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『花束みたいな恋をした』を観て佐野元春の『情けない週末』の歌詞を想う。💐

今話題の映画「花束みたいな恋をした」を鑑賞した。私は脚本家の坂元裕二作品のファンなので何の知識も入れずにいった。坂元裕二さんの作品は男性なのに何故あなたは女性の心情をここまで深く書けるのですか?と毎回感動しています。特に 芦田茉奈ちゃんの演技がすごい「Mather」 は素晴らしかった。様々な角度からの母の姿を描きすごい脚本家だなと認識してからはほとんどドラマ作品を見ています。

花束~に戻ります。あらすじを簡単に書きますと

①21歳の大学生の男女が2015年冬偶然に出会う。二人は好きな本や同じ靴同じ趣味に感動して交際のスタート

②付き合い始めて10ケ月目までは蜜月期 二人のデートは最高に楽しそうでまさにラブラブな状態

③10ケ月過ぎた頃同棲のスタート。駅から徒歩30分の川が見えるマンションに住む。麦(須田)はイラストのアルバイト 絹(有村)は就活が上手くいかずアイスクリーム屋さんでアルバイト。それでも仲良く暮らす同棲8ケ月位までは。

④お互いの両親が来て就職するよう諭され。麦は仕送りを止められたためイラストの仕事は一旦あきらめ就活するようになる。絹は就職が決まる。ここでは絹は麦を応援しながら仲良く暮らしている。

⑤就活半年後位にやっと麦の就職が決まる。物流会社で忙しく土日も仕事が入り絹とのデートの時間も取れない。麦に余裕がなくなりすれ違い。倦怠期というか互いに対する感情が冷めていく。

⑥2019年2月 互いの友人の結婚式に破局。 6月同棲解消。

と時系列ではこのような内容です。色々思う事はありそれぞれの視点で感じる事が違うと思いますが私は「情けない週末」の歌詞にある[生活といううすのろがいなければ。。。生活といううすのろを乗り越えて。。。]の歌詞が浮かんだのです。元春風に言えばこの花束~の二人は生活といううすのろを乗り越えられなかった。のかなと好きじゃない人と惰性で一緒にいられない。それは自分ではどうすることもできない。だから愛ではなく恋をした。んでしょうね。

坂元作品が大好きなのでまた感想等投稿します。

#花束みたいな恋をした #佐野元春 #情けない週末 #恋愛

#映画





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