障害児を持つ親から見る、小山田障害児いじめ事件騒動

我が子に置き換えたら、、、。まさに、ハンムラビ法典にのっとって、目には目を、歯には歯を状態で、私なら、同じ事を我が子をいじめたやつにする。大人げないとか、そんなの関係ない。我が子の苦しみは、十倍にして返す。当たり前だ。ま、大人げ有るのは、犯罪者に仕立て上げることだな。

直接謝罪するとか小山田はぬかしているが、謝罪するぐらいなら、おまえが直接、おまえがしたいじめを味わえ。と言いたい。それを公開配信したら、世の中のいじめにあった人達、そして、我が子がいじめにあった親たちが納得は到底いかないが、許しもしないが、少しはすかっとするかな。

今回、著名人たちがこの騒動に関し、様々な意見を発信しているが、被害者側の気持ちを理解できる方、まったくできないやつに分かれたと思う。

今回の騒動で、被害者側の気持ちをしっかりと代弁してくれたのは、カズレーザー、IKKO、和田アキ子、米山元新潟知事。小山田をしっかりと批判し、カズレーザーに関しては、何が問題なのか、しっかりと提起してくれている。米山元知事に関しては、とんちんかんな発言をしている、爆笑問題の太田や、まったく社会がわかっていない社会学者とうそぶいている古市憲寿氏を非難してくれている。

太田の時代の価値観の問題とか、いやいや、あんたの価値観が間違っているよと言いたいし、古市に関しては、「謝ればいいってものじゃない」って怒るひとは、どうせ謝らなくても怒るひとなので、結果的に「謝らないで無視する」が最適解になってしまうとツイート、被害者の立場にたった発言ではないし、メンタリストのダイゴが裁判すればいいだけの話と、ふると、裁判するにも頭もお金もいるとか、ぬかす始末。それを米山知事はリツイートして、「民事訴訟を起こさない被害者は頭とお金のない人で、誤っても無駄だから謝らないのが最適だと」、と古市のポンコツ発言に対し、問題を提起してくれている。

障害児の親の団体である「全国手をつなぐ育成会連合会」は、下記のような声明を発表した。

彼の発言にも理解に苦しむが、その身辺調査せずして起用した組織委員会にも理解に苦しむし、さらに、続投することを決めたことはもっと理解できない。

そして、私が疑問に感じているのは、小山田が通っていた和光学園に対してだ。和光学園は芸能人は文化人の子どもが通っていることで有名で、私立にしては珍しく、障害児教育にも熱心に取り組んでいることで有名だ。「共同教育」という和光独特の教育カリキュラムがあり、1クラスにつき障害を持つ児童1~2名の児童が入学している。

http://www.wako.ed.jp/e/integration/


もちろん、小山田が在学当時も共同教育はすでに行われており、なぜ、そんな場所でこんな凄惨ないじめが行われていたのか、和光からも説明を聞きたいものだ。これは小山田だけの問題だけではなく、当時の教師、学校の問題でもある。

小山田が辞任することは当たり前だが、それだけでは終わらない。謝罪はしたが、この騒動をうけての謝罪であって、直接謝罪するとかいっても、なら、今まではなんとも思わず、生きてきたんやんけ、なんとも思ってへんやんけ、今更なにぬかしとんねんって話。

障害児、まったくもってフェアーじゃない立場のものがいじめをした。いじめは健常児であっても決して許される行為ではない、そこに障害というワードが加わると、もはや、それはいじめではなく虐待だ。言葉を発せられない子どももいる、自分の気持ちをうまく伝えられない子どももいる。空気を読めない子だっている。小山田はそのグレーな部分にいる障害児たちをターゲットにした。とういか、ほかのクラスメイトたちはどうしてたんだ? 和光の校風がもう謎になってきた。

例えば、車椅子にのっているバギーのっている、知的にも重度だったら、小山田はターゲットにしていなかっただろう。というか、一緒の生活圏にはいなかっただろう。しかし、今は、インクルーシブが進み、さらに、健常と障害の境界線は太く大きくなっている。だからこそ、この問題をさらに深く掘り下げなければいけない。

なぜ、小山田はこんな凄惨ないじめをすることができたのか、クソみたいなやつのパーソナリティが根底にあるのは大きくあるのだが、なんでなのか、その原因を探り、解決策が見いだせない限り、この問題は、いじめにあった人々、そして親をはじめとした家族、関係者はこの胸くそ悪い、騒動にけじめをつけることができない。

我が子もまだ幼児なので、いじめ問題が身近ではないが、文科省のいじめ対策はどうなっているのか、そのへんも含めて、俯瞰して考えさせられる騒動だった。普通学校のいじめ対策、とくに支援が必要な子どもに対してのフォロー、いじめ対策はどうなっているのか。その辺を調べる必要性があると感じている。





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