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お金の本を10冊以上読んでわかった、お金持ちがやっているお金の守り方

こんにちは。クロです。

今回は「お金の守り方」について書きたいと思います。

お金には様々な機能がありますが、僕は大きく「攻め方」と「守り方」に分類しています。例えば、お金を稼いだり、投資したりなどと言ったお金を増やそうとすることを「攻め」、逆にお金を節約したり、節税したり、あらゆるリスクに備え減らさない様にすることを「守り」としています。

僕は資産構築において「大きく勝つよりも、大きく負けないこと」を大事にしているので、お金の「守り方」にはかなり自信があります。


いきなりですがみなさんは意識してお金を守っているでしょうか?

守りが弱いという事は、穴の開いたバケツにせっせと水を入れているようなものです。

以下に当てはまる方は、お金の「守り」が弱い可能性がありますので、一度チェックしてみて下さい。


・何故か貯金が無い
・毎月の固定費を即答できない
・スマホ代が月5千円超えている
・入っている保険を即答できない
・節税のためにやっていることが1つもない
・キャッシュレス払いより、現金払いの頻度が多い
・「賃貸」と「持ち家」どっちが得なのかわからない
・入っているサブスク(月額)サービスを即答できない


さぁ、いくつ当てはまったでしょうか。残念ながら2つ以上当てはまる人は守る力が足りていません。

ただ、いくつか当てはまった方はある意味ラッキーです。
これらの項目は本Noteに書いてある内容の基礎中の基礎部分なので、2つ以上当てはまった方は、本Noteを読むことでかなり人生で得をすると思います。おそらく、年で10万円以上、一生だと数百万円得する可能性が高いです。

本Noteがかなり費用対効果に優れた投資になると思います。

また、当てはまらなかった方も先ほどの質問は基礎中の基礎部分なので、お金に関する知識に自信が無い方は是非本Noteを手に取ってみて下さい。
かなり力を入れて書きましたので、少なくともNote代以上のお金を守れるようになる内容だと思います。


お金の「攻め」と「守り」はどちらも非常に大切な機能で、適切に使いこなすには知識が必要です。

「攻め」と「守り」の知識どちらが欠けても資産形成はうまくいきません。お金持ちの人はみんな両方の知識が高いレベルにあるからお金持ちなのです。(ここで言うお金持ちとは、金融資産1億円以上の人を言います。)
お金持ちとそれ以外の方の差はこういったお金に関する知識の差だけです。


「攻め」と「守り」どちらから学んでも良いのですが、僕は「守り」から学ぶことをオススメしています。守りは軽視されがちなのですが、守りを極めることで人生が大きく変わります。少し例を出します。


仮にあなたが残りの人生で毎月1万円を節約出来るようになったとすると人生はどう変わるでしょうか。


例えばあなたが現在30歳で本Noteを読んで毎月1万円支出を減らせたとします。そしたら、あなたの人生がどう変わるでしょう?


「たかが1万円だろ??月1回多く飲みに行ける程度にしか人生は変わらないよ」と思うかもしれません。


違います。月1万円浮かせられれば、「老後の資金問題が解決する」くらいのインパクトがあります。どういうことか説明します。

もし、あなたが月1万円を節約でき、それを老後までの35年間毎月米株で積み立てた場合いくらになると思いますか?

ちなみに単純に貯金した場合だと、「年12万円×35年=420万円」になります。


では、米株で※年利9%で運用するといくらになるでしょう。
※利率は1926年~2012年までの米株平均利回り9.7%より


「ちょっと増えて500万円位になるのかな?」

「いや、倍の800万円くらいかな?」


違います。答えは「約2,700万円」です。
35年間での運用利益は驚きの「約2,300万円」です。


「いやいや、2,300万円も利益が出たらそっから税金とか引かれるでしょ??」と思った方は少しだけ勉強不足です。

世の中には確定拠出年金制度という便利な制度があり、この制度で運用したお金の利益には税金は掛かりません。つまり、2,300万円には1円も所得税等は掛からないのです。※老後受け取る際には、受け取り方によって税金がかかります。ただ、運用利益に通常掛かる税金と比べたら激安です。


老後2,000万円問題なんて言われてましたが、これだけで老後2,700万円の資金が確保できるので解決です。

テレビで「老後2,000万円も貯められるかー!!」って言ってる人はお金が無いんじゃなくて知識が無いだけだという事がわかります。


同じ2,700万円を35年で投資をせずに貯めようとすると、月6万5千円貯めなければいけません。複利の力を使えないとしたら、月6万5千円はちょっと文句が言いたくなる額ですね。


知識がある人は月1万円で老後2,700万円。

知識が無い人は月6.5万円で老後2,700万円。


これがお金の知識の差です。知識がある人は無い人に比べ、月5.5万円も自由に使えます。


月1万円でもこれだけ人生が変わります。本Noteを買って月2~3万円浮かせられたら間違いなく人生は激変していきます。


オススメの投資方法や使い方については次回の「攻め方編」のNoteで記載しますが、まずは本Noteでお金を守りましょう。


ちなみに「攻め」よりも「守り」を先にオススメしているのは、「守り」の方が効果が大きいからです。説明すると、以下の2つは資産形成においてどちらが有利かわかりますか?


A. 月1万円の節約

B. 月1万円の収入UP


答えはAです。


何故かというと、Aの場合は浮いた1万円をそのまま何かに使えます。
しかし、Bの場合は稼いだ1万円をそのまま使う事は出来ません。

何故かというと、1万円稼ぐとそこには税金が掛かるからです。

ざっくり20%税金が掛かったとすると、1万円稼いでも8,000円しか自由に使えません。

こういった税金の関係もあるので、まずは効率が良い「守り」を解説します。


今回のNoteでは「電気をこまめに消しましょう」や「安いガソリンスタンドを探しましょう」等といったストレスが掛かるわりに効果が低い手法は一切紹介していません。僕自身ストレスが掛かることを一番嫌っているので、ストレスが掛かる手法は省いています。どれも一度やってしまえば、後は意識せずとも節約になる手法です。ストレスを貯めると結局ストレス発散に費用が掛かるので節約にならない場合が多いです。


僕はこれまでにお金に関する本は10冊以上読んでいますし、資産も30代でFIRE出来る程度には貯めることが出来ています。

今回、本Noteを書こうと思ったきっかけですが、これまで学んできた知識を体系的にまとめておきたかったのが1つと、最近SNSを始めて感じたのが「ほんの少しの知識不足のせいで将来を不安に思っている人がかなり多い」ということです。少しの知識で将来に希望を持ちポジティブになることが出来ます。せっかく、僕はお金について学んできたので微力ながら役に立てれば良いなと思い本Noteを書くことにしました。


