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安心して落ち込んでいい

本日は頑張りすぎて、ちゃんと自分の負の感情に向き合うのが怖くなっているんじゃないかな、っていう人に向けて書きたいと思います。


寂しいとかつらいとか悲しいっていう感情を見つけて、
寄り添うことが下手だった私が
あ、私ちゃんと落ち込んでいいんだ、って
ちょっとほっとした気持ちになったときの話です。

その時までの私は、
大丈夫なフリ、
ちゃんとできるフリ、
いろいろ演じきれるのが大人の女には必要だと思い込んでいた。


ポジティブな風に捉える練習だってしたし、
ポジティブな面だけ見るように心がけたこともある。

ネガティブな感情は悪いもの、
ネガティブなものは見てはいけない、
気付いてもいけない、そんな呪いを自分にかけてしまっていた。

そりゃ、愚痴や文句ばっかり言うのは自分の中の空気がよどむのでよくないけど、
自分の悲しい、寂しい、つらいなっていう感情に寄り添うことって、それとは違う。
でも、その違いがよく分かってなかったの。
私ほんと必死すぎた。

ヒロインの旅の中に、
通過儀礼と女神への下降っていうステップがある。


心の深層と向き合う時期。
身近な人から見たら、鬱っぽく見えるだろう。
ただ、ここは一度死んで生まれ変わる大事なステップなのだ。

大事なのでもう一度。
一度死んで生まれ変わる大事なステップなのだ。


その当時、私は体がバラバラにりながら、
冷たい底なし沼に吸い込まれていく感覚。
どうしようもなく孤独で、イメージの中の私自身は全身血まみれだった。

頭の中では、早く陸に上がらなきゃ!!!って
これまで通りの自分を演じなければと必死だったのだけど、
思いとは裏腹に、どんどん底なし沼に落ちていく。

そのタイミングでこの章を読んで、
あ、ちゃんと底なし沼の底まで落ちよう。
そして、地底でばらばらになった私のかけらを集めよう。
時間がかかってもいい。
なぜなら、私自身を取り戻すためだから。
生まれ変わろう。

その時の私は決意して、安心して落ち込むことにした。

落ち込む過程でどうやってバラバラになった私を集めたのか、
そもそもなんで、私はバラバラになってしまったのか、っていう話を
引き続き書いていきます。

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