自由律俳句を供養する日記。
ほんとはnoteをもくもくと書く会に参加する予定だったのだけど、事情で断念。泣く泣くお断りの連絡をして、帰り道又吉さん村上さんの「それ、どうやって作ってるんですか?」をアーカイブで観た。おもしろかった。
急遽長男が体調を崩して、仕事明け急いで帰宅する。次男イヤイヤ期にいに大好き暴走特急搭載型のため、風邪で弱ってる兄を見かねてとにかくおもちゃで「元気だそ!?!?」と叩きまくるらしい。いつもやんわり反撃してる長男も、さすがに無理でベッドに逃げ込み、シノさんにも風邪がうつりはじめ……と、地獄絵図序章の一端をラインで読みつつ、急げ!と念じても早くはならない電車に揺られて帰った。ゼリーやら冷凍パスタやらうどんやら、とにかく食べたいもの、手抜きができるもの、テンションが上がりそうなものをどっさり買っていく。うちは「風邪のときは食べたいものを食べる。抜ける手はあらゆる手段で抜く」のが家訓である。だって風邪やぞ???
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又吉さん村上さんのインタビュー対談?めっちゃよかった。創作について、無理に方法論やテクニカルに落とさずに自然体で話してくれて、見てて安心してたのしい。こういう創作の話って、本人たちにその気はなくても詰めというか、焦燥感みたいなのがかかるときがあって、それたぶん創作には大事なのだけど、ビビって見られないときもある。このくらいの温度、心地よくて好きだ。
自由律俳句の話もたのしくて、正直定義がわからないままだったのだけど「音数に拘らず自由なリズムで、そこに詩がある」がしっくりきていい感じ。自由律俳句たのしいよね〜〜〜!常々何か書くときのメモ代わりについったを使ってて、ときどきまったくわからんメモ書きも投稿したりしてるんだけど、自由律俳句は、前はちょっとツイートしてたんだけど、言葉の組み合わせで広がりというか想像の余白が広くてあんまりアカウントの文脈で読まれるのもな???と思ってしまい、別にメモしてた。まあ、#自由律俳句 つけたらいいんだけど、めんどくさアカウント分けたり、まとめたりしようと思いながらだいぶ経ってしまい、せっかくなので供養すべく読み返したので、メモ代わりにnoteにも書きます。(ぶっちゃけ何書いたか思い出せないのもあって、一言振り返り付箋つける)場面のカットというか、シーンの楔にも便利で、この辺のメモからショートショートとか物語書いたり、タイトルに使うこともある。なによりたのしい。おすすめ。
笑わないきみの歯並びを知る夜
なんかエロい。
真夜中、炭水化物の旬が来た
たぶんお腹空いてたんだと思う。
知らない腰のほくろを教わる耳元
なんかエロい。えっ……自由律俳句で発奮してたんだろうか?
朝採れの諍い
語感、かな?めんどくさそうな一日なのになんとなく清涼感あって謎。
カメラロールに飯ばかり
幸福な孤独だね。お腹空いてたんだと思う。
カジュアル可の不自由
ほんこれシリーズは書いててたのしい。
無口なあいつのつぶやきが多彩
あるよね〜!わたしもその一人自覚あり。
ドライフラワーのほこりをはらう
思い出せない。
Wi-Fiルータの点滅でリズム取るくらいの実家
やることなかったんだと思う。
さっき話し忘れたことばかり浮かぶ改札
めちゃくちゃある。
ささくれをこじらせて息
冬がテーマのやつ。
雨上がりのお散歩に洗い立ての靴を選ぶとは
こどもまじこれ。受け止められる人でいたい。
正直と構えればもう本音外
アンケートとか、忌憚なき意見をとか、率直にとか、言われた瞬間に無理。
変な話、の話し出しならだいたい普通
30代後半以上の人にめっちゃ多い。SMAP世代たちの口癖。
自販機の灯りだけが世界ぜんぶ
深夜がテーマのやつ。
盆暮れ正月、憧れの先輩だったもの
リズムと情感が気に入ってる。憧れって視野が狭いとき限定だから、地元の枠から外れると対象外。
おわり。
追記:振り返らない日記に書いたつもりがふつうに公開になってましたので、全文公開で残しました。こんなん書いております🐐
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野やぎの振り返らない日記。
振り返らない日記です。思ったことをそのまま書きます。月に4本くらい。 noteで書いているエッセイや小説、ショートショートのこともときどき…
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