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なるほど、あなたはそれが好きなんだね(嫌いなんだね)

僕は、Amazonをよく利用する。商品のページにはユーザーが任意で書く「レビュー」の欄があり、そこにはしばしば「怒りのレビュー」が書き込まれている。

「皆さん、このゲームの価値を下げるレビューは無視しましょう」とか、「こんなのが好きな人の気が知れない」「にわかはやめろ」という趣旨のコメント。

商品そのものではなく、ほかの人のレビューに怒ったり、時にはけなしたりしているのだ。なんか変やんね。これは、どういうわけか映画やゲームといった「作品」が商品になったものによく起こっているようにみえる。

たぶん、「自分が思うのと同じように、人も思ってくれないと嫌だ」ということなんだろう。言い換えれば、自分の感じたことの正当性の押し付け、と言えそうだ。

そりゃあ誰でも、自分が思うように人にも思ってほしいよ。僕は、あるシュールなソ連映画の良さを人に伝えようとして解ってもらえず、がっかりした経験がある。「なんでわかんねえんだよ」とまでは思わなかったけど笑。

そもそも、他の人の好みや考えなんて違ってて当たり前だ。「よそはよそ、うちはうち。」と割り切っていたいものである(ちょっと違うか笑)。

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