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【2020年1月】ボードゲームレビュー#1

後輩2人と、仙台のシルドラというボードゲームバーで遊んできました。

遊んだボードゲームのちょっとしたレビューと、個人的なオススメ度です。
ボドゲに興味がある方の参考になれば幸いです。

↓今回のラインナップ。(初) は初プレイだったもの。
1. ito
2. ハゲタカのえじき (初)
3. Splendor 宝石の煌き
4. フォルム・ロマヌム (初)
5. ペンギンパーティ (初)
6. 犯人は踊る (初)
7. それはオレの魚だ! (初)
8. 枯山水

1. ito

前回シルドラに来たとき初プレイしたゲーム。

1〜100のいずれかが書かれた手札を、
テーマに沿った「絶妙な例え」で数字を言わずに伝え合い、
全員で小さな数字から順番に場に出していくことを目指す協力ゲーム。
(テーマが「お菓子の人気」であれば、「68」は「雪の宿くらいかな〜」みたいな。)

お互いの価値観をすり合わせつつ、大喜利的なセンスも問われ、
ときにファインプレー、ときにまさかのプレイも飛び出す。
初対面同士でも、自然と会話が盛り上がりつつ、
なんとなくお互いの趣味嗜好が見え隠れする、
パーティーゲームのお手本のようなゲームだなあとちょっと感動しました。

オススメ度は★★★★☆。
普段ボードゲームをやり慣れない方にも、気軽にオススメできるゲームです。
(ちなみに、上記のルールの他、もう一つ別の遊び方もできるようです。)

2. ハゲタカのえじき (初)

さまざまなボードゲームサイトでオススメされている有名ゲームですが、
満を持して初プレイ。

全員が1〜10までの10枚の手札を持ち、
場のハゲタカカードに書かれた得点を見て、任意の手札1枚を伏せて出す。
一斉に伏せたカードをめくり、一番大きな数字を出していたプレイヤーが、
場のハゲタカカード=得点を受け取ることができる。
ただし、ハゲタカカードにはマイナス点もあり、
その場合は一番小さな数字を出したプレイヤーが受け取らなくてはならない。
ハゲタカカードは最高+10、最低-5の10枚あり、
10ターン繰り返して、ハゲタカカードと全員の手札が同時になくなってゲーム終了。(つまり、全員すべての手札を使い切らなければならない。)

たしかトランプでも似たようなゲームがあるくらい、シンプルなルール。
だけど、なかなか奥が深い。
また、複数のプレイヤーが同じ数字を出した場合、それらは打ち消し合い、
順位からは除外される(彼らはカードを受け取らない)というルールがあるため、「『+10』が出たときに、他のプレイヤー同士が『10』で打ち消し合うと読んで、あえて最弱の『1』を出す」といった読み合いも発生する。

洞察力、記憶力、思考力、そして運、すべてがバランス良く試される
シンプルながら洗練された良ゲーム。
あえて言うなら、そのシンプルさゆえ、ボードゲームをやるぞ!と息巻いて臨むとやや肩透かしを食らう感もある。

というわけで、オススメ度は★★★☆☆。
でも、対戦ゲームとしては短時間で遊べてハズレないゲームです。

* * *

ひとつひとつが思いの外長くなってしまったので、続きはまた明日。
今回の2作はどちらも初心者にもオススメなので、
「おもしろそう!」と思った方はぜひ遊んでみてね。

明日は最近ハマっている中量級ゲームからです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!