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第27回だれでもミーティング公開議事録

6月25日(日)に27回目のだれでもミーティングを開催しました。のわの新見がレポートします。

当日の模様を収録したラジオ版をお聞きいただくと分かりますが、何と3時間超えの内容となりました。

いつも通り、まず新しい提案がないか問いかけたのですが、特に出てこらかったので、これまでの経過報告を進めることにしました。
これまで提案されたもので、そのまま進展がないものがいくつかあります。いつものミーティングでは進行中ものを優先して話してしまうので、放置されたままの提案にも目を向けないといけません。提案してくれた人が毎回ミーティングに参加してくれるわけではないので、そんな人には一度連絡を取って進み具合を聞いてみようと考えました。そこで大きな問題点が現れました。

大きくは二つです。
1)提案者に連絡を取るのは誰なのか?「のわ」なのかミーティングの参加者の中から有志がおこなうのか?

2)その連絡を「のわ」がおこなうとしたら、それをやるのは「のわ」という団体なのか、それともあくまで「のわ」という団体に所属する個人なのか?

2は1から付随したものと言えるので、課題の中心は1にあります。これは端的にのわの役割とは何かを問うています。そしてこの問いは感度も繰り返し立ち現れてくる永遠と言っていい課題なのです。

のわを構成する大きな要素に三つの部屋からなる「新栄のわ」があります。その表玄関として存在するのがパルルです。パルルのことを繰り返し「公園」のようで場所であると表現してきました。公園は開かれた場であり、こそを使って様々なことが行われます。のわは公園を整備するグランドキーパーであり、訪れる人同士が円滑に使ってもらう交通整理をするレフリーのような役割をしているのだと考えています。

だれでもミーティングを開催しているのは間違いなく「のわ」です。しかしそこで起きることに対してのわはどのように立ち振る舞うべきなのか。できるだけ利用者同士で使い方を考えたり問題が起きたら解決してほしいと思う気持ちがどうしても働いてします。それを考える時、自治という言葉が頭を過ぎります。しかし物事が停滞して動かなくなっている時、それでも「のわ」は何も手を出さなくていいのか。手を差し伸べるべきではないか。

さっきレフリーとかいた時に、いつも言うことですが僕にはラブビーのことを思い浮かべています。そこにはちょっと独特の立ち位置があります。一般的にスポーツの審判は、起きた行為に対してセーフ(正しい)かアウト(正しくないか)を判断して裁定します。しかしラブビーのレフリーは反則が起きてプレーが止まってしまうことを避けようとします。そこで「そこより前に出るな」とか「ボールを動かせ」とか反則になる前にプレーヤーに声をかけ続けます。ほかのスポーツからしたら「ちょっと審判でしゃばり過ぎだろう」と思われそうです。裁くよりもプレーを進めることを目的とする審判。とても考えさせられる役割だと思います。

投稿:のわ 新見永治

音声を収録したラジオ版はこちらをどうぞ
https://nowanowa.org/channel/436/

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