⭐️モルガン・スタンレーの2023年マーケット・アウトルック①

1. 本日と明日はMorgan Stanley（以下、MS）が配信した「2023 Global Macro Outlook: Part1」の内容を投稿いたします！

＜Thought on the Market＞

2023 Global Macro Outlook: A Different Kind of Year | Morgan Stanley

※本投稿はMSのPodcastの内容を和訳してお届けするものであり、特定の資産クラスや銘柄をJUNYAが推奨するものではございません。あくまでもMSの見解であることを念頭に置いていただけますと幸いです🙇

■今年の振り返りと来年の展望
1. 先進国市場ではインフレと中央銀行の利上げの両方が進んでいますが、今後は大きく減速し実際には少し収縮すると思われます。

2. ユーロ圏と英国については、今年の第4四半期から来年の初めにかけてリセッションに入ると見ています。

3. その後、景気後退からの回復は依然として厳しい金融政策によって弱まるでしょう。

4. 米国では、来年の成長率がわずかにプラスとなり、リセッションをぎりぎり回避できる見通しです。

5. この成長率の鈍化はFRBがこれまでのインフレを収束させるため、金融引き締め策を講じていることの反映でもあります。

6. これとは対照的に、新興国の多くはアウトパフォームすると思われます。

7. 特にアジア新興国では、今年に入ってからインフレ圧力が弱まり、中央銀行も積極的に引き締めを行ってインフレを抑制するのではなく、実際には政策を正常化させるにとどまっています。

8. その結果、アウトパフォームが可能になると考えています。