基本情報技術者試験に合格するまで#資格日記02
自己紹介
お久しぶりです、yutoです。データ活用人材を目指す新卒2年目です!現在はIT企業でSQLやBIツールをを用いた意志決定のサポートを指定います。そろそろpythonを用いた分析の勉強を始めたいと思っています。
受験の経緯
データアナリストとして現場で仕事をすると、エンジニアやWebディレクターなどの多くの方と接する機会があった。主に、ステークホルダーとの円滑なコミュニケーションを図るため、パフォーマンスを発揮するために受験をすることにした。(この資格を受験するために、ITの知識が皆無であったため、ITパスポートを半年前に取得していた)
基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験は、システムエンジニア、プログラマーなど、ITエンジニアが共通して理解しておくべき基本的な知識を体系的に学習することができる資格です。IT関連の業種でキャリアをスタートする登竜門となる試験でしょう。
出題内容として、コンピュータやシステムが動作する基本的なしくみから、データベース、ネットワーク、セキュリティなどの基礎知識だけでなく、システムやソフトウェアを開発する流れやその中で検討すべき点についても理解することができます。 情報処理の分野以外にも、企業経営やマネジメント分野の知識も問われるため、仕事としてIT業界で活躍するために必要な知識を身に着けることができます。
勉強時間
50時間(文系×IT業界1年)
これは自身の主観によるものですが、情報処理の知識がない人(文系卒、IT業界未経験者)は、最低でも150時間(3ヶ月)以上は必要、情報処理に知見のある人(情報系卒、IT業界経験者)は50時間は必要かと思います。私自身は文系卒×IT業界1年(ただしアナリストとしての実務経験)でしたが、ポイントを抑えた勉強により、50時間ほどで合格することができました。勉強する時間が全然なかっただけです、、
学習教材
①Udemy ~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座
②栢木先生の基本情報技術者教室 イメージ&クレバー方式でよくわかる 令和04年/栢木厚
③令和04年【上期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
使用した教材は①動画1本、②参考書1冊、③過去問1冊になります。それぞれのメリットデメリットを記述すると、
①動画は初心者向けに図解があって分かり易いが、勉強時間に対する学習のコスパが悪く、且つ難易度低めでした。IT業界の知識が疎い人の導入向けで、この一本では間違いなく足りません
②質と量ともに満足感があります。しっかり勉強したい人でも軽く勉強したい人にもかなりおすすめの参考書です。
③過去問は必須です。試験に向けての情報量が多いためです。参考書にも劣らぬほどの基礎知識の解説があります。
勉強の進め方
①試験範囲をざっくり学び、得点源にできそうな範囲を見定める
試験の合格ラインは午前午後ともに6割以上です。文系卒の私はエンジニア系の内容は6割を解答できるように理解し、それ以外のジャンルでは8~9割を目標としました
②Udemyの講座を視聴する
文系卒にとってネットワーク系やシステム系は前提知識がないと本当に難しい分野かと思われます。そのようなジャンルに関しては図解や説明のついた動画がオススメです。理解が乏しいジャンルについてはyoutubeで単元別に補填しました。
③参考書を一周以上履修する
どれだけ実務経験があるような人でも、試験範囲が広いため一度は学習しておくことが重要です。初学者の方は復習は必須でしょう。ある程度単語を理解しないと試験を通過することはかなり難しいからです。
④過去問を解きまくる
残りの時間は過去問演習に費やします。特に午前試験は量をこなせば合格率は格段に上がります。午後試験については過去問の量より、より得意ジャンルでの得点率が重要となってくると思います。それでも過去問を解くことで問題量や難易度を把握することができるのは難易度の高い試験においては大切になってきます。アプリになっている過去問集も反復学習にはおすすめです。
試験について
試験概要は以下のキャプチャのとおりです。合格点は午前午後ともに6割になります。試験前の過去問では7割くらいの正答率でした。
試験の所感としては時間としてゆとりはありましたが、わからない問題が2~3割くらいありました。ただ、4択を2択に絞るところまではできるので、正解になった問題に救われた感じはあります。ネットワークやインフラ周りの知見が乏しく正直学習時間50時間では足りなかったですが、午前も午後も65%くらいで無事合格することができました。その理由は、実務で活用していた得意なデータベース系のジャンルで満点を取ることができたからです。やっぱり、実務経験は偉大だなあと痛感した試験でもありました。
最後に
この資格は国家資格として十分な肩書きにもなりますが、それ以上にIT業界の知識や全体像を体系的に学習できます。データアナリストにとってはあまり重要視されない資格ではありますが、多くのステークホルダーと相対する職業という側面ではとても大切な資格だと思います。これで慢心せず、実務や他の資格取得のステップにできれば良いと思います。みなさんも一緒に頑張りましょう!
それでは、adieu!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?