双極性障害を抱きしめたい。／シカ
誰にも言えない秘密のことを呟くnote。
私は今、発達障害児の学童クラブでアルバイトしているのだが、日を追うごとに子供たちの可愛らしさにはまり、どうしたら子供たちの心を捉えられるか、毎日一生懸命考えている。 ふと思ったのが、発達障害児とアートセラピーは相性がいいのではないかという仮説。発達障害児の中には、強いこだわりがあり、一つのことに集中すると、ずっとやり続ける傾向の子が少なくない。 そこで、チャイルドアートセラピーの資格について調べている。 資格があれば、それを口実に、職場でもアートセラピーを教えられるはず。
在宅ワークの傍ら、気分転換に始めたアルバイト、リフレッシュ以上に毎回感動が止まりません。 選んだ仕事は、発達障害児の学童クラブで、勉強を教えたり、一緒に遊んだり。何かしかの障害のある方に触れたかったのですが、子供といい、発達障害といい、私にとっては宇宙人並みの未知の領域。答えがない中、全くの手探り状態ですが、時々キラリと光る鉱脈があるのを頼りに、掘り進んでいるかのようです。 今日は、脳性まひでいつもは寝椅子に寝たきりのコウちゃんが、動かない右手を一生懸命振って、私の作った紙
昆虫学者の父が協力で参加しているトンボ展へ。造形美と透明感に釘付け。 父83歳、ますます少年のような瞳をキラキラさせて、ほんといい歳の取り方してる。 「何かやるのに理由なんて考えてたらつまらなくなる。なんでそんなのおもしろいんですか？って言われるくらいがちょうどいい」 実家で蛍を見に行く道中、印象に残ったつぶやき。 身近な人生の先輩の言葉に、ハッとした。 だから最近つまらないのか、私。。。。 私は何かと理由を付けたがる。 本を買う時、少しでも自分の仕事に役に立つといい
双極性障害の人は、低め安定が理想とされているけれど、９ヶ月間、凪のような心を保って来て、正直ちょっとつまらないし、慣れない。 作りたい！っていう衝動や、行きたい見たい食べたい会いたい！っていう欲求に、フィルターがかかったような感じ。もっと自分の「〜したい！」を大事に受け取りたいのに。 そして、仕事以外の、絵が、漫画が、描けない。 私が描きたいのはコミックエッセイなのだが、以前のようにストーリーを作ろうとすると、今は脳がフリーズする。 そんな時、映画『魔女の宅急便』の台詞を
現在、フリーランスのイラストレーター。 コロナの少し前に、アトピー性皮膚炎の悪化に伴う鬱で仕事を断り続けた結果、仕事が激減。 それまではCMの企画の仕事を中心に活動して来たけれど、絵コンテなどのイラストを描く仕事にシフトチェンジした。 これまで経験した仕事は、他に、テレビ番組のディレクター、劇場用長編映画のメイキングディレクター、映像制作専門学校の非常勤講師。 2013年にフリーランスのCMプランナーになるまでは、徹夜作業有りの映像制作の世界にいた。 その頃は、あの人ができ
お久しぶりです。 いろいろなことがあって、また絵が描けなくなってしまいました。 描けるまで、書ける時に、またこちらに書こうと思います。 ---- 昨年夏に躁転して怒りまくり、夫に離婚を訴えながら入院した私。 ４０日の入院の後、夫とのことは横に置いて、東京の自宅に夫を残し実家に帰ってから、絵や漫画が描けなくなった。 楽しいことがあっても、自分が今置かれている状況に心を囚われて、楽しめない。 楽しくなければいけないことはないんだけれど、現実と向き合うのが怖くて、描けない。
