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のざわちかこ/古典を未来に
2024年10月18日 12:19
〈『俊頼髄脳』には、惟規の臨終の時のエピソードもあるけれど、どうだろ、「光る君へ」でやるかな?〉なんて以前の投稿で書きましたが、第39回で、みんなに愛された惟規が、越後国でお父さんの為時に看取られて、死んでしまいましたね。グスン(涙)。 『俊頼髄脳』のエピソードを紹介します。越後国へ紫式部と惟規の父、藤原為時は1011(寛弘八)年、越後守となって赴任しました。惟規は当時は六位の蔵人
2024年9月14日 21:18
大河ドラマ「光る君へ」は期待を上回る、おもしろさ。系図をみたら「光る君へ」の俳優の顔が浮かんでくるようになりました。平安時代が身近に感じられて、楽しい!さて、第34回を見ていると、まひろ(紫式部)の弟、惟規が「神の斎垣を越えるかも、俺」なんて言ってましたね。え、歌学書の、あのエピソードやるの?それじゃあ、去年(2023年)の6月に、惟規が蔵人になるところまで書いた、その続きを書きますっ
2023年6月7日 21:42
紫式部の周りをぐるっと大ベストセラー作家、紫式部さんはどんな人?2024年の大河ドラマ「光る君へ」ではどのように描かれるのかな?平安時代が立体的に再現されるので、とても楽しみです。史実と違う!と怒り出す人もきっとあらわれるでしょうが、ほほう、アレをそう解釈しますかなどと思いながら観るのも楽しいはず。そこでいろいろなアレコレを、できるだけ紫式部に近い時代に書かれた本によって、紹介していこ