制約は、創作を刺激する。
企画作家・氏田雄介さんが22日から開催されている #10文字ホラー大賞 がすこぶるたのしい。
10文字。
その制約が絶妙で、イメージを加速させて、ジャンプする。制約は、創造を刺激する。
完全自由では思いつかないのに、枠があるとそこに当てはめようといろんな思考が見つかるのがふしぎだ。
沼だ。たのしい。
制約をどう乗り越えるか、どう活かすか。みんなそれぞれめちゃくちゃ工夫があって、Twitterでタグを掘るの最高におもしろい。
ゾクッとするものから、ぎゃーっと過去の記憶が呼び起こされるもの。とんちのきいたもの。
なんとか当てはめようとするエネルギーがより良い作品を生む。気がついたら一日ちょっとで7つも作ってた。沼だ。
反則でナンセンスだけど、ちょっとだけ解説付きで紹介します。みんなも作ろう!
1.大丈夫まだ動いてたよ
対象がはっきりしないからこそ、こわい。
なにが……?というこわい。
2.黄色い線の内側まゴキ
10文字内で「その瞬間」を表現するための、ま。日常が一変するこわい。
3.さっきまで息してた肉
漢字って内在する意味以上のイメージが宿る。
無機質なこわい。
4.炭素水素窒素あとは脳
ちょっとずつ分解。キャトラたら人体もただの要素。SFなこわい。
5.すべて選択→値で保存
数式が全滅する。エクセルこわい。
6.はいじゃあペア作って
誰しもヒヤリとしたあと嫌な時間を呼び起こす。胸が苦しいなるこわい。
7.死死死死死死死死死死
寒いと一言添えて。ダジャレのこわい。
+
Twitterならではの「誰が言ったか」も10文字ににじむのがおもしろいな。
2021年6月30日 23:59 まで募集なので、たくさん作りたい。出会いたい。たのしもう。
おわり。
待てうかつに近づくなエッセイにされるぞ あ、ああ……あー!ありがとうございます!!