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フォトエッセイ towazugatari

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日々の暮らしの中で出逢った美しいもの、心に優しいと感じたもの等々...僕の独り言とPhotos
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記事一覧

魂の故郷、宮崎へ...フォトエッセイ towazugatari

神奈川は、今ちょうどソメイヨシノが満開になっている。 先週訪れた遠く離れた地は、それより…

noZomi hayakawa
1か月前
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日常の中の小さな小さな絶景たち...フォトエッセイ towazugatari

旅に出れば素敵な景色に出会う事が多いけれど… 日常の中にある "小さな小さな絶景"を撮るの…

noZomi hayakawa
3か月前
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コトコト揺られてJR日南線の旅...フォトエッセイ towazugatari

7歳の時以来、本当に久しぶりに降り立った地。 今は亡き、優しい叔母が住んでいた町「飫肥」…

noZomi hayakawa
5か月前
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"透明"の魅力。宝石のようなカクテル...フォトエッセイ towazugatari

僕は、ほぼお酒が飲めない。 その点ではどうしても、人生での楽しみが他の人より少ないように…

noZomi hayakawa
7か月前
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愛の無い家庭、その中に隠れていた”無償の愛”...フォトエッセイ towazugatari

母の日の花。贈る相手はいないけれど… ここ数年、花屋さんを営む友人から、母の日用の花を届…

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消えてしまった石畳みの景色...フォトエッセイtowazugatari

「石畳み」がある景色が好きだ。 僕が子供の頃の横浜は坂道と石畳みの町という感じで、あちら…

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支え合う。互いの命を繋いで行く木々に想う...フォトエッセイ towazugatari

自然の森の中での話… 近くに生えている木と木は、根っこや枝を通してコミュニケーションをとっているらしい。 隣り合う木が仲良しになると、たとえ種類が違う木であっても、 片方が弱っている時は、根っこや枝から水分や栄養を届けてあげたり、 互いに助け合いながら命を繋いでいくらしいのです。 旅の途中で、実際にそのような姿をいくつか見かける事が出来て胸が熱くなった。 置かれた環境がどんな場所であったとしても、 人と人もこう在りたいと願う… 人としての在り方を自然から学ぶことは

「緩(ゆる)み」の時間の大切さ...フォトエッセイ towazugatari

つい忘れてしまいがちな感覚… その一つが「緩む」ということ。 「地球は行動の星」という言…

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いつまでも変わらずに在って欲しい人と空間...フォトエッセイ towazugatari

都会には、お洒落で素敵なレストランやカフェはたくさんある。 人気のあるチェーン店のカフェ…

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「育てる器」粉引きのマグ...フォトエッセイ towazugatari

粉引き(こひき)のマグカップ… 「粉引き」という技法で作られた陶器のカップ。 粉引きには、…

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会えなかった誰かへ、花に託したそのひと言...フォトエッセイ towazugatari

さりげない心遣いに、心が動かされた。 2019年まで個展でお世話になっていたギャラリー。 (そ…

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外を探しているうちは絶対に見つからない。自分の居場所は自分の内に在るのだから...…

数年前、僕は突然思い立って故郷に戻って来た。 それまで僕と関わりのあった色々を手放して。 …

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見なくて良いものは見えないままで。曖昧だからこそ穏やかな世界...フォトエッセイ to…

僕の視力は 裸眼で左右共にぎりぎり0.1。 以前はコンタクトレンズを使っていたけれど、 目の…

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心に残るは、温かな思い出と小さな勇気...フォトエッセイ towazugatari

僕は以前、一人で外食をするのがとても苦手だった。 それが嫌で、 空腹を我慢してそのまま帰宅することが常だった。 一人で映画を見るのも平気だし、 買い物などは、一人のほうがかえって気楽。 それなのに、一人の外食だけはどんな場所も居心地が悪く感じられた。 それは、小学生の頃の苦い思い出のせいだったのかも知れない。 集団生活に馴染めなかった僕は、 遠足の日、周囲で幾つもの数人のグループが楽しそうに昼食をとる中、 たった一人でお弁当を食べたことがあった。 その中には僕が一