テッテケテッテッテーーーー！ピタッ！！ 歩いていたら、視界を横切る小さな蛍光グリーンが目に入り、二度見。 指先サイズのおチビカマキリ発見！ 体長１cmに満たない、小さな小さなミクロコスモス。 松葉に戯れてるサイズ感、伝わりますか？ 私、こういうの見つけるの得意！ 何撮ってるの？ アスファルトにへばりついてスマホを構える私に、 通りすがりのおばさまが話しかけて来て、 よく見つけたわねぇ！ ちっちゃい〜♡ 可愛い〜♡ 黄色い声を連発しながら、地面に背屈ばるおばさん二人。
付き合いの長い大切な男友達が、ほんの数人いる。 この間、そのうちの一人が、思っていたよりずっと先に、 天国へと旅立ってしまった。 忘れた頃に偶然会うような腐れ縁が、老人になっても続くんだろうなって思っていた人だった。 私はただひたすらに、もう一度会いたくて、かつて無い程たくさん泣いた。 二年ほど前、電話で世間話をしたのが最後で、 その時にはすでに彼の脳は病魔に冒されていて、 治せる名医を懸命に探していたことを、 彼がいなくなってしまった後に、彼の親友から聞き、知った。
鬱から浮かび上がって描いた絵を、 Fb（←障害のことはクローズ）に載せたら、夫は 「唐突な感じ。軽躁なんじゃないの？気をつけてね」 って一言、いいねしてくれなかった。 一番ほめてもらいたかった人に、NOと言われた。 些細なことに、いじけている。 夫もデザイナーで、創作については独自の審美眼を大切にしているが、 今回は絵がどうというより、載せ方が気に障ったらしい。 そうやって、夫が手綱を握ってくれているから、 躁の予兆に気づけることがあるのも然り。 責め
絵が描けた。 鬱の底から浮かび上がって、久しぶりに。 双極性障害を持つ私が、鬱に陥った時の うつヌケの段階をざっと振り返ると、 トイレ・風呂・食事の支度と食事・日記以外、一日中おふとん（夕方起床） ↓ ラジオや音楽が聴ける ↓ テレビで映画が観られる ↓ Twitterに投稿できる ↓ 夕さんぽができる ↓ 朝さんぽができる ↓ さんぽ先で写真を撮る ↓ 夕食前に、Youtubeで竹脇まりなさんの宅トレができるようになる ↓ 漫画が読める ↓ 本が読める ↓ 漫画と本
同じ双極性障害を持つ漫画家まいさんの、zoomお話会に参加。 「まいさんの漫画を読んで、私も描きたくなって、描きましたー」 自分の言葉にハッとする自分がいた。 そうそう、 まいさんの障害への向き合い方に、私は勇気をもらったんだった！ 双極性障害って、 隠したい。 恥ずかしい。 みっともない。 って、ずっと思ってた。 それまでは、普通でいたくて、 障害に背を向けて来た自分。 人を言葉で傷つけたり、 仕事に支障が出たりして、 障害に振り回されている自分を 持て余すようになっ
大好きな叔母の誕生日。 電話で「おめでとう！」から始まって、 気が付いたら泣いていた。 「あなたが生きてることが、力になる！」 って、素敵な言葉のプレゼント、逆にもらって。 歳を取って尚、身近な日常のキラキラを掬って、生きる力に変える人。 叔母は、小学生の時に交通事故で足に大怪我を負い、 以来、事故の後遺症という線維筋痛症や、流産やうつ病や乳がんなどを乗り越えて、生きて来た。 絵を描く楽しさは、叔母に教わった。 「ちいさいおうち」「まりーちゃんとひつじ」などの絵本を
鬱の底を脱して、毎日の朝さんぽができるようになって来た。 絵はまだ、描けないけれど。 私には双極性障害という精神疾患があって、その症状は、 昨年、自己紹介がわりのコミックエッセイ『そーうつハリネズミ』に描いた。（下記のアドレスで読めます。48P） http://lin.ee/4kuumgJ 鬱じゃない私が、カラフルなイラスト入りで書いたnoteのアカウントは消した。 寛解または軽躁状態の時に書いた投稿は、 私は明るい人で、キラキラした世界に生きてます！って、 必死で”
