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日常の中の小さな小さな絶景たち...フォトエッセイ towazugatari


旅に出れば素敵な景色に出会う事が多いけれど…


日常の中にある "小さな小さな絶景"を撮るのも、僕の楽しみ。


2024年、元日の朝。

初詣に向かう道すがら、陽射しを感じて晴天の空を見上げると…

(街路樹のイチョウ。元日でもまだ元気に色付いている木が数本あった)


イチョウの葉っぱ越しに透けて見える陽光は、とても優しく美しかった。


気が向くと、朝の散歩をするのもまた僕の楽しみのひとつ。

殊に冬の朝は、空気が澄んでいて気持ちが良い。

(この付近では、庭に果樹を植えているお宅をよく見かける)


ただやはり、ピンと張り詰めた冷たい空気に無意識に体に力が入る。


そんな時も朝日を浴びたビタミンカラーは、
寒さが苦手な僕に、元気を届けてくれる。



人工的に木々が植えられた公園とはいえ、
やはり植物が息づく姿と接すると、ほっと心が安らぐ。

(12月半ば。公園では、まだ色とりどりの木々が美しかった)


一つ二つ道を隔てれば、車が忙しなく行き交う場所でも、
こうやって空に向かって顔を上げて生きている木々たち。


いつまでも眺めていたくなる。



そしてなんといっても、
再び同じ景色と出会うことが叶わない ”一期一会” の空。

本当にいろいろな顔を見せてくれる。

(まるでUFOが飛んでいるような不思議な雲)


その景色は、見る人それぞれの感性で、
自由に想像を膨らませることが出来るのが楽しい。


(僕にはクジラが泳いでいるように見える雲)


青空に浮かぶ雲を眺めていると、
きっと殆どの人が、知らぬ間に笑顔になっているのではないだろうか…


(夕暮れ間近。上空からお母さん龍が子供の龍を迎えにやって来た)


空というスクリーンには、
これまでに、いったいどれ程の数の夢物語が上映されて来たのだろう…



大好きな日向夏。

(自然栽培で育てられた元気な日向夏たち)


大きな実も小さな実も、
みんな元気な顔をして宮崎からやって来た。


時にはこんな風景も、僕にとっての小さな小さな絶景なのです…🍀

   
           noZomi hayakawa


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