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庄内の冬の味覚

先日、山形県庄内地方の冬の味覚「寒鱈汁」の撮影をさせていただきました。


寒鱈汁

1月〜2月にかけて採れる寒鱈(真鱈)を頭からしっぽ、内臓や骨までも余すとこなく鍋に入れて煮る「あら汁」のこと。


見た目ちょっと…と思いますがこれわかりますか?
鱈の白子(精巣)なんです。僕は鱈汁は大好きなんですが、白子が大の苦手。見た目で生まれて44年間、食わず嫌いを貫き通してきたんですw

ぐつぐつ煮込んで、最後に豆腐、長ネギ、岩のりを散らせば完成!
撮影現場は寒鱈汁の香りが漂って幸せな空間に。
俯瞰で撮ると郷土料理もどこかオシャレ
これ、さっきの白子

さて、撮影も無事終わり、あつあつの寒鱈汁をご馳走していただけることに。やっぱりプロが作るの違う!家で作ると、やっぱりどこか生臭さを感じるところがあるのですが、そんなのは全く感じることなくめちゃくちゃ美味しい!そして、あの白子は…

鱈汁が好きな人は、白子がメインだ!という人が多いもので、僕の器にも当たり前のように「ドーン」と立派なのが入っていましたw
せっかく出していただいたので、苦手だからと残すわけにはいかぬ…と思い、恐る恐る一口食べてみると…おやおや?いけんじゃんこれ!まったりとクリーミーな食感で、あっという間に口の中で溶けていきました。俺の44年間は何だったんだ…サイドメニューの白子の天ぷらも美味しくいただきましたとさ。


この撮影で分かったこと。
食わず嫌いはいかん!w


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