価格は980円を予定していましたが、コロナ禍で厳しい人も多いと思うので無料にさせて頂きます。


1.保険

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まずは僕がいつも口酸っぱくツイートしている保険について。
みなさんが入る必要がある保険は以下3つだけです。

・火災保険
・自動車保険※車が無い人はいらない
・生命保険※家庭を持っていなければいらない


これ以外は全て解約しましょう。
家庭も車もない方は火災保険1つで十分です。なぜこの3つだけで良いのか説明する前に、保険という商品の性質について説明します。

みなさん保険と聞くと安心・安全というポジティブなイメージを持っている人が多いかもしれませんが、基本的に保険は入れば入るほど損をする商品です。

まぁ、当たり前ですよね。保険会社も従業員の給料や会社の家賃、利益等を出さなければいけないので、みなさんから少しずつお金を取る必要があります。

その為、「保険にたくさん入る=たくさん損をする」わけです。

ですので保険を選ぶ際の基準は1つだけ。


「もしもの事があった時に人生が終わるかどうか」です。


例えば、みんな大好きがん保険。いまや2人に1人ががんで亡くなるなんて言われていますが、がん治療に掛かる費用ってどのくらいかわかりますか?

大体の人が数百万~をイメージしていると思いますが、実際そんなことはありません。

自己負担額は大体50~100万円程度と言われています。

たしかに安くは無いですが、この金額で人生終了とはならないですよね。

それに、20代~30代の人は今後10年間でがんと診断される確率はかなり低いです。であれば、わざわざ損する保険に入らなくてもその保険料分で自分で資産構築しておいた方が良いと思いませんか?

民間の医療保険やペット保険、車の車両保険、商品を買った時の保険(保証)なんかも全部そうです。その保険が適用となった時に人生が終了するほどの損害を被らない限りは入る必要はありません。その払うはずだった保険代で有事の際のお金を貯めておけば全て解決です。

その他にも貯蓄型の保険等もありますが、保険と貯蓄を混同させちゃっている時点で論外です。貯蓄型保険は途中解約すると大きく元本割れする商品ばかりなので、貯蓄型とは名ばかりで全く貯蓄の役割を果たせていません。


保険の役割がわかった所で、最初に上げた3つの保険が必要な理由を説明します。理由は、最初に上げた3つの保険が適用される状況になった時、保険に入ってないと人生が終わる可能性があるからです。


まず火災保険ですが、火災で家が全焼なんてことになれば数千万円~の損害が出ます。

次に自動車保険ですが、こちらも人身事故等になると賠償金が数億~なんてことも珍しくありません。※車両保険は不要です。

最後に生命保険は自分一人なら誰にも金銭的迷惑はかけないので不要だと思いますが、家族がいるとかなりダメージが大きいのは想像できますよね。


以上のように上記の例はかなり被害が大きく、貯蓄で備えることが難しいので保険に入る必要があります。逆を言うと、上記以外に数千万円~の被害が出るような状況は生まれないと思うので他の保険は不要となります。


2.家の購入

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家についてですが、いにしえから議論されている「賃貸」VS「持ち家」論争にはもう決着がついています。

基本的にお金を守るためには「賃貸」または「資産価値が落ちにくい家を買う」のどちらかしかありません。ただ、多くの人にとって「資産価値が落ちにくい家を買う」のは至難の業なので実際は「賃貸」一択です。

ほとんどの人が資産価値をあまり意識せず、なんとなく「結婚したら家を買う」というイメージで家を買ってしまっていますが、資産形成的には正しい選択ではありません。
資産価値が落ちやすい家は買った瞬間からどんどん資産価値が低下していきます。ローンを支払い終える頃には価値は残っていません。
また、ライフスタイルの変化に対応出来ないというかなり大きなリスクを抱える事にもなります。家族構成の変化や身体的変化(老いる等々)、考え方の変化や転勤、転職、離婚リスク等々、ライフスタイルが変わる可能性は上げればきりがありません。これらに対応出来なくなるというのは実はかなりリスクです。

そうは言っても家を買わなければならない状況もあると思うのでアドバイスするとすれば出来る限り「資産価値が落ちにくい家」を買いましょう。
これは正直、人口減少、空き家増加、地下減少が起こっている日本では至難の業です。日本だとかなり条件の良いタワマン位でしょう。

ただ、それでも家を購入したい場合は以下の条件を意識して下さい。多少なりともリセール価格が高くなるので、家の資産価値の減少を抑えることが出来ます。資産価値が下がらない家を買えれば、当たり前ですが賃貸よりもお得に住めます。場所によっては買った時よりも売る時の方が高くなる場合もあり、その場合はお金をもらって住んでいた計算になります。(滅多に無いですが)


・周辺環境
昼間と夜間、平日と休日の雰囲気、騒音状況、日当たり、人通り等々を確認。近くに駅や学校、スーパー、コンビニ、公園、図書館等があると良い

・地盤
沼地や水田等の埋め立て地だと補強工事が必要な場合が多い

・土地の広さや形状
土地の形状が三角形や斜め、また広さが小さすぎないことを確認

・災害リスク
国土交通省のハザードマップで災害リスクを確認

・共有部分の管理状況
駐車場、駐輪場、ゴミ置き場などがきちんと管理されていることを確認

・隣家の状況
隣家の雰囲気や境界線はどうなっているかを確認


また、家を買う時は基本的にフルローンで買うと良いです。家の金利は恐ろしく安いので(実質1%以下の場合が多い)、借りれるだけ借りて持っているお金は投資に回しておいた方が賢いです。
例えば、4,000万円の家を買い、35年ローンで月々の返済が月10万円だったとします。4,000万円の元手があれば※4%ルールで見ても月13.3万円(年160万円)の収入があります。投資利益でローンを払えば、35年後も4,000万円は残ったままです。現金一括で払ってしまうとこうはいかないので、家は必ずフルローンで買いましょう。

※4%ルール
年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方。理論上、資産運用をしながら資産の4%で生活すれば、かなり高い確率で資産を減らさずに生活できる。


3.家賃

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家賃を払っている方は家賃も見直しましょう。

まずは基本ですが家賃がもう少し安い場所に引っ越せないか考えましょう。ただ、この際不便にするのはNGです。例えば、通勤時間10分の家から1時間かかる家に引っ越して家賃を下げる等はやめましょう。ストレスが掛かる節約は絶対に長続きしません。

