見出し画像

子育ては固定観念を打ち破る作業だった

子育て期は、差が小さいから、気になるのだと思う。

1ヶ月で首が座る。
3.4ヶ月寝返りをうつ。
1才で歩く。

もちろん、
寝返りの瞬間、
歩いた瞬間は
感動だ。

入園すると4月生まれと、3月生まれの差を感じる。
スポーツ選手は4月生まれが多いそうだ。

差が少ないから比べてしまい、
自信を持ったり
落胆したりする。

大人になれば差が大きくなる。
それを多様性というのだろうか。
貧富の差は、助けが必要だろうが。

子育ては、固定観念を破る作業だった。私にとってはそうだった。
あーでなきゃならない、
こーでなきゃならない。

上と下が反対になっても仕方ない。
知恵を湧かせていくしかなかった。
知恵の連続だった。

子育ての講演の講師の先生に
「あなたは、お子さんに執着してないから大丈夫」
と言われた。
執着・・・
あーなって欲しい、
こーなって欲しい
というのがないのだ。
あなた達がいてくれるからとか
私の幸せはあなた達みたい
なのがない。

うちの娘さん達は、ゆとりちゃんです。
上の娘が、年長で土曜日が各種休み。小2で土曜日いつも休みになります。
絶対評価から、相対評価になり、
順位が出ない。

中学で、順位がでないのに、
高校受験がある。
そのため通称「ギニチ」という
岐阜新聞の模試を
受けなければならないのを
知らなかった。
自分が中学の時は受けてきたのに。

その順位がわからないせいで、
先生も懇談会で何も言わなかったしが、
上の娘は、高校の第一志望を落ちる。

そのため下の娘もしっかり勉強する。
お姉ちゃんのいいとこを真似して、
悪いとこは真似しないが、
同じ高校を第一志望とする。

で、お母さん友達(ママ友)から私に
「ギニチって何日?」
メールがくるのだ。
私は教育ママに思われてるので・・・
そんなものがあったのか。
申し込みの日は過ぎていた。

合格して開けると、特進クラスとなった。
ゆとり教育と受験の矛盾です。


私が、手放しで、自分で考えて行動する子に育っていた。

私や周囲の仲良いお母さん友達の考え方では、
小1の夏休みまで、手をかけて、
あとは
「いくらでも失敗してらっしゃーい」
とするのです。


お金はなくとも
彼女達の選択肢は、
全額奨学金で大学いくしか残ってなかった。
自分で決めた。
決める方に持ってった?
結果論だが。

大学の選択もプランの立てやすいものにした。
大学が決まったのは、
上の娘が、クラスで2番目、学年で2番目?
下の娘も、一番早い組だった。

進研ゼミはやったが、塾に行ってない。
「塾に行きたい」と言った事がない。

今では、親よりリッチです。
子どもの手助けをまだしてる人もいる中で、本当にありがたい。
娘達は、お金の苦労から宿命転換したのです。

人生の先輩に教えられたのが、
白鳥は、水面を優雅に滑っているように見えるが、
水中は足をバタバタさせてる。
そのように、人から見てゆとりあり
堂々と進むのだと。

でも、本当は人魚で、
下半身も優雅にヒレを
揺らしていたいものです。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?