精神科に入院してた話

僕は1年弱、精神科に入院していました。虐待によるPTSDが理由です。

最初は長くても半年と言われていたのに、どんどん伸びていって、退院したのは高校生になる直前でした。

自殺未遂があったり、自傷行為も激しかったので、保護室までは行かなかったけれど、カメラの付いた個室に入っていました。他の子と揉めた事もあったので(相手も自分も悪いけど、きっかけは相手。)、特別に安静タイムが作られて、自由時間も部屋に居させられることがあったかな。

入院中、1番嫌だったのは、土日や長期休暇です。僕は外泊できる所なんてなかったから、休みでも病棟に残るしか無かったので、外泊に行く子を見てすごく寂しい思いをしました。他にも、僕と同じ児相関係の子は残ってたので、踊ったり歌ったりして楽しく過ごしていたんだけど…。 

反対に、1番楽しかったのは、主治医、担当の看護師、心理士と過ごす時間です。主治医も担当看護師さんも心理士さんも大好きで、一緒に話せるのが楽しかったし、治療を頑張ろうと思えました。担当以外の人とも仲良しだったし…。

でも、大好きな主治医は、僕の担当だったせいで誹謗中傷されて、デタラメをネットに書かれて…。それを初めて見つけた時は、死ぬほど悔しくて、悲しかった。僕は、いない方がいいのかなって思いました。

それでも主治医は、変わらず僕に接してくれたし、一緒に敷地内を散歩してくれたり、こっそりお菓子を持ってきたりしてくれて、凄く嬉しかったです。その先生は、そろそろその病院を辞めてしまうそうなので、寂しいかな…。

精神科には悪いイメージしか無かったので、こんなに安心して過ごすことが出来て、僕は、恵まれてるのかな…。

また、優しい主治医の先生、厳しいことも言ってくれた看護師さん、僕より先に泣いてくれた心理士さんに、会いたいな。胸を張って大学合格を報告出来るように、あと1年、勉強もバイトも頑張りたいと思います!

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