼ぶのがふさわしいような存在だったのです。 それが現在社員70名以上、100人の壁もすぐそこというステージへと突入し、状況は一変しました。様々なライフステージ、背景のメンバーが一緒に働く環境では、以前のような「個」が集まっただけの組織運営では

        【神楽坂】寿司会@よこ田さん

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        • お寿司好きのお寿司旅
          5本
        • 人間関係の考察
          10本

        記事

          【下北沢】隠れ家お寿司 ほり川さん

          11月に初めて訪れ、3月に2回目、5月(今回)3度目となるほり川さんです。 ※緊急事態宣言下であることを踏まえ、普段在宅勤務の2名でしっぽり訪れました。 世田谷の閑静な住宅街に佇むお寿司屋さん。 道中の遊歩道を歩きながら、舌が今か今かと踊り始めます。 今日も前菜から始まる「ほり川スペシャル(税込8,800円)」をいただきました。 季節のお野菜の浅漬けと、お刺身3種。 今日はホタルイカ、帆立の昆布締め、クジラ肉をリクエスト。 このラインナップに季節の移り変わりを感じます

          【下北沢】隠れ家お寿司 ほり川さん

          「決めつけ」の呪縛から解き放たれた先に

          好きな人おらんの? 物心ついた頃から、両親に何度も聞かれた質問でした。 おらん。 高校を卒業して東京に引っ越すまで、その答えしか返しませんでした。 では本当はどうだったでしょう。 実は小学校5年生の時、担任の先生のことがとても好きになりました。今思えば、あれは明確に「恋」であり、幼心にも恋がなんたるかを知っていたのです。 でもそれを言うこともできず、いつも好きな人はいないと答えていた私。 当時の自分にとって「好きな人おらんの?」の質問は「どうせ好きな人なんていな

          「決めつけ」の呪縛から解き放たれた先に

          企業でVALUEワークショップを開催した話

          ミッション・ビジョン・バリュー(=MVV)は弊社の企業活動の柱です。 ミッション...どんな世界を描いているのか ビジョン...その世界の実現のために姿であるべきなのか バリュー...ビジョン達成のために大切な価値観 弊社では数年前に大切にしたい価値観について議論を重ね、3つのVALUEを決定しました。 そのVALUEはSlackのスタンプとしても頻繁に使われていたり、業務の会話の中でも日常的に出てくる程度に社内に浸透しています。 VALUE ワークショップのきっかけ

          企業でVALUEワークショップを開催した話

          無宗教の私が神社でそっと手を合わせる理由

          住んでいる街に少し大きな神社があります。 その先に行きつけの銭湯があり、 銭湯に行くたびに神社に立ち寄るのが習慣となりました。 2020年は苦しい年だったこの記事を書いた6月、心が壊れそうで毎日を生きるので精一杯でした。 そんな時、ふと立ち寄った神社で手を合わせます。 毎日笑顔で暮らせますように 晴れやかな気持ちで笑える日が遥か遠くに思えて、 気がついたらそう願っていたのです。 また別の日の話しばらくしてから、また同じように神社に立ち寄りました。 家族と大切な人

          無宗教の私が神社でそっと手を合わせる理由

          こころの筋肉をつける話

          私にとって、2020年は「こころ」と向き合う一年となりました。 余裕がある状態とない状態を行ったり来たり、 不安定な感情に何度も振り回されてしまいました。 今日の本題「こころの筋肉」は「レジリエンス・マッスル」とも言い換えられます。逆境と向き合う期間を経て、「精神衛生を安定した状態に保つ技術」を生きる術として身につけたいと感じるようになったのです。 1. 丁寧な暮らしお料理、お皿洗い、洗濯、掃除などなど、身の回りのことを丁寧に行えるかどうかが、自分にとって精神衛生を表す

          こころの筋肉をつける話

          ひとを助けるとはどういうことか

          私は自分のためより、誰かのための方が頑張れる性格のようです。 学生時代の教育塾での経験、サークル活動、就職後の業務などを見たときに、自分がこころから頑張ろうと思える瞬間、モチベーションドライブがかかった状況を振り返った時の気づきです。 一方で、うまく助けられなかったなぁと反省する場面もたくさん経験してきました。相手の求めていることを把握せずにズレた助言をしてしまったり、本当にほしい言葉をかけてあげられずに信頼を失ったと感じたり。 どうしたらみんながしあわせになれる支援が