考えるべきは部屋のスペックを下げる事です。築年数や広さが本当に必要なスペックなのかを検討してみて下さい。この際、「物を断捨離」 or 「実家に物を送る」 or 「倉庫サービス」を利用し物を減らすことで家賃が下げられる場合もあります。物も家賃がかかっていますので、よく検討しましょう。家賃を月1万円下げられるだけでも、年間12万円下がるのでかなりインパクトがあります。

【倉庫サービスオススメ】
サマリーポケット
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引っ越しが難しい場合は、現在の賃貸で家賃が下がらないか交渉しましょう。

交渉方法ですが、ネットで今住んでいる物件の空き部屋の家賃相場を調べてみて下さい。今住んでいる物件に空き部屋が無い場合は、近隣の似た条件の物件でも構いません。同じ部屋に2年以上住んでいる方なら、相場が下がっていると思います。相場が下がっていたら家賃交渉をしてみましょう。家賃交渉は大家か管理会社に連絡するのですが、最初は管理会社に連絡すると良いでしょう。その際、相場をもとにした根拠のある数字を言う事が出来れば家賃が下がる場合があります。(相場がいくら位なので、相場と同じいくらにして下さい!等々)

「家賃交渉を下げてくれたら長く住みますが、家賃が下がらない場合部屋を探します。」まで言うと下げてくれる場合もあります。意外と僕の周りでも家賃が下がった人が多いので是非交渉してみましょう。



4.火災保険

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自分で火災保険を選んだ記憶が無い方はほぼ間違いなくぼったくり料金の火災保険に入っているので今すぐ見直しましょう。火災保険を見直すことで年間1万円以上変わったりします。これから一生と考えると結構な額変わってくるので面倒くさがらず見直すようにして下さい。火災保険会社はネットで検索すれば沢山出てくるので見積もりを取ってから決めましょう。一度の見直しで一生で数十万円得するので絶対やりましょう。

賃貸の方は一応管理会社に火災保険を変更していいか聞きましょう。物件によっては指定の火災保険に入らないといけない場合もあります。

持ち家の方も見直しは必ずやってください。自分で選んだ記憶が無い場合、ぼったくりの保険に入れられている可能性があります。

また、意外と知られていない火災保険の使い方ですが、火災保険は火災以外のトラブルも補償してくれます。例えば以下。


・子供が壁に知らない間に落書きをしてしまった
・子供が壁や床にキズをつけてしまった
・意図せず物が倒れて設備(洗面台、クローゼット等)が壊れてしまった


意図せずに壊れたり、損害を与えてしまった場合に費用を負担してもらえるので有効活用しましょう。(加入条件によっては補償されない場合もあります。各自ご確認下さい)



5.光熱費

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光熱費で節約できることは意外と少ないです。

費用対効果を考えない人はここで細々としたルールを設けがちですが逆効果です。「電気の付け忘れ」や「シャワー時間を出来るだけ早く」等々無駄に神経質になり過ぎても節約できる金額がたかがしれてます。おそらく限界まで気を付けても月1,000円も節約になりません。であれば、ストレスを貯めずに普通に生活した方が良いです。あくまで節約は「努力せずに継続できること」を意識して下さい。努力が必要な事はストレスになり逆効果です。

一回見直してしまえば、努力せずに効果が出る光熱費の節約は以下です。


・電力会社の見直し
これは驚くほど簡単に切り替えられるので必ずやりましょう。場合によっては月1,000円以上変わりますし、一度見直してしまえばいつも通り生活するだけです。

・シャワーヘッドの交換
シャワーを手元のボタンで止められる機能が付いたシャワーヘッドに変えましょう。その方が使いやすいし、節約になります。また、今は節水効果があるシャワーヘッドもあります。節水されつつも使い心地は大きく変わらないので、切り替えましょう。


やらなくていい事(ストレス溜まる、費用対効果悪い)
・電気のこまめなON/OFF
・シャワー時間の削減
・湯船に入る回数を減らす
・最新家電を買う
・エアコン付けない


6.車

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まず最初に考えるべきは車が必要かどうかです。基本的に毎週必ず車に乗るって人以外は、カーシェアレンタカーの方が安いです。なので、持たない選択肢を選べる人は持たない様にしましょう。

ただ、日本の大半の人は車を所有する必要があると思います。車関係で節約出来る点は保険と購入時にリセールを意識する事ですので説明します。


まずは任意保険。これは必ず相見積もりを取りましょう。店舗を構えている代理店型の自動車保険は高いので、ネットで契約が出来るダイレクト型の自動車保険に入るようにしましょう。これだけでも月数千円変わります。どれだけ言っても車両保険に入る人がいますが、間違いなく不要です。意外と補償してくれる金額は低いので、入る必要はありません。万が一、破損したら自分の貯金から支払いましょう。逆に車両保険に入らなければ人生が終わってしまうような金額がする車は買うべきではありません。


次に車の買い替えについてですが、車は基本的に中古車を買った方がコストは下げられます。コストの事だけ言うと、ほぼタダ同然のぼろい車を買うのが一番良いのですが、そうもいかないと思うので車を買う時はリセールを意識して下さい。
リセールを意識するとは、自分が売る時の価格を考慮するという事です。例えば、500万円の車を買って3年後400万円で売るのと、300万円の車を買って3年後100万で売るのとだと、前者の方がコストが安くなります。初期費用が多少上がっても人気車種の人気グレード、人気色を買うのをオススメします。

このリセールを意識した買い物はお金持ちの基本ですのであらゆる場面で意識して下さい。よく聞く「お金持ちは価格ではなく価値を見て買う」の本質です。何を買う時も常にリセールを意識しましょう。(最近はメルカリ等の台頭で意識できてる人が増えてきましたが)

新車についてですが、新車はあなたが乗って新車じゃなくなった瞬間に大きく価値が下がるので基本的にはオススメしません。


7.スマホ料金

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これは見直しの定番ですね。少し前なら格安SIM一択だったんですが、最近は3大キャリアも格安プランを出してきました。どちらを使うかは自分の使い方に合わせて選んでください。

基本的には月3GB以上使う方だったり、通信速度等を気にするヘビーユーザーは3大キャリア、月3GB以下であったり多少の電波の繋がりにくさは気にならないライトユーザーは格安SIMというイメージで良いです。自分は仕事でもプライベートでもかなりスマホを使うので、3大キャリアを使っています。

