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探究学習、主体性重視の新コースはじめます

こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
高知で私立学校教員をしたり、教育系コミュニティ ”Tosa Educator's Guild"の管理をしている、会いに行けるセンセイ「のざたん」です。

今日は本業についての紹介をいたします。

まなび創造コース

「まなび創造コース(MANABI Creation Course)」の新設に向けてお手伝いをしています。地元の高知新聞社さんに取り扱っていただき、少し注目度が上がってきました。県内内外から少しずつ反応をいただいておりますが、少しでも理解のある方に届けばと感じていますので、これまで書いてきたことをまとめて紹介いたします。

黒板の前に立って授業しない

教員が黒板の前に立って板書して一斉授業する形はとりません。一斉に指示を出すことはあっても、これまでのような(大人が想像するような)いわゆる授業スタイルは取らないということです。

これは、学習指導要領【第1章「総則」の第1 教育課程の役割 2】にも『主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を通して…(中略)…生徒(児童)に生きる力を育むことを目指すものとする』と書かれていています。この「授業改善を通して」を強く意識しているものです。

これからの変化の大きい時代において、受け身ではダメ。知識を得る段階では多少 passive なものが必要なのかもしれないが、自ら主体的に進んで情報を取ること必要条件。1人の人間(これまでだと、前でしゃべってる教員)から情報を得るだけではなく、複数の人間からのインプットが大切です。

また、『主体的・対話的で深い学び』を行う主語は「生徒(児童)」です。教員が深く教えるではなく、生徒が深く学ぶことが大切です。「深い」は教員が規定するものではなく、これからは1人1人がどう探っているかを見ることが大切になるんです。

自らが学んで、自らがどこまで進めるのかを大切にするわけです。

昨日の自分ができなかったことを
今日はできるようになった。
そして、明日は、
今日できなかったことにチャンレンジする。

こうした学びの状態か、それぞれに個別化されている場を作ります。

探究するのはなぜ?

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新学習指導要領にも、非認知能力(ソフトスキル)の内容が組み込まれています。非認知能力はノーベル経済学賞と受賞したシカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授らの著書で知られるようになり、世界的にも注目されています。

この非認知能力を高めるには、「主体的な活動」つまり「自分からやっていく」中で育ちます。主体的な活動を生み出すために、探究することを中心として学びの場を提供していきます。

IQのような数値化しやすい認知能力とは異なるものなので、違和感があるかもしれません。ただ、IQが示す能力が、生きていく上での問題・課題を解決する能力と同じではありません。インターネットが広まる前の20世紀までは、『認知能力 ≒ 非認知能力』だったのかもしれませんが、情報量が指数関数的に増えてきた21世紀では、情報をインプットするだけでは間に合わなくなっています。にもかかわらず、インプットに偏った教育が提供されてきたために、非認知能力を身に付けることがおろそかになり、ずれが生じてきているのだとボクはとらえています。

情報量が追い付かないほど増加している現代社会だからこそ、答えを誰も知らない自分の興味のあるものに没頭し、そこから裾野を広げていく学びのあり方が大切なので、探究学習を中心に捉えています。

だからボクも学びつづける

そういった学びの場を提供する側ですので、自らも誰もしてないことを探究し続けることをしています。

コミュニティーを管理・運営し、オンラインでの人とのつながりを創造することで、学びの新しいあり方を検討していくこととしての 『TosaEducator's Guild"』

教員という職業の新しい価値を見出すために、学校外で自由に対話することができる相手としての『会いに行けるセンセイ』

そもそも学校という枠を越えて、高知の子どもたちが大人と安全に・自由につながり、探究的な学びができる場を提供する『こうち起業部”switch”のアンバサダー』

自分で言うのもなんですが、こんな大人に触れて安心して自ら学ぶことが大切なんだと思っています。高知で中学受験をお考えの方はもちろんですが、全国で学びに違和感を感じている方々の窓口になれればとオープンに活動をしています。

本校のWebサイト経由でも、SNS経由でも、DMをいただければ対話する時間を取らせていただきます。高知県内の方であれば、『会いに行くセンセイ』に会いに来ていただいてもかまいませんので。

読んでいただいた方が、既存の学び方に違和感を持つ方々へ、シェアしていただければと。


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のざたん|会いに行けるセンセイ
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