世界の日本人ジョーク集。を読んでみた
この本、まずはジョークの数々を思いっきり楽しんでその後、そのようなジョークが生まれた時代背景、地域ごとの経済、中には戦争に繋がりかねなかったその地域それぞれの価値観の違いを理解して知識を深める、この本を読む上でのポイントだと思います。
テーマごとにジョークが並んでいるのですが
「日本で生まれ育った我々ってそうだよな」
と感じるジョークもあれば
海外の方が抱く日本人のイメージが可笑しくもあり
それ偏見だよ
みたいなのも有ったりして軽くツッコミを入れながら読みました。
中でも私が
「国民性がよく描かれているなぁ」
と感心したのが、集団行動のテーマの中にある「早く飛び込め!」のジョークです。
英雄になりたいアメリカ人、紳士的なイギリス人、質実剛健なドイツ人、女性にモテたいイタリア人、素直でないフランス人、そして異質を嫌う日本人。
短いセリフのジョークで見事に表現しています。
また、世界各地の国民性、地域性も描かれており地図を傍に置いて読むのもお勧めです。
この本には続編もあるのでこちらもお勧めです。
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