ドラマ”ウォッチメン”が最高だった

家にいる時間を利用してドラマ「ウォッチメン」をAmazonビデオでポチってみた。全８話で1400円程度。これは安くも高くもない適正価格的な感じ。

このドラマ、最初に見だした時…失敗だ　と確信した。

１話、２話辺りが非常に単調でつまらないのだ。単調というか意味不明なのだ。何の事前知識もなく見だしたので、その後の世界というのになかなか理解が追いつかなかった。

このドラマを見始める際には、１つ必ずしなければいけない注意点がある。それは、原作だけは読んでおくこと。コレは非常に重要なのだが有料コンテンツでもあり、自分から探りに行くようなものなのでほとんどの人が観たモノだと思う。私は８年以上前に呼んではいたモノの、記憶の中では最高のコミックとして認識されているのであらすじ程度は覚えている。これだけでも相当重要だ。さらに、ザックシュナイダーの映画は結末が改変されているので繋がりが悪い。ここに戸惑う人も多くいるようだ。映画ではなく原作！ここを抑えているかで見方が変わる。原作コミックは言うまでもなく最高なので、AKIRAやナウシカ並の面白漫画だと思いながら見てほしい。

そして、このドラマ。覚えていてよかった設定だけを羅列すると
以下原作のネタバレを含む

①オジマンディアスは高潔でいて残酷である。
　NYに巨大イカを落とした張本人であり、３００万人を惨殺し
　米ソ冷戦を集結させた。
②Dr.マンハッタンは、ウォッチメン史上最強超人であり
　ベトナム戦争を1人で集結させ、ベトナムはアメリカの
　５１州目の領土となったが、人間に愛想を尽かし火星に行った
③このドラマは、そんな原作の３４年後の話である。

コレだけで、全然見られる
「４話」から最高に盛り上がり結末までは一直線！
モノクロのシーンが長く感じるがそれを飽きるか飽きないかで
見せきる演出力も職人技に感じた。

１点、不満があるとすると
主人公ヒロインの「シスターナイト」がかわいくない。
これは物語の性質上、そういう演出なのだろうし
めちゃくちゃカッコよくて日本のくそドラマなどの美人女優使っとけ
演出ではなく好感が持てるのだが、もう少しカッコよさと可愛さを両立させてほしかった。顔面の問題ではなく仕草の問題という事にしておこう。

ザジー・ビーツ辺りなら…いや、可愛すぎるのか…

まあ、最高でした。原作をもう一度読みます。