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フィリピン旅行記⑤ ベトナムドンと円

宿泊するゲストハウスに着いた時には23時を回っていた。
グーグルマップを睨んでいたおかげで迷うことはなかった。

たどり着いてから知ったのだが、このゲストハウス、レセプションがない。
従業員からLINEで暗号キーを教えてもらい、ドミトリーへと入ることができた。
もし、空港でSIMカードを購入していなかったら、ここからWi-Fiを探して深夜のホーチミンを奔走しなければならなかった。
セーーーーーフ。
"スマホで緊張感が薄味"とか言ってる場合じゃなかった。
ピンチをギリギリで回避し、ホテルで無事に眠りにつくことができた。

翌日。
無計画のため目的もない。
とりあえず、旅行中に必要になりそうなお金をまとめて換金するため、外へ出る。
まずは、レートが良いとされるベンタイン市場近くの換金所へと向かう。

ベトナムの通貨は(ベトナム)ドンなのだが少し、扱いにくい。
1000円に対し、約214,000ドンと桁が2ケタも増えるのだ。
そのため、現地の人は口語では下3桁は切り捨て、214,000ドンは"214"として扱っていた。
最初のカンマ以下を捨てればいいので分かりやすい。
しかし、214,000ドンは日本語で考えると21万4千ドンになる。
そのため日本語で思考すると"21"のイメージが強くなってしまう。

この些細な脳内変換は意外と苦しめられる。
"10"と言われ財布から10万ドン(100,000ドン)札を取り出すようなミスがあったり、即座に価値換算が出来ずぼったくられることになる。

自分も違わず、ぼったくられることになるのだった。

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