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古(いにしえ)の“爆速”焙煎機

我ながらなんとも、ややこしい内容を書いてるなぁと思いつつも、伝えたいことは何となく書けたので、ここいらで閑話休題。

今の世の中“おうちカフェブーム”とコーヒー人気も相まって、家庭で手軽に使える比較的低価格な『小型焙煎機』がチラホラと開発されて世に出回り始めています。

その種類としては『熱風式焙煎機』と呼ばれる機構のもので、高温の風を生豆に吹き付けて、風圧で撹拌しながら火を入れていくものが主流です。

...熱風で撹拌しながら焙煎かぁ...

ピコーン!💡(昭和か

そういえば大昔(15年以上前)に買った、とある“ブツ”がまだあるはず...

という事で実家の押し入れを引っ掻き回して無事発見、持ち出してきたのが古代のアーティファクトがコチラ!

テッテレテッテッ テ-ッ テテ---ッ!!

ポップコーンメーカーでs
古(いにしえ)の熱風式焙煎機です。

ええ、誰が何と言おうと『焙煎機』です。

まぁ何ということでしょう!!
コーヒーに興味を持つよりも遥か昔に、既に焙煎機を手にしていたとは!!(茶番

これはもう運命!!(偶然

コーヒーの焙煎というものに目覚めたからには使わないワケにはいかないでしょう!!

内部構造はいたってシンプル。
周囲のスリットから螺旋状に熱風を吹き付けて内容物を回転させながら加熱、撹拌します。

『これは面白そう!』という事で、当時流行り始めていたTwitterのスペース(音声通話機能)を使ってでライブ配信しながら、早速生豆を適量ジャラジャラ投入。

スイッチオォーーーン!(ポチッとな

耳障りな甲高い音を立てながら、爆音と共に凄まじい勢いで中の生豆が回転し始めます。

回転を始めて、ものの数十秒で古の焙煎機に異変が起こり始めます。

『うわぁ!ちょっ、ちょっと待ったぁ!!!』

現代の焙煎機と違い、生豆の投入口がちゃんと蓋を出来ないんですねー。

さすがは古の焙煎機(オイ

剥がれたチャフが容赦なく噴き上がってきます。
と、まぁあたふたしてると

パチッ...パチパチッパチッ!!

『ちょっと!これもう1ハゼ始まってんの!?』

パチッ...ピチッ...ピチピチピチッ!!

『うそん!?これ2ハゼの音じゃね!?!?』

『うわーっ!煙がやべぇえー!!!』

と、慌ててスイッチとタイマーをストップ。

...えっ?(・_・;
ええーっ!?∑(´д`;)ノノ


カンカンカンカーーンッ!(試合終了のゴング

焙煎時間02分02秒

コーヒーオイルテリッテリの極深煎り。

イタリアンローストの完成です😂

もう1人で大爆笑です。
きっとスペースを聞かれてた方々は五月蠅かったと思いますゴメンナサイ(笑

とりあえず挽いて...
抽出して...
焼けた豆の断面図をパシャリ

飲んでみた味の感想としては申し分なく『不味い』です😂
イタリアンで極深煎りのはずなのに、苦味と共に押し寄せてくる、生焼けになった時のような後引く嫌な酸味。

ただ豆によっては断面図の写真のように中までしっかり火が入ってるものもあるので、全てが生焼けという訳では無さそう...。

焙煎の過程から飲んでみた感想まで、終始一人で爆笑しながら配信していたのは良い思い出です(笑

これ以降、この古の焙煎機については深々と考察しない事に決めてます。

またいつの日か...

気が向いたその時は...

それでは!!!

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