上五島教会巡り(10)冷水教会
2021.11.20-23。五島列島の野崎島・中通島・若松島・奈留島のカトリック教会を旅してきた記録。
奈摩湾をぐるっとトレースして冷水教会へ。
駐車場は無いが、真下の道が広めなので路駐させてもらう。道路のガードレールに色々とお花で装飾してあった(撮り忘れとるw
木造の小さな教会だが、主塔は角度がついていて、ステンドグラスが施された窓が調和してて綺麗。てっぺんの十字架もちょっと装飾されている。
出身が神戸な私は、異人館の洋館のイメージが重なったりしながら眺めていた。
直前に見た青砂ヶ浦天主堂より3年前に作られた教会。当時27歳の鉄川与助が独立して初めて自身で設計し施工した教会なのだそうだ。
この教会ができるまでは、信徒は奈摩湾を渡って青砂ヶ浦までミサに通っていたという。
教会の保護者は聖ヨゼフ。教会入口はマリア像が迎えてくれた。
ふと海の方を眺めると赤い崖が目に入った。そうか、あの崖のあるところの対岸に来てるんだな。
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余談ではあるのだが、ちょっと謎が解けていないので書いておくのがこちらの写真について。
これは、鯨ミュージアムで頂いてきたパンフレットに掲載されている写真。竣工頃の冷水教会堂とのことなんだが、外見が今の教会堂とはかなり見た目が異なる。しかし、当時の姿はこれで、今の姿へはこうなりました~みたいな経緯が分かるものも全然見つけられない。この違いについての資料をご存知であれば、ぜひお知らせ頂きたい、、、気になっちゃってw
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【冷水教会(ひやみずきょうかい)】
教会の保護者:聖ヨゼフ
創建:1907年
拝観料・入場料:無料(献金箱にご寄付をお願いします。)
内覧時間:9:00~17:00
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