          ひとを助けるとはどういうことか

          「期待すること」が一番の教育だという話

          「カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方」という本を読みました。 この本では、著者のマクドナルド、メルカリ、SHOWROOMでの経験を踏まえながら、企業文化をつくることについての方法論を語っています。 今回は学生時代に教育業界に従事した経験を踏まえて、考えたことをまとめます。 教育における「ピグマリオン効果」ピグマリオン効果とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。(中略)ちなみに、教師が期待しないことによって学

          「期待すること」が一番の教育だという話

          【ネタバレなし】鬼滅の刃はなぜ私のこころを惹きつけるのか

          一世を風靡している鬼滅の刃、私もアニメ、映画を楽しんでいます。 もしまだの方がいらっしゃいましたら、ぜひ観てみてください。 今日はなぜ鬼滅の刃が私のこころを強く惹きつけるのか、最近考えていることを文字に起こします。 竈門炭治郎を貫く哲学 竈門炭治郎(かまどたんじろう)は鬼滅の刃の主人公。人を食らう鬼に、刀一本で立ち向かう鬼殺隊(きさつたい)の一員です。 物語が進む中で、様々な鬼と闘う中で、炭治郎の人間性が色濃く現れます。 公式ページの人物情報にて、炭治郎は「心優しい

          【ネタバレなし】鬼滅の刃はなぜ私のこころを惹きつけるのか

          【下北沢】寿司屋を超えた寿司屋 ほり川さん

          とんでもなくおいしそうで楽しそうなお寿司屋さんが下北沢にあるらしい。 みんなに知ってほしいような、でもどこか自分の秘密にしたいような、初めての感覚を持ったお料理屋さんでした。 今回はその魅力を惜しみなく伝えられたらなと思います。 場所は下北沢から徒歩10分程度、住宅街を進んだ先の大通り沿いにひっそりと佇んでいます。無事発見。2名で予約をして19:00に入店しました。 今回はカウンターのお席。目の前で大将が握ってくださる形式です。 今回は初めての方へのオススメということ

          【下北沢】寿司屋を超えた寿司屋 ほり川さん

          【京橋】寿司会@岩さきさん

          高級なお寿司屋さんのランチは至高 京橋にある岩さきさんにお伺いしました。 京橋駅6番出口から歩いてすぐのところ。 地下へと続く階段が、期待感を大きくしてくれます。 このお店のポイントは、ミシュラン掲載のお料理屋さん出身の店主の方が最近オープンされたという点です。 ※食べログによると、オープン日は2020年9月18日 日が浅いこともあり、食べログの評価はまだ低め(3.09)、しかしながらGoogle Mapは4.8の評価と、本物であることが伺えます。 今日はランチおま

          【京橋】寿司会@岩さきさん

          悩みをひとに打ち明けるべき理由

          人にはなかなか言えない悩みがあったり、相談をするのが苦手な人って多いのではないかなと思います。 相談することは簡単なことではありません。相談することが相手にとって負荷になるかもしれない。相手が重要な問題だと捉えずに流されてしまったら自分が傷ついてしまう。誰に相談したらいいかわからない。 私も誰にも言えない悩みをいくつか抱えて生きていたことがあります。とりわけ、悩みが曖昧でうまく言語化できていない場合、相手にその悩みが自分と同じ解像度で伝わらないと、相談してもうまく解決もし

          悩みをひとに打ち明けるべき理由

          ひとはなぜ理解し合うことが苦手なのか

          学生時代に英語弁論という活動をしていました。 自分の大切だと思う価値観やみんなに考えてほしい問題を8分間程度の原稿にまとめ、壇上で発表し、審査員からの質疑応答に即興で答えるというのが主な活動です。 最近勤めている会社にて自分の信念をかけてひとを説得する場面に出会い、当時の活動のことを思い出していました。理解し合うことがとても難しく、感情に身を任せた言葉ではひとに想いを伝えられないと痛感したのです。 頭を悩ませたのは、どうすれば自分の想いが自分と同じ解像度で相手に伝わるだ

          ひとはなぜ理解し合うことが苦手なのか