『DIE WITH ZERO』読書メモ
たまに見かける本だったので読んでみた。
つまり、金持ちになるための本ではなく、人生を満足に生きる方法が書かれている。老後の心配をする人は多いけど、老後に後悔することを考えていることは少ないな。比較的共感できることが多かった。
以下はメモ
年はエネルギーも衰えさせる
限られた時間とエネルギーをどう使うべきか。人生の残り時間を意識する
金の価値を最大化できるのは26歳から35歳
親と過ごす時間が子に与える影響は大きい。親と過ごす時間が多かった子供は成人後は他人と良い関係を築け、中毒症・うつ病の発生可能性が低い
「金を稼ぐこと」と「大切な人との経験」をトレードオフの関係として定量的に捉え、自分の時間を最適化することが大切
死後の寄付を「今」の人は待てない
貯蓄と投資と浪費は異なる。年齢に合わせて、金、健康、時間を最適化する
年を追うごとに健康の価値は高まる。
今は経験できるが年をとるとその経験ができなくなることもある
食事
運動
身体を動かすこともそうだが、そもそも移動にも行動が必要である
時間を作るために金を払う人は、収入に関係なく、人生の満足度を高めることができる人。
もっと自分に忠実に生きてみる
人は終わりを意識すると幸福度がます。今やっていることについて期限がわかるとやっていることに対しての価値・幸福度は高まるため、その時間を最大限活用しようとする意欲が高まる。
人生の各段階で使える時間は思ったより多くない
人生の長さだけでなく、そのステージでの「自分の時間」も意識する
タイムバケットを用意してその時期の目標を立ててみると良い。物事には相応しい時期がある。年齢相応、環境、状況なども時期を見る良い機会だろう。子供達と何がしたいかなども考えてみる。
子供の成長は一瞬だし、親と一緒にいてくれる時間はさらに短い
金の価値は高齢とともに下がる。自分の身体も時を経るごとに衰えていく
健康寿命を伸ばすことが重要。健康に投資しよう
資産を減らすタイミング。0で死ぬために。資産を切り崩すタイミングを見つける。
45歳から60歳が資産を減らすのに一番良いタイミング。
使い切るにはここで取り崩さなければ永遠に取り崩せないお金の貯金をしているのと同義。
もしくは健康を維持して60歳以上になっても動けるような体にしておければ良いかもしれない。
稼いでる金額以上にお金を使わないと資産は減らない
だから、仕事が好きで資産を減らせなさそうなら尚更早くお金を使う。
高齢になると動けなくなるのに、貯金した金額をいつ使うのか。将来働きたくないかもしれないが、高齢になってやれることもそこまで多くない
老後に病気になって病院にかかる可能性はあるが、健康保険はあるし、高額医療制度もあるとなると、よほど重い病気に罹らなければ医療費自体も今を前提としたら減らない可能性がある。
年をとってから病気を患った時にどれだけ長生きしたいかは人それぞれだが、自分の死生観からは健康寿命を意識したい
リスクを取らないリスク
やればよかったと思う後悔は大きい。
年をとると失うものは増えるし、成功して得られるものは少なくなる
リスクを簡単に取れる時期を活かしきれていない人は多い。そうなるのか
本当にやりたいことがあればそのリスクはいつとるのか
場所を変えるようなことについては不安もつきまとう
「安定しているが充実感がない道」と「確実性は低いが、経済的、心理的には遥に大きなやりがいが感じられる大胆な道」のどちらを求めるか。後者だろう
大胆な行動をとるための3つのポイント
人生の早い段階が良い
行動を取らないことへのリスクを過小評価すべきではない。同じ場所に留まることで失っている可能性にも目をむける
「リスクの大きさ」と「不安」は分けて考える。大胆な行動をとった場合の最悪の状況をそれぞれ紙に書き出してみると良いかも。書き出してみるとそうでもないことも多い。
人生で一番重要なのは思い出を作ることだ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?