今の時代月に5,000円以上スマホ代を払う必要がある人は皆無だと思うので、月5,000円以上払っている人は早急に見直しをして下さい。



8.ふるさと納税

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ふるさと納税もデメリットが一切ない節税なので必ずやりましょう。
ふるさと納税とは簡単にいうと2,000円の手数料を払うだけで、数万円の返礼品がもらえる制度です。2,000円支払って2,000円以上の物品をもらえるのでやらない理由がありません。これは直接税金が減るわけでは無いですが、自分が食べるお米等を返礼品に選ぶことで間接的に節約することが出来ます。年収次第ですが、ふるさと納税だけで年間数万円は節約できます。

ふるさと納税のやり方は以下のサイトがわかりやすいと思います。
自分がふるさと納税できる金額も簡単にシミュレーション出来ます。

https://www.furusato-tax.jp/about/howto?about

ちなみに僕は毎年ちょっと豪華なお酒や食品を返礼品に選んで実家に送ってあげてます。親もふるさと納税の返礼品だと言えば気を使いませんし、こちらも2,000円で豪華なプレゼントが出来るのでWIN-WINだと思います。



9.副業

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会社員が副業を始めることは「攻め」にもなるのですが、実は副業は「守り」としても優秀なんです。
尚、ここで言う副業とはアルバイト等の労働収入ではなく、自分で事業を行う事業収入を指します。事業と言ってもそんなに難しいものではなく、例えばブログを書いて商品を紹介したり、自分でハンドメイドで商品を作ったり、せどりをしたりすることも立派な事業です。これらの副業が守りとして優秀な理由は以下です。

・経費が使える
・控除が受けられる
・社会保険料が掛からない


1つずつ説明します。

まず「経費が使える」ですが、サラリーマンにはなじみが薄いこの「経費」が使えることはかなり大きいです。
例えば、自宅で副業を行っているなら自宅の家賃や電気代、車、スマホ代の一部を経費として計上できます。また、その他にも事業の為の物であればパソコンや作業机、本、セミナー代金、コンサル代金、教材代金、交通費、飲み会代金なんかも経費計上出来ます。この経費をうまく使いこなすことで年間数万円~数十万円節税が出来ますので大きなメリットです。


次に「控除が受けられる」ですが、事業所得として稼いだお金には「青色申告特別控除」を適用させることが出来ます。(以下の条件有り)
どちらも難しい条件では無いので、問題なく適用できると思います。
青色申告特別控除は65万円の控除になるので20万円前後の節税効果が期待できます。

・複式簿記で記帳していること
・電子申告で確定申告すること


最後が「社会保険料が掛からない」ですが、みなさん社会保険料ってどのくらい支払ってるか把握してますか。ざっくり年収の15%程を払っています。例えば年収400万円の人なら年間60万円の社会保険料を支払っています。これってかなり大きいですよね。ちなみに年収400万円の人の所得税と住民税を足しても30万円以下です。社会保険料の60万円がいかに大きいか理解頂けたと思います。

この社会保険料が実は副業分には掛かりません。つまり、「本業年収500万円」の人と、「本業年収400万円+副業年収100万円」の人を比較すると以下に様になります。

【社会保険料比較】
本業年収500万円⇒社会保険料:72万円
本業年収400万円+副業年収100万円⇒社会保険料:58万円

その差は14万円もあります。同じ額を稼いでいるのに副業で稼いだ方が月1万円以上も手取りが多くなる計算です。また、この額は副業で稼げば稼ぐほど、本業一本で稼いでいる人よりも差が大きくなっていきます。


以上、紹介した3つで大きく節約することが出来ます。うまく組み合わせることで年間数十万円~数百万円違ってくるでしょう。これだけメリットが大きい副業をやらない理由は無いです。



10.カードローン、リボ

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新社会人の多くがはまってしまうカードローンとリボ地獄。
あまりにお手軽に利用できるので多くの人が手を出してしまいがちですが、絶対に使ってはいけません。これらがヤバイ理由はなんといっても手数料の高さです。大体年利で15~18%程度に設定されていることが多いです。年利15~18%のヤバさが伝わらないと思うので具体例を示します。

例えば以下の条件でリボを利用したとします。

借入金額:100万円
手数料:年利15%
月々の支払額:2万円

よくあるパターンですが、この場合あなたは総額いくら支払わなければいけないと思いますか?

答えは、総額158万円です。

100万円しか使ってないのに158万円も支払わされるのです。
どれだけリボの金利が高いかわかったと思います。こんなものを使ってたらせっかく溜まるお金も溜まりません。また、リボが厄介なのがクレジットカードを作った際に自動的にリボ払いになるオプションが付けられている場合があることです。また、「リボ払いにするとポイント還元!」などのキャンペーンもよくやっているのでこういった罠にはまらないようにして下さい。



11.借金返済

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基本的に年利4%以上の借金は全力で返済しましょう。この4%というのは4%ルールから来ています。年利4%以上で元本が保証されている投資は無いので、年利4%以上で借りている物はすぐに返していきましょう。カードローンなどは年利15~18%など暴利なので、1日も早く返済し今後利用しないようにしましょう。

お金が無くてすぐには返せない人も以下の方法で出来るだけ早く返済しましょう。

・親、親族に借りる
・銀行系のおまとめローンに切り替える

親なら無利子で立て替えてくれることが多いと思いますし、銀行系のローンでも金利は10%前後に抑えられているので年利15~18%のものはすぐに切り替えましょう。家などの金利が低いローンは無理に返さずに、その分の資金を投資に回した方が良いです。



12.物欲

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お金持ちの人に聞くとわかりますが、基本的に物を買って心を満たそうとするとキリがありません。どんどん高いものが欲しくなりますし、どんどん違うデザインの物が欲しくなります。買った時には一瞬心が満たされた気分になりますが、少し経つとまた別の物が欲しくなります。つまり、いくら色んな物を買っても、物で心を満たすことは出来ないのです。なので、人と比べたり、見栄で物を買うのはやめましょう。物で幸せを買う事は出来ません。物欲を抑制するコツとして僕が実践している3つのルールを紹介します。


・セールで物を買わない
買う理由が「セールだから!」や「安いから」なら物を買うのはやめましょう。それは買っているのではなく買わされている状態だからです。
セールで興奮状態の時は冷静な判断が出来ません。セールで見つけた商品でも、必ずセールが終わるまで少し冷静になって悩んでみて下さい。おそらくセールが終わるとほとんどのものは買わないのでは無いでしょうか。その場合は値段で物を買おうとしていたという事なので、買わなくて済んだという事になります。セールが終わってもまだ買おうと思うなら買っても良いです。セール時期に買うのと比べ多少損したように感じますが、トータルで見るとほとんどの物を買わなくなっているので支出は減っています。



