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イライラの態度や言葉を包み込む

初めまして、西口のぞみです。
ヨガ、ピラティス指導のフリーランス7年目。

インスタ、YouTubeなどで体のことは発信していますが、このnoteには心のこと発信することにしました。主にヨガの聖典“ヨガ哲学”から、活かせそうな人間関係、仕事について書いていきます。

ヨガのポーズ、呼吸法、瞑想も大切だけど、それだけがヨガじゃない。
むしろそれ以外の時間の方がずっと長い。

だからこそ日常生活に活かせることをお話をできたらなぁと。

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ふとした瞬間にヨガ哲学を思い出した話。
それは夫婦間でよくあるイライラ。
旦那さんの一言で私は機嫌が悪くなった。

(なんでそんな“言い方”するんだろう)
悪気がないのは分かってるけど反射的にイラっとする。

そしたら悪気がない旦那から、
「なんで急に機嫌悪くなちゃったの?」
って笑顔が返ってきた。

私も笑っちゃって機嫌が戻った。←単純。

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これに似たようなことが、ヨガの根本教典『ヨーガ・スートラ』にも載ってる。

「非暴力に徹したならば、その人のそばではすべてのものが敵意を捨てる」
(ヨーガスートラ2ー35)

*非暴力(アヒンサー)…言葉行動で傷つけないこと

その通りだったなと思ってね。
誰かからイライラした態度や言葉を受けると、つい同じような反応をしてしまいがち。

でもそれだとマイナスの循環からは抜け出せないし、イライラ、グチグチ、ネチネチは人を遠ざけてしまう。

マイナスなことばかり言う人と、一緒にいたい人なんていないでしょ。それでも一緒にいてくれる人は、我慢して付き合ってくれてるか、本当にあなたのことを想ってくれる人だと思う。そんな優しい人は本当に大切にしないといけないよね。

陰口のように直接傷つけなくても、
自分がマイナスなエネルギーを発していることに変わりはないから、負のエネルギーに包まれる。

自分に良いことはひとつもない。

ヨガの聖典はいつでも心の平穏を保てるように、
助けになってくれる。

◆最後にヨーガ・スートラと非暴力の補足◆

「ヨーガは心の働きを止滅することである」
(ヨーガスートラ1ー2)

これはヨーガ・スートラでも最初にくる言葉で、
これを段階を追って達成しようと説明してるのが下記の“八支則”です。

1.ヤマ
2.ニヤマ
3.アーサナ
4.プラーナーヤーマ
5.プラティアーハーラ
6.ダーラナ
7.ディアーナ
8.サマディ

最初のヤマ(禁戒:やってはいけないこと)で、非暴力を含めた5つを挙げています。
*非暴力は不殺生と訳されることもあるよ

「ヤマは非暴力・正直・不盗・禁欲・不貪の5つ」
(ヨーガスートラ2ー30)

私にとってヨガの聖典は難解でまだまだ上手く説明できないけど、少しずつこうしてシェアしていきたいって思ってます♪

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