Q.幸せホルモンと腸はどう関係あるの?
おはようございます。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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前回幸せホルモンであるセロトニンには腸内環境が重要であることをお話ししました◎
今日はセロトニンと腸内環境の関係をさらに詳しくご紹介しましょう!
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セロトニンと腸内環境
前回もご紹介した通り、脳内セロトニンになる物質である5ヒドロキシトリプトファンは、腸で作られます。
食べ物からトリプトファンを摂取し、腸内でビタミンB6などど合成され、5ヒドロキシトリプトファンになります。
それが脳内に送られ、脳内セロトニンに変化するのです。
つまりは腸内細菌の活躍がないと、幸せホルモンであるセロトニンはつくられません。
まったく関わりのないような脳と腸の間にはこのような重要な関わりがあったのです!
腸内細菌叢(腸内フローラ)
それではどのようにして腸内細菌を整えればいいのでしょうか?
その回答をお伝えする前に、残念なお知らせがあります。
腸内細菌叢の形成パターンは、一人ひとり異なり、食生活や生活習慣も関係しますが、一番おきな影響を与えるのは母親の腸内環境だと言われています。
赤ちゃんは生まれてくるときに、母親の参道にある腸内細菌に接触することで細菌をもらいます。
さらに親からの食べ物の口移しや、同じ食器類を使用することで菌が移り、赤ちゃんのお腹の中に定着します。
こうして腸内細菌叢の原型は3歳までにつくられるといわれています。
つまり腸内細菌叢のパターンは一生変わらず、その後変えるのは難しいとされています。
腸内環境を整える食事のポイント
つまりは単純に発酵食品を食べれば善玉菌が増えるというわけではありません。
善玉菌を外から届けても、ほとんどが数日以内に排泄されてしまいます。
それは、生まれたときからの形成パターンが決まっているので定着しないためです。
腸にとってはいわば「よそ者」がいきなり村にやってきたような状態。
そこで、いま腸に住み着いている善玉菌の栄養になるものを届けて、いまある善玉菌を育てて増やすことで、バランスを整えていくことが重要です。
出典:上原恵理『医者が教える 人生が変わる美容大事典』
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はりきゅう師 栢森結希
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