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のわ103 大切な寄付のお願いです

みなさん、こんにちは。のわ/パルルの新見です。
これまでもホームページやnoteの書き込みを通じて寄付のお知らせをしてきましたが、こんどお支払い方法もできるだけ簡単なものにして、ご利用いただきやすくしました。

それにあわせて,今「のわ」の活動に取り込むいちばんの思いを新しく書き直しました。ウェブサイトの寄付のページにも載せていますが、こちらにも見られるようにしておきます。まちを軸にして場所作りをしていること、そしてそこにはアートが欠かせないということを書いています。ぜひお読みください。

いつも皆さんにはパルルに来ていただき利用してもらい、そのことはこれまでもずっとパルルを支えてきてくれました。本当にありがとうございます。
それに加えてこの活動をこの先も続けてさらに広げていくには、さらなる支援を必要としています。ぜひ寄付をしていただくことをお考えください。

寄付はこちらのページからしていただけます
https://nowanowa.org/donation.html

そしてできればお知り合いの方々にもお声がけいただけたら大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします。

のわ/パルル 新見永治
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(ウェブサイト 寄付ページより)

こんにちは。
いつも「のわ」を支えていただき、本当にありがとうございます。

このホームページの「のわについて」の紹介の中で私は次のように書いています。「LGBT、人種、障害、子育て・・・世の中で僕たちはいろんな問題や課題を抱えています・・・まずは手の届く範囲の身近な人のつながりに改めて目を向けてみようと思います。」と。

そしてこの目的を実現するために、名古屋市中区にある新栄のわの3つのスペースを最大限に活用しています。

集まる場:パルル(カフェ&イベントスペース)
 働く場:205(働くためのシェア・スペース)
 暮らす場:503(シェア・ハウス)

まずはコミュニティーに軸を置き、そこから世界を見つめていく
パルルでは「0円ショップ」というイベントを継続して開催しています。これは、まだ利用できるけども使わなくなったものを提供してもらい、すべて無料で持ち帰ってもらえるというとてもシンプルなリサイクル活動ですが、「のわ」の方向性を象徴する取り組みだと思っています。また最近は来場者のアイデアから生花や野菜の販売を始めています。ほかには2階のファブラボを備えた205号室では3Dプリンタや旋盤を使ってものづくりのワークショップを開いていたり、5階の503ではシェアにより人の関係を模索しながら新たな暮らし方を模索しています。

これら一見脈略がない取り組みに思われるかもしれませんし、八百屋や金物や花屋や下宿などかつては近所でありふれていたものが復活しているだけにも見えるかもしれません。しかし単なる過去への回帰ではなく、冒頭の課題を見つめ新たなテクノロジーや環境への優しさを視野に入れたコミュニティーの総合的な再生の動きだと捉えています。

こんな「のわ」の活動が間口を広げていくのに呼応するように、訪れる人たちの年齢、ジェンダー、国籍の層も拡大しています。特にこれまであまりお付き合いのなかったご近所の方々たちが足を踏み入れてくれるようになりました。小さなお子さんと一緒に連日来てくれる人が現れるなんて以前は想像していませんでした。

アートと共に
また、「のわ」にとってアートはとても大切な存在です。これまでにもずっと美術の展示や音楽の演奏を手掛けてきました。

単純な作業が機械に取って代わられる現在ですが、そんな人間にはさらに創造的な役割が求められるはずです。その流れは止まらないでしょう。そして将来、人はみなアーティストになっているに違いない。そんな想像をしています。今の社会の動きを注視しつつ、これからも「のわ」は、ずっとアートと伴走していきます。

このようなまさに21世紀の今だからこそ必要とされる暮らし方や仕事の仕方を見据えた取り組みを「のわ」は進めています。

(ファブラボ:デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた施設)

そして未来につなげる
「のわ」は着実に歩みを続けていますが、残念ながらいまだ十分に安定した活動ができるまでには至っていません。主な財源であるシェア・スペースの利用料やイベント収入がまだ不足しているせいです。まずは利用者とイベント開催を増加させ収入を拡大することに現在全力で取り組んでいます。そのための日々の広報活動・イベントの準備・施設の改善に、皆さんからいただいた寄付を使わせていただきます。
「のわ」の活動をこの先も長く続けられるよう、寄付による支援をぜひご検討ください。

また将来は「のわ」の活動を名古屋以外の地域でも広げていけることができたらと願っています。

地域コミュニティに住みそして働く人々の暮らしをほんの少しずつでも楽しく今までにない新鮮ななものに更新していくことの積み重ねが、皆さんの地域を含めたすべての社会そして世界全体がより豊かなものになると信じています。

のわ代表 新見永治