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大谷翔平に嫉妬して、不機嫌なオバさんを嘲笑う。

大谷翔平の成功を見ると、自分の立場や人生に焦燥感を覚える。
彼のような天才が順調に進む中で、自分はいつまで経っても同じ場所に立ち尽くしているように感じる。
その焦燥感と同時に、自分がどれほど未熟であるかと自覚してしまう。

それにテレビや家族、社会からの大谷翔平への称賛の声を耳にするたびに、自分の地味な存在を思い知らされる。
大谷はヒーローのように持ち上げられているのに対し、自分はただの普通の人間だという実感が湧いてくる。
このような状況に直面すると、ますます焦燥感が増し、自分自身に自信を持てなくなる。

しかし社会で自分よりも未来が見えなくて、成果が少ない人々を見かけると、安心感を覚える。
彼らを見下すことで、自分がマシな立場にいると感じられる。自分の立場や選択について何とか肯定的に考えようとする余地が生まれる。
例えば不機嫌なおばさんを見ることで、自分の現状に少しは希望を見出してしまう。

大谷翔平の成功に焦燥感を覚えつつ、同時に社会で見かける結婚できないおばさんを見下す自分がいかにスケールの小さい事か。

9回の裏に逆転満塁のチャンスが回ってくる事を願っている。

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