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「挑戦があるから毎日が楽しい」NovolBa誕生の裏側をお届け!

SNSの普及、コミュニケーションのオンライン化により、個人が発信することが容易な時代になりました。そしてフリーランス、副業のような働き方の変化が生まれ、職業自体も多様化しています。
大企業に終身雇用で勤めること、未来と社会を変えようとするスタートアップに挑戦すること、どちらも素敵なことではないでしょうか。
しかし、日本の社会全体でみると、何か新しいことを始める、挑戦することに対してネガティブな印象を持つ人がまだ多いように感じます。

株式会社オカムラが、なぜ「NovolBa」というスタートアップ向けのサービスを始めたのか。そこには、NovolBa誕生のキーマンである鄧(とう)さんの存在があります。鄧さんのバックグラウンド、なぜスタートアップに注目しているのか、そしてNovolBa誕生の裏側を紹介します!

プロフィール

鄧さんプロフィール (1)

周囲の期待に応えたい

鄧:学生の頃は、親からの期待に応えたいという想いが、頑張るモチベーションになっていました。「良い大学に通い、良い会社に就職して欲しい」と言われ、日本語を一生懸命勉強し、日本で大学院を卒業。新卒で入った商社で経験を積み、さらなる挑戦を求めてオカムラに転職しました。
会社からの期待、お客様からのニーズに応えるべく、たくさん挑戦を繰り返しながら結果を残してきました。改めて振り返ると充実したキャリアではありますが、「私がしたいことはなんだっけ」と立ち止まることが増えました。その時から、より刺激のある環境で仕事がしたいと思うようになりました。

学生時代に始めたスモールビジネスで、いつか起業したいと思うように

鄧:中国で通っていた大学は郊外にあった為、学生はみな寮に住んでいて、そこだけの小さなコミュニティーがつくられていました。
大学の周辺にはショッピングモールなど買物を楽しめるところがなく、まだネットショッピングが普及していなかった為、学生達にとってはとても不便な環境でした。既にネット購入に慣れていた私は、「人気アイドルのCDを買いたい」という友人のために、買物代行を始めました。
いつしかそれが寮内で噂となり、小さな商売になりました。その頃から“経営者になりたい”と自然と考えるようになったのです。

NovolBa(昇る場)ができた背景

鄧:若い時は特に、「何かビジネスを起こしてみたい」と思う人って多いですよね。でも、実際にはどうやって起業すればいいか分からない、失敗したら後戻りできない、などの不安から、挑戦する前に諦めてしまう人が大半のように感じます。
海外では優秀な人ほど起業して、失敗してまたチャレンジして・・挑戦を自分の糧にしています。日本でも、誰もが自分の好きなことにチャレンジできる環境があればいいのに、と思っています。
スタートアップは仲間が集まって仕事することが多いと思うので、同じ場所で仕事をすることは重要だと思います。リモートでできる作業は沢山ありますが、そばにメンバーがいるからこそ、すぐに確認して、議論して、相手が何を考えているのかわかるようになるのではないでしょうか。

しかし、そのための場所(オフィス)を賃貸するには、高額な保証金、物件探しや各種契約の手間、契約期間の縛りなど、多くのハードルがあります。資金と時間を事業に費やしたいスタートアップにとって、オフィスを賃貸することは大変な労力だと感じます。

NovolBa(昇る場)にかける想い

鄧:日本は、起業する人や夢を追うスタートアップを支えるエコシステムが、海外と比較して整っていない為、多くのスタートアップは、覚悟を持って険しい道を進みます。
私たちに何か出来ることはないか。このオフィス賃貸の課題を解決できたら、スタートアップがもっとたくさん生まれるのではないか。失敗を恐れずに挑戦してみよう!と思える起業家が増えるのではないか、と考えました。
急成長を志すスタートアップの阻害要因を取り除きたい一心で、オフィス家具メーカー・オカムラの知見を活かし、オフィス移転を全面サポートするサービスをリリースいたしました。
それがNovolBaです。
将来的にはオフィスの面だけではなく、スタートアップや起業する人が歓迎される、応援される環境も作っていきたいと思っています。

ー 私たちも始まったばかりのスタートアップ起業です。失敗を恐れずに様々な挑戦をしていきますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

イラスト:原康太


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