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イイネじゃねえよ

どのSNSでも、「フォロワー○百人達成!」というような発信をよく目にする。そういうのを見たとき、フォローしてくる人の中にも当然色々いるんだろうな、なんて想像する。大変失礼な言い方になるのだけど、自分の好き嫌いで選べるわけじゃないから。

そんなことを考えていたときに、ソ―シャルメディアになにも書かない妻に「あんた、SNSに発信をせえへんよね?」と言ってみたのだ。すると、「そんなのやらないよ。人にイイネなんてされたくないし。「イイネじゃねえよ」と思っちゃう」と返ってきた。

「私のことを認めてくれるのは、周りの人だけで良いんだよ。どこかですれ違った知らない誰かに認められようとして、どうすんの」とも。

「イイネじゃねえよ」だって。痛快だね!
「できるかなじゃねえよ、やるんだよ」みたいな。

それを聞いて「そうだよな」と納得できたのは、きっと好意だの承認だのが欲しくて、自分はこういうことをやっているわけじゃないからだ。でも、矛盾するようだけど、「今日書いたことはどれだけの人にウケたかな」と結構気にしている(恥ずかしいな)。

自由な創作の場として自分は始めたはずなのに、「反応のあった人数が成果」みたいになってくると、ちょっと寂しいなと思う。

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