・出来るだけ時間を空けて買う(最低1週間)
何か欲しいものを見つけた時は一度冷静になって考える癖を付けましょう


「絶対に今買わないと困るのか?」

「来週でも良いんじゃないか?」

「来月だとダメなのか?」


と自身に問いかけましょう。このポイントは一度頭を冷静にすることと、買う時期を出来るだけ後ろにズラすことで忘れる or 気持ちが変わることを狙っています。これをやると緊急性が低い服や装飾品関係は半分以上買わなくなります。



・4%ルールで比較する
4%ルールとは投資金の4%を毎年崩して使う分には、ほぼ投資金は減らないという黄金のルールです。逆を言うと使いたい額の25倍を運用する必要があります。この理論を逆手に取り、何かを買う時は25倍の金額と比較しましょう。例えば3万円のバッグが欲しい場合、「このバッグを買うには75万円の投資金を1年間運用しなければいけないのか・・・」と考えることで、急に買う必要が無いと思えるようになります。「この金額を投資で稼ぐにはどのくらい必要なんだ?」と常に意識することで、劇的に物欲を減らせます。



13.中古至上主義

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基本的に消耗品以外の物を買う時は、フリマで買い、フリマで売るようにすることでかなり支出を抑えられますし、無駄に物が増えません。
中古で買って、中古で売れば価値はほとんど下がらないので、かなりお得に色々買えます。本なんかも全て「フリマ手数料+200円(送料)」位の値段で読めます。家電なんかを買っても定価の5割~7割位で買えて、綺麗に使っていればほとんど同じ値段で売れます。

日本は新品信者が多いので、中古品の値段が極端に安いです。しかもその割に、状態がかなり良いので中古品天国です。

最悪「ほぼ新品」や「未使用品」でも良いので、新品を買うのをやめてみましょう。また、商品を選ぶときは出来るだけリセール価格を意識してそれなりの物を買うようにしましょう。いくら安くてもリセール価格がタダ同然になってしまうような物だと実はお得じゃないことがほとんどです。物を買う時は出口まで意識して買うようにしましょう。


14.資産価値至上主義

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世の中には価値が落ちにくいものと、価値が落ちやすいものがあります。
例えば極端な例だと、消耗品は使ってしまえば資産価値はゼロ円になります。逆に高級時計ブランドのロレックス等は、価値が上がっていくものとして有名ですよね。このように何か買う時は資産価値が落ちにくいものを選んで買う事で、自分が持っている資産を守ることが出来ます。

消耗品はどうしても生活に必要だと思いますが、必要以上に高いものを選ぶのはやめましょう。新築一軒家やブランド服、外車等は買うとしても気を付けないと大きく資産価値を下げる可能性があるものです。逆にロレックスやアップル製品、フェラーリ、金銀ダイヤモンド等は資産価値が落ちにくいのでお金持ちの人に好まれます。何か買う時はこの「資産価値にどのような影響を与えるか」を意識するとお金を守ることが出来ます。



15.コンビニ

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コンビニで売っている物は割高で体にも良くないものが多いので、出来るだけ利用しない様にしましょう。浪費癖がある人はコンビニに毎日行く人がかなり多いです。コンビニは買う予定が無かったお菓子や飲み物を買ってしまう事が多いですし、健康にも良くないので行かないようにしましょう。自分はコンビニでコーヒーか水しか買わないと徹底出来ているので偶に行きますが、余計なものを買ってしまう人は行かない方が良いです。



16.キャッシュレス決済

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普段の支払いについてですが、基本は全てキャッシュレスにして下さい。理由はキャッシュレス決済はメリットしかないからです。主なメリットは以下のとおりです。

・衛生的
・ポイントが付く
・決済時間が短い
・家計管理がし易い
・財布を持たなくて良い
・現金を管理するコストが掛からない(ATM手数料等)


現金払いするメリットが無い位キャッシュレスはメリットだらけです。ポイント1つ取っても、例えば楽天payなら楽天カードでチャージして使うとポイントが1.5%付きます。普段の買い物が全て1.5%還元されるのは大きいです。年間で数万円は変わってくるでしょう。

また、現金コストが掛からないのも大きいです。ATMを利用しなくてよくなるだけで手数料も時間も浮くと思います。更に支払いも衛生的かつスピーディーになるのでそこでも時間が浮きます。年間にすると結構お金も時間も節約できますし、何よりストレスが減ります。現金のせいで日本として毎年数兆円規模の損失が出ているので早くオールキャッシュレスになれば良いなと思っています。みなさんも今すぐオールキャッシュレスにして、日本のキャッシュレス化を推し進めましょう。

最後にキャッシュレス決済は自動的に支払い履歴が残るので家計管理もし易いです。コンビニでいくら使っているのか、スーパーでいくら使っているのか、自動販売機でいくら使っているのかが一目でわかります。※自動販売機も最近はキャッシュレス対応が増えています。



17.ネット銀行

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可能な限りキャッシュレスにして、現金関係の手数料とはおさらばしたいところですが、どうしても現金を下ろしたり、振り込んだり、残高を確認したりが必要な場合があると思います。ただ、これらの行為の為に手数料を払ったり、無駄にATMに行っているなら今すぐやめましょう。

ネット銀行なら毎月何回かはATM手数料無料な所が多いです。僕は住信SBIネット銀行を数年使っていますが、ATM手数料も振込手数料も1度も払ったことがありません。

住信SBIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/contents/charge-atm/

振込や残高確認も銀行のネットバンキングを利用すればいつでもすぐに出来ます。振込や残高確認のためにATMに行くのはやめましょう。



18.口座

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口座は以下の2つに分けるようにしましょう。

・普段使い&貯蓄用口座
・投資用口座

普段使い&貯蓄用口座は普段の生活で使う用の口座です。
ここには生活防衛資金として「月の支出×6ヶ月」分くらいを常に貯めておくようにして下さい。そして、そこから溢れたお金は投資用口座に毎月移動させましょう。

投資用口座に溜まったお金は株式や債券、不動産等の投資に使って下さい。どういった物に投資をすれば良いのかは次回Noteの「お金の攻め方編」で解説します。

尚、普段使い用と貯蓄用を分けたいという方もいると思いますが、ここは好みに応じて分けても構いません。個人的には口座やカードを分け過ぎると手間が増えるので出来るだけ最小にしていますが、分けたい方は分けましょう。ただ、多くても口座は3つあれば十分なので、これ以上は増やさない様にしましょう。増やし過ぎると財産を把握しづらくなり、逆にお金の管理が雑になります。



