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エンセンヘンロ(京急本線・浦賀〜追浜)

 京急本線のエンセンヘンロをはじめる。京急本線というと一瞬、三崎口の方かと思ったが、こちらは久里浜線という位置付けで、本線は浦賀方面のようだ。浦賀はペリーが一番有名だと思うが、それ以外は全くイメージがつかない。海が近いということぐらいだろうか。

浦賀駅入口

 浦賀駅を降りると、すぐに潮の香りがツゥーんと入ってくる。海の近くに来たなという感じが強くする。駅前はすごく穏やかで、少なくともペリーの香りはしない。

 次の駅に向かうべく、長く続きそうな坂道を歩き始める。まだ序盤なので、坂道があっても気持ちは元気だ。その途中、気になるお店を発見した。まだ朝8時過ぎだというのに開いている。

 コッペパン専門店「こぺるにくす」。なんとも粋な名前とスッキリとした外観。揚げパンがおすすめとのことで、食べたくなったので買ってみる。朝ごはん代わりにもなったが、とても美味しい。これからの道程に向けて幸先が良い。

コッペパン専門店「こぺるにくす」

 その後は、坂道をアップダウンし、20分くらい歩いて馬堀海岸駅に着く。名前の通り、海岸はすぐそこにある。次の駅に向かうには、いささか寄り道になってしまうが、せっかくなので、海岸沿いを歩いてみることにした。海岸は割と長く続いている。近所の人がジョギングしたり、散歩したりしている様子がとても住みやすそうな印象を与える。

馬堀海岸駅
海岸沿いはちょっと南国っぽい
海岸から見えるのは横浜の方か

 馬堀海岸駅から次の駅に向かう。割と淡々とした道が続く。のんびりした雰囲気が漂っていて、散歩するにはいい感じだ。駅の近くに和菓子と洋菓子でエントランスが分かれてそうなお店?を見つけた。まだ朝が早いから開いていないのか、しばらく閉めているのか。

和菓子と洋菓子

そして、次の京急大津駅に着く。改札の横には小さな鳥居があり、一人お参りをして改札に向かう人がいた。地元の人には愛されているのだろうか。こじんまりした駅にこじんまりした鳥居。ミニマルの良さがホッとする。

京急大津駅

 京急大津駅から堀之内駅まではすぐ。ここで三崎口方面からの久里浜線と合流する。そこから県立大学駅へも短い。途中発見した看板「からおけ 昔ばなし」。昔ばなしを聴きながら歌わなければならんのか、昭和30年代より前の曲しかないのか、興味をそそられる。

堀ノ内駅
からおけ 昔ばなし

 県立大学駅から少し歩くと小高い丘の方にそそられて、その先には平和中央公園。旧日本軍の演習砲台跡を利用して造られた公園とのことで、平和モニュメントは、川崎競馬の収益配分金を活用した神奈川県自治基盤総合補助金を活用しているそう。おー素晴らしい。当日は曇っていたけど、見晴らしもとても良く、ご近所さんのお散歩にもいいのではないか。

県立大学駅
平和中央公園からの見晴らし

 そうこうすると、横須賀中央駅に到着。駅前は賑やかで行き交う人も多い。横須賀といえばスカジャン、いつかは買いたいスカジャンだが、チラッと傍目で見るだけで、買うのは次回に持ち越しにすることにした。

横須賀中央駅
いつかはスカジャンを着こなしたいze!

 続いて汐入駅、逸見駅と歩き続ける。この辺りになると一気に昭和的・牧歌的となって、静かな風景だ。しかしながら、とても落ち着く。そして、住宅街をくねくねとアップダウンしながら歩いて、安針塚駅へ。ヤスバリヅカ?アンバリヅカ?読み方がわからなかったが、アンジンヅカが正解。針がジンか。ムズい。

汐入駅
逸見駅、イツミと思いきやヘンミ
昭和的風景
牧歌的風景
安針塚駅

 そしてそこからは国道16号線を沿うようにして京急田浦駅、そして追浜駅へ。駅間が微妙に距離があって、国道沿いなので、お店とかはポツポツあるものの、そこまでそそられるブツはほぼない。後半で単調だと疲れがドッとあふれる。どうにかこうにかして追浜駅へ。これみよがしにベイスターズのPRが目立つが、人通りは少なめだった。

国道沿いをひたすら歩く
京急田浦駅
追浜駅


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