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保護者のための「GoogleClassroom」をつかったオンライン授業の体験会やります

オンライン授業してるんですか?と言われる際に、「黒板の前の様子をライブで動画配信」の意味に置き換えられてることが多々あります。違うんだけどなーと思っていても、何も変わらないです。

なので、保護者の方々にGoogleClassroomをつかって学ぶってこういう感じだと体験してもらえばいいのかというアイデアで、体験会を自主開催いたします。

ということについて、書きます。

オンライン授業と教育のICT化って?

教育のICT化を進めていたんですよね、元々は。で、それって、ライブ配信することじゃないんです。動画配信するだけでもないわけです。全体的にICT化を進めていきましょうだったわけで。

・学びにおける時間・距離などの制約を取り払う 
・個別に最適で効果的な学びや支援 
・プロジェクト型学習を通じて創造性を育む
・校務の効率化
・学びの知見の共有や生成
「GIGAスクール構想の実現パッケージ」より引用

ってGIGAスクール構想のなかでも触れられているわけです。これは新型コロナでどうのこうの言う前から今年度から進めていきますよってことだったわけです。

GIGAスクール構想で目指していたのは?

「学びにおける時間・距離などの制約を取り払う 」の部分には、オンライン授業化というのも含まれていますが、「自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい」という新しい「学習指導要領」に込められた願いを実現するためのツールとして、ICT化を進めていこうとなっていたわけです。

「個別に最適で効果的な学びや支援」や「プロジェクト型学習を通じて創造性を育む」ことに対して、ICTは必要なツールであるので、無ければ成り立たないんですよ。教育の個別化に対して時間を割く必要があるので「校務の効率化 」や「学びの知見の共有や生成」をするために教員側もICT化をしなければならないんですよ。時間を捻出するために。手作業でプリントし分けてたら個別最適化なんてできないですし。使えるツールは取り入れないと、子どもたちに最適な学びを提供できないわけです。

大切なことは、「元々、その予定が始まろうとしてた」ということです。ぜんぶGIGAのせいにして、動き始めろよって。(あ、それはボクが調子に乗って書きました)

1人1人に個別最適化だよ?

「子供たち1人1人に個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境」を提供するための「GIGAスクール構想」の始まりの年度です。子供たちが文房具のように使う環境を整えることが新しい学習指導要領でも伝えていることです。「授業時間が足りないから教科書が終わらない」とかそういうことの前に、「創造性を育むICT環境の中で学ぶ機会の提供はどうなっていますか?」です。

黒板の前に立ってライブ配信している先生の姿がメディアで取り上げられるたびに、疑問がよぎるのです。この休校期間中に、紙のプリントがただ配付されることにも疑問がよぎるのです。どちらも、これまでと同じスタイルだから。(小学校は今年度から新学習指導要領のカリキュラムが始まってます)

まさか、変わる気がないのか?

正直、そう感じています。

「主体的・対話的で深い学び」を提供するために

学ぶ機会がICT化・オンライン化されるのって、そういうことではないんです。双方向性(インタラクティブ)な学びの環境を提供するために必要不可欠ですし、個々に学んだ成果物をアーカイブしておくことを可能にするためのICT化ですし、学んだことを人生や社会に生かそうとするためのツールを子どもたちが手にするためのICT化です。

子供たちに「生きる力」を育む
目指すのは…「何ができるようになるか」
大切なのは「何を学ぶか」だけではありません。
主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善より引用

これを「基本の考え方」として、ちゃんと提示しているんですよ。オンラインの授業配信だけをしてたら、子どもたちは「何ができるようになるのか」です。

自分で情報を手に入れる。
自分で情報を発信する。
自分の気持ちを表現する。
これらをアーカイブして振り返る。

これらを推進するための道具が必要なのでICT化ですよ。

これらを手助けしてくれる "Google Classroom"

児童生徒とインタラクティブなやりとりをできるツールとして、 "Google Classroom"があります。でも、zoom や Meet と違って、動的な絵が無いですので、メディアにはあまり取り上げられません。(ニュースで見たことほとんどないです)大人が触る機会もないので、「こういうのがあるんだ!」と気づく機会すらないわけです。

学校が提供していて、子どもたちが触っていたとしても「なんだそれ?」となり、子どもたちの学ぶ機会を妨げたりはしないだろうかと感じています。

というわけで、保護者(大人)が子どもの立場になってもらい、 "Google Classroom" に触れてみて、主体的・対話的で深い学びを追体験してもらって新しい学習指導要領が伝えたいことを体感してもらえばいいと考えイベントを立ち上げることにしました。

手弁当で始めますので、人数も制限して開催しますが、ご希望があれば何度でもやろうかなと。教育関係者の方もいいですが、できるだけ教育に興味のある大人に参加していただきたいですが。

せっかく、世の中がオンラインで繋がりやすくなっていますので、これを機に、教育に興味のある大人に教育(学習指導要領)の変化を知ってもらい、Googleのサービスを知ってもらえたらと考えています。

体験会の申し込み方法

以下のサイトからお申し込みください。

準備して欲しいもの
・Googleアカウント(Gmailのアカウント)
・PCもしくはタブレット・スマートフォン
PCの場合
 GoogleChrome ブラウザを推奨
タブレット・スマートフォンの場合
 GoogleClassroom → 
 GoogeMeet
の事前インストールをお願いします。

5/29の夜に開催をしますが、翌週の土曜の夕方や日曜にも計画できればとも考えています。興味のある方は、個別にメッセージいただければ幸いです。


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