19.サブスクリプションサービス(月額サービス)

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今、みなさんが入っているサブスクサービスを即答できない場合は、必ず見直しを行って下さい。サブスクサービスは固定費なので、1つ解約出来た時の効果が大きいです。

ポイントは1ヵ月使わなかったサービスは即解約することです。大体のサブスクサービスは再入会を認めていると思うので、ひとまず1ヵ月使ってなかった or 忘れていたサービスは解約してみましょう。解約してまた必要であれば契約すれば良いだけです。何も損はしていません。

まれに一度解約すると再入会に制限があるサービスもありますが、そういった場合は2ヵ月使わなかったら解約で良いです。お金を払っているのに2ヶ月も使わないサービスはおそらくあなたの人生に不要なサービスです。即解約しましょう。

残ったサブスクサービスは一覧にしてすぐ確認が出来る所にメモしておいて下さい。その際、サービス名と金額を合わせて書いておくようにしましょうい。そして、毎月一度は見直しをしましょう。何も管理しないと不思議なものでどんどん増えて行ってしまうので、目に見える形での管理は大切です。



20.飲み代

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大抵のお金の本だと絶対に削れと言われる項目ですね。笑

僕的には飲み会はその人の環境や職業、性格によってかなり事情が違うので一概には削れと言いにくい項目です。


ただ、1つみなさんに覚えておいて欲しいのは、僕の周りの経営者や投資家等のお金持ちの人たち全員が「昔使った飲み代が一番無駄なお金だったな~」と口を揃えて言っています。笑

そして、それは僕も一緒です。服や装飾品等は物として残りますし、旅行等は思い出として残りますが、飲み代だけはおしっことして出ていくだけなんですよね。

ただ、全く飲みに行かないのが正しいかと言われればそうとも言えません。


僕の基準としては心から行きたい飲み会以外は行かないです。

行きたくない会社の飲み会、気分が乗らない飲み会は全て即答で断って良いです。そんなことに時間を使ってられるほど人生は長くありません。そこは割り切りましょう。

ただ、たまに「〇日夜空いてる?」っていうズルい誘い方をしてくる人がいます。
「空いてるか、空いてないかはその内容次第だよーーー!!!」って叫びたいのを我慢してこう返しましょう。


「ごめんなさい。その日予定有るんですよね。でも、もしかしたらズラせるかもしれないので内容教えてもらえますか?」


です。予定が入ってなくてもすぐにこれを即答して下さい。なんだったらちょっと被せ気味くらいの方が良いです。

内容を聞いて行きたい飲み会だったら、少し時間を置いてから「予定ズラせてもらえて出席できそうです!」で良いですし、微妙な飲み会だったら「ごめんなさい。やっぱり相手がどうしても予定ズラせないみたいで。欠席でお願いします。」で大丈夫です。

内容を聞き回答まで猶予をもらえ、出席でも欠席でも相手に嫌な思いをさせない最強の返しです。これは心理学的にも有効な答え方です。

是非使って無駄な飲み会はゼロにして下さい。


ちなみに「予定って何?」とか聞いてくるKY(古いか)な人には「学生時代の友人がたまたまこっちに来てて、ご飯行く予定なんですよね」でOKです。もし、嘘つくのが苦手な人は実在する友人を一人明確にイメージしておくと良いです。何を聞かれても実在するので即答できると思います。

まぁ、さすがにそこまで詮索して来ないと思いますが、深く詮索してくるような人とは縁を切っても大丈夫です。笑



21.医療費

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将来の医療費を下げる為に、以下は定期的に行って下さい。
人生トータルで見た時にお金を守れます。

・健康診断
・歯の定期健診


人生は体が資本なので重い病気にかかると損失がかなり大きいです。
例えば、ガンに罹った場合かなり初期段階で見つけることが出来た場合は通院で済みますが、発見が遅れれば遅れるほど症状が重くなり入院期間も長くなります。その場合、治療費等はもちろんのこと入院期間中は丸々働けなくなってしまいます。1ヵ月働けなかっただけでもその損害は数十万円以上になるでしょう。

また歯についてですが、歯は見た目にかなり影響を与えるので大事にして下さい。見た目を整えることは一見お金とあまり関係ないと思われがちですが、大いに関係があります。アメリカでは「歯が汚いと一流企業に就職出来ない」と言われている程ですので、最低限身だしなみは整えましょう。

歯の治療は虫歯程度であれば保険が適用されるので高額になることは少ないですが、それでもお金と多くの時間が奪われます。更に最悪なのは、虫歯が進行して高額な治療が必要になった場合です。基本的にきれいな見た目になるように治療してもらおうと思うと保険適用外になり数万円~数十万円のお金がかかります。また治療期間も長いです。定期的に歯の検診をする人と、歯にズボラな人だと一生でお金にして数百万円違ってくると思います。

また、医療関係で言うとレーシック、ICLや脱毛なんかがオススメなのですが、それらについては次回の「お金の攻め方編」で書きます。



22.タバコ、ギャンブル

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これは当たり前ですが、やめましょう。百害あって一利なしですね。

タバコを毎日1箱吸っている人はタバコを止めるだけで、月15,000円浮くので老後の年金問題どころか色々解決出来ちゃいます。また、喫煙者あるあるなのですが、タバコ吸う時ってついついコーヒー買っちゃうんですよね。タバコを買う為に入ったコンビニで他の物も買っちゃったりもします。毎日1箱吸う人はタバコ辞めるだけでおそらく月2万円は浮くと思います。

月2万円といってもいまいちイメージが湧かない人の為に、例をあげます。20歳から65歳までタバコを吸ったとして、そのお金を全て米株(年利9%)に入れた場合と比較しましょう。


その差はなんと約1億3千万円です。


ちょっと額が大きすぎて引きますね。タバコを1日1箱吸うか吸わないかで、65歳で1億3千万円違ってきます。これだけあったら老後豪遊できますね。笑
1億3千万円損したくない人は今すぐやめましょう。


ギャンブルはまぁ言わずもがなですね。個人的にはお酒やタバコと比にならないぐらい人生を壊す可能性が高いと思っているので、ギャンブル癖がある人は早めに治しましょう。ギャンブルにはまってしまうと1億円貯めても1日で溶かしちゃったりするのでかなり危険です。パチンコやスロット、競馬、競輪、競艇等から、海外のカジノ、宝くじまで期待値がマイナスのものは全て手を出さないで下さい。かならず胴元が勝つようになっています。


