映画「大いなる不在」を見る

実は前から、森山未來くんが好きで、彼の出演する作品は結構みています。
今回も、チラシを見た時から、見る予定に。

さてさていつもの小さな映画館に着くと、珍しく席がパラパラですが全体に埋まっていて、40人弱のお客様が。こんなに入っていることは珍しい😅
いくつかの賞も受賞したから？

お話は小さい頃に自分と母を捨てた父（藤竜也）が警察に捕まった。父は認知症、愛する人と再婚したが、彼女も行方不明に？連絡を受けた息子である卓（森山未來）が訪ねる。

この映画は見た直後よりも、後になっていろいろとよみがえらせながら、考え続けるような気がする。夫婦で老後を迎えた時、どちらかが介護をすることはよくある話。
でも離婚してまで、最愛の人と結婚したというのに、認知症になり、妻のこともわからなくなり、別人になる。夫婦でなくなるのだ。その時、自分はどうするのだろうか？息子はどうするのだろうか？

rosieさんの義母も高齢になり、同居した時には「嫁」の存在を忘れていた。「あなた誰？出て行きなさい！」と言われた時はショックだったが、仕方がないと気持ちを切り替えて、施設職員のつもりになった。ケンカはなくなったが、あれでよかったのか？と今でもよくわからない。

これからのことを考えると、介護のことばかりではない、夫婦の根源的な問題になることもあるのだと。
うーん、オススメしま〜す！

では　みなさま　ごきげんよう。