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文章を、自分の手で書く楽しみ

毎日文章を書くためパソコンを叩いていると、猛烈に自分の手で文章を書きたくなるときがある。

ペンを握るまでその衝動は収まらず、何でもいいから書きたいという気持ちにさせられる。

エッセイを書いたり、頭の中に思い浮かぶことを書き殴ったりするのもいいけれど、何かと時間がかかるものだ。

だが、誰かが書いた文章を書き写すのであれば、頭を空っぽにして書くことだけに集中できる。

何かを生み出す余力はないけど、とにかく何かを書きたい。そんな時に役立つのが、この天声人語書き写しノートだ。

この書き写しは、大学自体に語彙読解力検定の2級に落ちた時に、悔しくてはじめたものだ。

結局検定を受け直すことはなかったが、未だにちまちまと書き続け、気がつけば1冊も完成できぬまま数年が経っている。

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書き終わらないし、ノートのページは埋まらないけれど、この作業から学ぶことは意外と多い。

昔のニュースでも、知らない単語や作品と出会うとワクワクする。本文を書き終わった後は欄外に要約や感想を書き、じっくりと読み直す。

すると書き始める前よりも気持ちが落ち着いていて、なんだかすっきりとした気分になる。

天声人語は思ったよりもボリュームがあり、1日分書き写すのも意外と大変だ。

けれど書き終わった後は達成感があるし、学びも大きい。

片付けをしたら久しぶりにノートを目にしたので、仕事が片付いたらまた取り組んでみたいと思う。



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