実は僕も若いころはタバコもギャンブルもやっていましたが、今は辞めています。この2つについては僕が考える究極の辞め方があるので、需要があればNoteにしたいと思います。



23.マーケティグ手法

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世の中の商品、サービスはあの手この手を使って皆さんに迫ってきます。
様々なマーケティング手法を用いて、本当は必要が無いものまでみなさんに買わせようとしてきます。こういった罠を回避するために必要なのは知識だけです。相手の手口を知っているだけで大抵の場合は罠を避けることが出来ます。ここでは知っておくべき代表的なマーケティング手法を3つ紹介します。


・フリー戦略
皆さん例えば「5,000円以上で送料無料」や「ピザを2枚買えば1枚タダ」、「3,000円以上のお買い物で駐車場が無料」等々を見たことはありませんか。これはフリー戦略と言って「無料」をエサに消費を促す戦略です。本当に必要な場合はお得なことが多いのですが、本当は必要ないのに無料につられて行動してしまっている場合は注意が必要です。人は「○○%OFF」よりも「無料」に強烈に惹かれることが行動経済学でわかっています。フリー戦略で消費行動を促された際には、「あ、これはフリー戦略だな。」と頭で認識するだけでも無駄な消費行動を抑えられます。


・フレーミング効果
フレーミング効果とは、「同じ意味のことでも表現方法が変わることで印象がガラリと変わる効果」のことを言います。よくマーケティングで使われる表現は以下の通りです。

「タウリン1g配合」⇒「タウリン1,000mg配合」
「9人が満足、1人が不満足なサービス」⇒「満足度90%のサービス」
「1年で36,500円」⇒「1日たったの100円。毎朝の缶コーヒー代と同じです」
「5点購入で20%引き」⇒「4点購入で1点無料」

圧倒的に後者の方が印象が良いと思います。しかし、これらは全て同じ商品です。こういった文章を目にしたときは冷静になって前者の文章に変換してみると良いでしょう。商品の本質が見えてくると思います。


・感応度逓減性( かんのうどていげんせい )
金額が大きくなると感覚が鈍ってしまうという性質です。
例えば、普段ボーナスを30万円もらっていた人がボーナス40万円に上がるのと、普段200万円もらっていた人が210万円になるのとでは、前者の方が得をしたように感じるでしょう。このように同じ金額の増減であっても、元の基準値が大きければ大きいほど感覚は鈍くなっていきます。

この「大きな金額に関しては損得に関する感覚が鈍くなる」という原理を使って、大きな金額が動く家や車の購入、結婚等のイベントではこれでもかという位セールスされます。例えば以下の通り。

「50万円でキッチンをアップグレード出来ます」
「オプションでカーナビも10万円で付けられます」
「もう20万円で選べるドレス衣装の種類が増えます」

普段であればキッチンのリフォームに50万円も支払わなければ、今はスマホで代用できるカーナビに10万円支払う事も無いでしょう。ただ、支払う金額が数百万円や数千万円になると10万円が誤差程度に見えてきます。しかし、どんな時でも10万円は10万円なので、いらない物はしっかりと断りましょう。


今回は代表的な3つを紹介しました。この他にも様々なマーケティング手法で販売者は皆さんの財布を狙ってきます。大事なのはマーケティングに踊らされずに冷静に判断すること。相手の戦略を知っておくことでどんな時でも冷静に判断をすることが出来ます。



24.金の冠をかぶった雀

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世の中では「財産を見せびらかすと、身を亡ぼす」という大原則があります。「金の冠をかぶった雀」というお話が有名ですね。少し資産が増えると多くの人が以下のことをやりがちです。

・飲み屋で現金、ブラックカードを見せびらかして飲み歩く
・露骨にブランド服や煌びやかな装飾品を身にまといだす
・タワマンに住み、高級車を乗り回すようになる
・行動や言動が高飛車になり、全て金で解決しようとする
・常に儲け話しかしなくなる


たしかにこういった行動を取ると周りに人が寄ってくるので、自分に魅力があるように錯覚します。ただ、この時寄ってくる人はあなたの魅力に惹かれているのではなく、完全にお金の魅力に集まってきているだけです。多くの場合は資産が尽きるまで奢らされたり、商品やサービスを営業されたり、投資、詐欺、盗難のリスクにさらされ続けます。

賢い資産家は財産を見せびらかしても何もメリットが無いことを知っています。こういった事が全てダメと言っているわけではありませんが、過度な金持ちアピールは控えた方が良いでしょう。



25.お金の貸し借り

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お金は基本的に貸さない事です。どうしても貸す必要がある時は、あげたと思って貸して下さい。お金の貸し借りはどう転んでも関係に亀裂が入ることがほとんどです。私も19歳の頃、30歳くらいの職場の人に40万円貸したことがあるのですが無事音信不通になりました。

お金に困っている人がいたらお金をあげるのではなく知恵を貸してあげて下さい。そこでお金をあげてもその人は必ず同じことを繰り返し不幸になっていきます。自分がお金を借りる時も必ず銀行等の金融機関から借りるようにしてください。「金の切れ目は縁の切れ目」とも言います。お金の貸し借りは絶対にやめましょう。



26.詐欺、投資話

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基本的に向こうから来る投資話は100%詐欺だと思って間違いないです。
本当に儲かるなら自分でやりますし、人にオススメする理由がありません。

また、詐欺かどうかを見極めるポイントとしては年利9%を超えたらまず疑って下さい。株式投資の平均利回りでも5~7%程です。かなり優秀な米株でも年利9%です。確実に9%を超える利回りであれば世界中の人が投資したい案件なので、資産が少ないあなたの所に情報は来ません。

また、元本保証の場合4%を超えたら怪しいです。4%ルールが有名なように、4%を超えているの100%元本保証というのは普通あり得ません。同じく元本保証で4%を超えていたら世界中の人が投資したい案件になります。世界中の人が投資したい案件なのに、投資者を募っている時点で怪しさMAXです。そんな美味しい投資案件があったら営業しなくても投資者は集まってきますし、資産が少ない人に営業をかけるなんていう非効率なことはしないでしょう。「極秘」や「公表前」、「幹部と知り合い」等の言葉は詐欺師の鉄板ワードなので注意して下さい。

ついでに言っておくと、今は仮想通貨業界がバブルなので僕も下記のようなNoteを出しています。しかし、こういった手法はバブルの時のみ使える一時的な物です。いつ通用しなくなるかは誰にもわかりません。下記は怪しい詐欺的な物ではなく仮想通貨業界では一般的な手法になります。詳しいやり方を知りたい方は是非ご覧になってみて下さい。


