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粉もの文化は関西独特のものなの?
自宅で「お好み焼き」や「たこ焼き」は普段のときに食事として食べるんやで、と言うと驚かれる。「マジぃ?そんなのお店で食べるものジャン」って言われる。関東に住み始めてからの話だ。ほんまに、あんまり家で作るもんじゃないの?
僕は神戸の出身で、実家では「お好み焼き」や「たこ焼き」を母親がよく作ってくれた。それらをおかずにご飯も食べるのだ。まあ、これはお家によっては違いがあるかも知れない。
だから「たこパー」などという会をわざわざ開くことに、以前は違和感があった。いやいや、それ普段食べるものやから、と。パーティーといえば、ピザとかケーキでしょうが。
驚いたことに、僕がたこ焼きマシンを持っててたこ焼きを作れるというだけで、ちょっとしたヒーローとして扱われる。「たこ焼キング」というアダ名までついてしまった。ヒーローとは言っても、せっせと作るだけなんだけど。
「こんなもん誰でも作れるがな!」って思うが、「今度お宅にたこ焼き食べに行ってもいい?」と言う人がいるくらいなので、やはり普段の食事には登場しないのだろう。
東日本大震災のすこし後、スーパーの棚から食べ物がなくなったが、「たこ焼き粉」「お好み焼き粉」だけは残っていたのを覚えている。わざわざ作るという発想がなかったのか、あるいは卵やらの材料が売り切れていたからなのか、理由はちょっとわからないけど。前者だとしたら、面白いね。
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