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今更ですが逆三尊の魅力を簡単に解説

これまでに逆三尊が出現したチャートをtwitter、noteなどに書き留めてきましたが、そもそも逆三尊は何故出来るのか、を今回は簡単に解説してみたいと思います。

逆三尊を追う上でまずはこれは絶対的な認識として分かっておいて下さい。

この逆三尊というチャートは自然にチャートが出来るという事は「99%」無いと言って間違いないと思います。

ただ、この逆三尊に限らず相場とは全て誰かが作り上げているもので、誰かが誰かを巻き込む事で大きな相場を作り出す事が出来ます。

そしてこの逆三尊も、一般的な認識は「底値反発型のチャート」ですので、このチャートが形成されればこのチャートを知っている方なら「底値なら反発しそうだ」とエントリーを狙います。
また更にはこのチャートが形成されるのが大方株価の底値圏とあれば、リスクも低いと気持ちは容易にエントリーをする事となるのです。
だからこそこの逆三尊は、買いシグナルを探す個人投資家にしてはとてもリスクの低いチャート分析であると言っても良いでしょう。

そしてこの底値反発を演じると同時に多くの銘柄につきものなのが、その底値反発に値する材料や業績好転などが伴ってくる事が多いのです。

そうともなればその反発具合も僅かばかりの反発には留まらず、相当の上昇力をもって株価は変貌を遂げる事は過去に幾多の銘柄でその様子を目の当たりにしてきました。

直近での大化けを遂げた逆三尊銘柄と言えば、

【4393】バンクオブイノベーション
株価3000円前後 → 直近最大16300円
【9227】マイクロ波化学
株価800円前後 → 直近最大3105円
【4165】プレイド
株価450円前後 → 最大1135円
※私が逆三尊に気づいた株価算定

このあたりは直近でのその変貌は皆さんも御覧になられた事かと思います。

当然この全ての銘柄がこの逆三尊を起点に動き出しました。

そして、こちらには明記しませんが現在も上記以外の銘柄で徐々に動き出しを見せ始めている銘柄も複数存在しており、その銘柄については過去ツイートでも既にご案内は差し上げております。

あまり長くなっても仕方がありませんので、端的に申し上げてこの記事は締めさせて頂きます。

逆三尊の大きな魅力

・動向を追いかける上で底値からのエントリーが狙えるのでリスクが非常に低い
・動き出した銘柄が大きく化ける確率が非常に高い(出来高が伴った銘柄ほど値上がりの期待値は大)

この2点が何よりも大きな魅力ではないかと思います。

ファンダだ何やらと株式投資を行う上で皆様も勉強をそれなりにされていらっしゃるかとは思いますが、正直その常識は通用しません。

思惑こそが株価を一番上昇させる大きな要因です。

業績が良いから株価は上がる。
これほどに単純な図式で株価が変動しているなら、恐らくは誰もが億り人になる事が出来るでしょう。株式相場はそういう仕組みではありません。

ほぼすべての銘柄が仕手戦であると私は考えています。
そして、その多くの銘柄で活用されているシグナルがこの逆三尊です。

ただ当然に逆も然り、この逆三尊を空売り勢が利用して買いサインだと飛び込んできた個人投資家を嵌め込むなんて事も当然起きます。

このような銘柄に遭遇しないようにする為には、逆三尊が出現した銘柄が
・貸借銘柄かどうか
・信用倍率はどうか
・機関投資家の空売り状況
などが挙げられるでしょう。

また、この逆三尊が出来た際、二つの山(トップ、エッジ)を結んだ線が右肩上がりか右肩下がりかも注目のポイントかと思います。
二つ目の山が一つ目の山より低い、この場合はネックラインは右肩下がりとなりますが、嵌め込み銘柄にはこのパターンが多く採用されているような気がします。

銘柄を探す際にこのあたりを気にかける事も大変重要かと思います。
是非今後の銘柄探しのポイントとして取り入れて下さい。

それではこちらの記事は以上とさせて頂きます。

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