また、コロナによりコロナを関連付けた詐欺が横行しています。こういった特殊詐欺と言われる詐欺の被害額は日本で年間300億円とも言われています。投資の世界では何よりも「負けない事」が大切なので、少しでも怪しいと思った話には絶対に乗らないで下さい。



27.浪費リスク

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急にお金を持った人で多いのがこの浪費で資産を失ってしまうパターン。
これはお金の知識が無いばかりにお金を使っているつもりが、完全にお金に使われてしまっている状態です。お金は物凄く力を持っている為、見せびらかしたりすると色んな人を呼んでしまいます。お金に寄ってくる人たちは基本的にどうすればあなたからお金を取れるかを完全に熟知している為、あっという間に全財産を持っていかれてしまうでしょう。

浪費しないようにするためには絶対に生活水準を上げないこと。一度上げたものを下げるのは不可能に近いので生活水準を上げ始めると歯止めが利かなくなります。



28.被災、盗難リスク

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震災が多い日本では意外と被災リスクも大きいです。地震で家が崩壊したり、地震により併発する火災や津波などが起これば家に置いてある資産はすぐに無くなってしまいます。

対策としては家にあまり大金を置き過ぎず、お金は出来るだけたくさんの場所に分散させましょう。銀行口座や証券口座、不動産、債券、金、事業等々。あまり現金を現物で多く持っている必要は無いと思うので気を付けて下さい。



29.インフレリスク

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インフレと言えばジンバブエのハイパーインフレが有名だと思いますが、インフレも資産を失ってしまうリスクの1つです。インフレとはお金の価値が下がることです。

例えば、ある日突然日本全国民に1億円支給されたとしましょう。そうすると社会はどうなると思いますか。そうです。もちろんインフレを起こします。昨日まで100円で買えていたものが何倍にもなることは容易に想像が付きます。ジンバブエではトイレットペーパーよりも紙幣の価値が低くなってしまったので、紙幣でお尻や手を拭いていたりしたそうです。実は日本も戦後にインフレを起こした過去があるので他人事ではありません。

ハイパーインフレ以外でも実感が無い方もいると思いますが、今の日本でも緩やかにインフレが進んでいます。現状、数年で1%という速度なのであまり意識していないとは思いますが、確実のお金の価値は少しずつ下がっています。

インフレは現金の価値が下がってしまうので、現金以外に投資しておくことで対策することが出来ます。例えば株式や不動産、金などです。インフレを起こしてもこれらの価値が下がるわけではないので、インフレに強い資産とされています。必ずポートフォリオに入れて、対策しておきましょう。



30.マネーリテラシー

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この世の中はうまく出来ていて、基本的に情報弱者が情報強者に搾取される構図になっています。その為、自分の資産を守るためには勉強して情報強者になるしかありません。僕も今でも毎月お金の本を読んだり、Twitterを始めたりして自ら情報を掴みに行き、情報感度を高めています。昔は肉体的に強くなければ自分や周りの人を守れなかった様に、今は知識が無ければ自分だけではなく周りの人も守ることが出来ません。最近はSNSのおかけで情報が民主化されましたが、格差は大きくなっているように感じます。全員が同じ情報にアクセスできるはずなのですが、情報弱者はゴシップやバラエティー等の情報にしかアクセスしません。その為、学ぶ人はどんどん富んでいき、学ばない人はどんどん貧しくなっていってるのを感じます。今は努力がかなり報われやすい時代だと思うので、積極的に自ら学びに行きましょう。そして学んで必ず実行していきましょう。



31.マネーフォワード

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これは完全に個人的な意見ですが、マネーフォワードという家計簿アプリは絶対に入れた方が良いです。月額500円ですが、月額以上の価値が間違いなくあります。マネーフォワードのメリットは以下の通りです。

・家計簿を自動作成
・レシート撮影で自動入力可
・銀行と連携でき入出金・残高が見れる
・ポイント、電子マネー、仮想通貨も連携出来る
・お金の出入りをカテゴリー化、グラフ化出来る
・クレジットカードと連携して引き落とし金額、引き落とし日がわかる


まず、今自分の総資産がいくらなのかを見れるのがデカいです。今このNoteを読んでいる方で自分の総資産を即答できる人が何人いるでしょうか。マネーフォワードなら常にリアルタイムの総資産を目視できるので、お金の無駄遣いが確実に減ります。

また、銀行口座の入出金履歴/残高、クレジットカードの利用履歴/利用残高、各キャッシュレス決済の残高/ポイントもアプリ上で一括で確認できるのでお金の管理に使う時間も大幅に短縮できます。

僕はマネーフォワードの回し者でも何でもないので特にリンクを貼ったりしませんが、気になった方は是非検索して使ってみて下さい。



番外編①:ケチと倹約

これまでお金の「守り方」について書いてきましたが、確かに倹約は大事ですがケチにはならないで下さい。ぼくの中でケチな人というのは明確な定義があります。

それは「大切な人にお金が使えない人」です。

何も贅沢をしたり、誰にでも奢ったりする必要はありません。ただ、家族や恋人、親しい友人等には感謝の意味も込めてお金を使ってあげましょう。僕がオススメしているのは必ず誕生日を祝って上げることです。誕生日は誰にでも年に1回必ず来るので、普段の感謝を伝えるチャンスです。祝われる方も誕生日であれば変に気を使い過ぎないと思うので、感謝を伝えてみましょう。こういったお金の使い方は絶対に無駄ではありません。


番外編②:iDeCo、NISA

iDeCoやNISAなどはお金の守りの部分(節税)と攻めの部分(投資)の両方を持ち合わせている為、「攻め方編」と「守り方編」のどちらで書くか迷いましたがどちらかというと投資要素が強いと考えたので「攻め方編」で詳細を書くことにしました。次回作を楽しみにしていて下さい。




◆最後に

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ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

今後もこのような投資、節約、副業、遊び関連の情報を毎日Twitterで垂れ流していきます。

こういった情報はまだいくつかストックがありますので、是非Twitterをフォローしておいて下さい。僕がNoteを出すときは必ず最初にTwitterで無料モニターを募集しますので、次回作は是非応募いただけると嬉しいです。


最後にみなさんにお願いがあります。

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スキが多かったら、毎月Noteを書こうと思っています。
また、スキを押してくれた方限定の企画も今後考えています。


他にもNote出していますので、興味がある方は覗いて行って下さい。

以上、引き続きクロをよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。



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