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【PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000】アート思考を意識して行ってみた

こんにちは、シノブです。

みなさんはX JAPANのhideというアーティストを知っていますか?

僕は知っていますし、大好きです。

昔高校生のとき、hideがバリバリ現役で激しい曲をつくったりライブで演奏しているのを見たりしていましたし、あまりに好きすぎてチェリーサンバーストという色のギターまでオーダーメイドしてしまったほどです笑

当時、hideが不慮の事故で亡くなってしまったときは友人から電話がかかってきて訃報を知り、あまりの突然の出来事に頭が真っ白になったことも思い出されますね。

さて、前置きが長くなりましたが、最近期間限定で【PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000】というイベントが池袋にて実施されていたので行ってみました。

ARなんかも仕掛けられていて、もしhideがまだ生きていたらこんなことをやっていたんじゃないか?みたいなギミックもあるとのことでこれは「行くしかないっしょ。」てなわけです。

【PSYCHOVISION 概要】

詳細なこととか詳しくは公式HPに書いてますんで、興味のある方、湧いた方はこちら。

簡単にいえば、hideのこれまでの歴史やアイテムなんかを展示してるので、見ていってね!という感じですかね。

ミュージシャンということもあって普通の画家さんとかと違って曲なんかもかかっていたり、楽器が飾ってあったり、といったのが特徴。

【行ってみた】

今の時代なので、チケットを買ってすぐに入るというわけではなく、事前にWEBで入場時間を決めたチケット購入し、時間になったら列に並んで順番に入場する・・・という感じでした。

感染対策ということもあるので、特に不満はありません。一応、注意事項として決められたところ以外は写真等撮影はしないでください、とのこと。

さて、中に入るとかなり大きめのhideの写真とメッセージ的なものが。

うーん、やっぱりカッコいいですね。

当時hideに憧れたひとはみんな揃いも揃って髪の毛を赤くしたりピンクにしたりしてましたねえ。

ピンクの髪を見て、「SHAZNA好きなんですか?」なんて言われたのも今となってはいい思い出です笑(ちげーよ!と強い主張をするのも含めてたぶん当時あるあるだったと思われます)

さて、中にどんどん入っていくとなかなか見どころのあるアイテムと共に解説なんかもあって面白いですね。

たとえば・・・

・昔のステージ衣装
・使ってた楽器
・手書きの歌詞
・細々としたアイテム

とまあこんな感じで、ファンはもちろんファン以外でも歴史を感じるものが丁寧に保管されてます。

ただ、興味深かったのは子供時代の写真とかなんというかhideというより松本秀人氏のルーツに関わるものも一緒に展示されていたこと。

夢を壊すことにならんのか?とちょっと思いましたが、まあそんなこともないのか。

ともあれ、アーティストとしての面と一個人の面が合わさっているあたりちょっとカオスだなあと思ったり思わなかったり。

【アート思考してみる】

hideはよくいるようなミュージシャンであるだけでなくて、DJをしたりデザインをしたり、ほとんど誰もつかっていなかった頃からインターネットで情報発信してたりとメチャクチャ前衛的だったんですよね。

そこで、せっかくなので13歳からのアート思考なる本を最近読んだこともあって、アウトプット観賞してみることに。

この衣装の質感はどうで・・・柄がこうなって・・・

このギターの素材は何で出来てて・・・色はどうやって塗られていて・・・

とか、久々にじっくり観て、hideはどんなことを考えてこのデザインにしたのか?なんてことをやってみました。

時代背景としても自分が生きてきた時代なので、昔の偉い人の画家さん達の絵をみる感覚よりも研ぎ澄まされて感じられましたね。

またスペースごとにhideの名言みたいなものが書いてあって、これどこで言ってたんだっけ・・・?まあでもいい事いうなあ、なんてのもあって個人的には凄くテンションが上がりました。

たとえば

「最高も最低もないところでなにかをしてるってこと自体がモノをつくるってこと」

なんていうのは、仕事をしていく上でもベストはつくさなきゃならない、でもそもそも自分の中での最高とか最低とかを超えて譲らない部分もあるよな、という意味で癒やされますし。

「オレの基本は、オレがカッコいいと思うモノはみんなもカッコいいと思うに違いないという勘違いからはじまってる」

これも同じような意味かもしれないけど、自分の中でいいと思うものは譲らない精神を最近ちょっと忘れかけてたかもしれない、なんて勇気をもらえた気がしますね。

【ARについて】

ARコーナーは、もっと色々仕掛けてあるのかと勝手に期待してましたが、割と最後の販売コーナーに少しだけある感じだったのでやや拍子抜け。

まあ、これは勝手に期待しすぎた自分が悪いのでしょう笑

【最後に】

お土産に名言の入ったキーホルダーとhide word FILEという本を購入しておしまい、でした。

こちらの本も読みましたが、ネットでググってもすぐに出てこないような名言というか言葉も載ってたりするので、ファンの方はもちろん、興味が少し湧いたひとにもオススメです。

読んでみると、すごくポジティブになれるというか、仕事をするうえでのマインドセットも高められるなー、と思うので興味のある方はぜひ。


PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000 に行って、うーんやっぱりhideは他とは一線をかくすアーティストだなあ。

アート思考読んでから来たのもタイミング良かった・・・なんて思った自分を含めて、hideの言葉を最後に捧げましょう。

「オレのつくっているものは、アートでもなんでもない。ただ楽しいことをやっているだけ。アートみたいな高飛車な言い方、クソくらえだ!」

・・・・


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