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ママ、生まれて初めての挑戦

A-MAPで行われたピッチ(プレゼン)大会の全日程が終了しました
テーマは「5年後の自競技のグランドデザインを考える」

3/14に予選を同期の11人で、一人10分のプレゼンをし、
その中から選ばれた4名で、4/11に内容を深掘りしたものを、35分の持ち時間でプレゼンをしました
そしてそれをビジネス界一流の方々に審査していただきました

結果は予選優秀賞、本戦MVP!ということで、
どちらも最高評価をいただき
総合スポーツメディアTHE ANSSWERさんに記事を掲載していただくことになりました(取材を受け、公開になりましたらまたご報告させていただきます!)



今回は、当日発表を終えてファシリテーターの方に質問をいただいた
「育児しながらピッチ大会の準備をするにあたって、何が大変でどう乗り越えたか」
これを少し時間が経った今、落ち着いて振り返りながらアウトプットしてみようと思います

はじめに

何を隠そうテニスだけの人生でしたので、プレゼンなんて初めて、、
恥ずかしながらパワーポイントを開くのも初めてで、中身の戦略も資料作りも、0から作り上げる毎日はとても大変でした。
歯を食いしばって挑戦した3ヶ月でした!

そんな私が今回この記事を更新する理由は、

来月にまた海外遠征の帯同を控えている私自身が、母親としてたくさんの「挑戦しているママ」に勇気をいただいています(「外資系ママ海外出張」の記事に沢山元気もらっています笑)

現在、自分に挑戦している中で沢山の葛藤があり、仕事、育児、勉強を両立する壁に沢山ぶち当たっています

そのリアルを更新できることで、私自身も
一人でも多くの挑戦するママ、女性の力になれたらと思いアウトプットすることにしました

準備期間何が一番大変だったか

早速質問にあった、育児しながら35分のプレゼンの準備や中身の戦略を練っていくことで何が一番大変だったのか、、、

一番は各役割(仕事、母親、学ぶ私)を24時間の中に詰め込むこと
完全に24時間では足りなかったです笑

あとは、それぞれの役割を全うしなければいけないので、役割による頭の切り替えも大変でした

起きて家事をして、夫と娘を送り出すまでは家庭の顔、
仕事の行き帰りの道中で戦略を練って、現場ではコーチの顔、
またお迎えに行って家事して寝かしつけるまでは家庭の私になり、

さあやっとパソコンに向かえる!という頃には疲れでウトウト、、(改めて、育児って体力使いますね)

そんな自分に喝を入れ睡眠時間を削って学ぶ毎日

時間が足りない時は、ベットに横になっても思考がストップしてくれなくて、
そのことで全く眠れずさらに体力も削られましたね

ピッチ大会当日が近づくとタイムプレッシャーで焦り始め
娘と過ごしている時も、考えなければいけないプレゼンの中身で頭が支配されていた時期は、罪悪感もものすごくて、自分のキャパの狭さが不甲斐なくて何度か娘の前で泣きました笑

どう乗り越えたか

「必ず終わって笑ってる日が来る」「プレッシャーのかかる日が永遠に続くわけではないから、今悔いないように集中してやりきれ!」と自分に言い聞かせていました笑
(プレゼンの日が近づくたびなぜか高まっていく緊張感を、「現役の時の試合前と同じだー!」とびっくりもしました笑)

あとは、周りに頼りました(最初は特に、頼ることにも罪悪感が大きくて苦しんだので、ここはもう少し柔軟になりたいな〜)

幸いにして両親や祖父母、妹など近くに住んでいてみんな応援してくれているので、最後の最後しんどい時は実家に帰り、娘と遊んでいてもらっていて、その間にプレゼン資料を進めたり
家事の負担をなくしてもらったり

それが、本当に本当にありがたかったです

全部の役割を自分の力で完璧にこなせないことが最初は本当にストレスで、自分への苛立ちも大きかったです
でも、途中からそんな綺麗事は言ってられなくなり笑、これ頼らないと無理だ!その代わり沢山感謝して、全力でやり切ろうと開き直って、気合を入れました笑

得たもの

切羽詰まったこの時期に浮き彫りとなった、
「自分の在りたい姿」「自分の本当の課題」そして「何を大切にしたいのかという価値観」

改めて、大切なことに気がつくことができたのは挑戦から逃げなかったからだと思います
頑張ってよかったなと、今は思えてます


なぜこんなに大変な思いをしてまで、自分に挑戦しているんだろう

この期間、仕事、家事育児、学びの両立、負荷が重すぎて何度この問いを自分に投げたかわかりません
生活がキツくて、投げ出したいと何度も思いました

でも最後までやりきれたのは「本物勝負ができる人になりたい」「そのためには自分の限界を超え続けなければいけない」と思い、やり切ることができました

一方で、私は改めて
自分が前のめりになったり、スポットライトが自分に当たることに喜びを感じるタイプではないという自分の本質も再確認しました
やっぱり私は人のために在れる人でいたいし、その方が自分の良さが出ると強く感じました

今回の自分への挑戦を一つ突破できたことは、「大切な人の為に在れる私のキャパを少し増やすことができた」
「自分が大切な人に与えられる価値が少しでも高まった」

そう思うとすごく嬉しいです

自分の不器用さはもう少しなんとかしたいと思いますが笑、この学びを無駄にしないよう、一人でも多くに人の力になれるよう、これからも挑戦していきます

最後に

自分にも、完璧を求めてしまう多くの女性(脳科学で証明されています)にも、声を大にして言いたい!

全部完璧なんて無理だ!

いっぱい助け合って、いっぱい感謝して、いっぱい笑ってたまにはいっぱい泣いて!自分らしく生きましょう!





最後の最後に、このピッチ大会準備期間私を支えてくれた、
LA(ラーニングアドバイザー)の佐藤峻一さん
メンターの柴田陽子さん
ナナメンターで協力してくださったみなさん、
困った時コーチングでお世話になった、山内貴雄さん、櫻井直人さん

家族を含めたチーム希の
みーーーーーーなさん、

本当に本当にありがとうございました!!!!!

藤岡 希



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