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ベトナム旅行記③ ちっぽけな街並と宇宙。

搭乗機は14時50分発の成田行き。
成田空港で乗り換えてホーチミンへと向かう。

搭乗口で成田行きの搭乗ゲートが開くのを待っている間、TVerで『あちこちオードリー』を見ていた。
出演していた滝沢カレンが「何かをしていないと時間がもったいないと感じる。」と言っていた。
さっきまでやっていたポケモンGOに使っていた時間(と充電)は自分の人生に対して確かにもったいないなと考えさせられた。
しかし、その数分後には空港内の活発じゃないジムを制圧しに行っているのだった。

ゲートが開き、飛行機に乗り込む。
窓際の席だったため、離陸からしばらく外を眺めていた。
窓から見える愛知県の街並みはミニチュアのように小さい。
ミニチュアに張り巡らされた道路上を非常に小さく、大量の車が蠢いている。
自分が今まで生活していた空間の異常な狭さを空から眺めていた。

昔見た映画『逆境ナイン』の一場面を思い出した。
主人公の不屈闘志が、野球の悩みと宇宙の壮大さを比較し、
「まだまだどうにでもなるさ!なぁ宇宙よ!」
と宇宙に語りかけた場面だ。

単純ではあるが心は楽になるのだった。
ベトナム旅行記なのに未だ日本を出発しないのであった。

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