さて、慣れない東京へ一人で出かけました。東京子ども図書館主催で、松岡享子さんの歩みをたどる映画ができたのだそうです。 石井桃子さんの活動を引き継いで、アメリカで学び、実践されて、日本へ。松の実文庫を開き、子どもたちに本を、お話を伝える活動の拠点として東京こども図書館を設立、数々の絵本の翻訳、創作を手がけられました。 松岡さんのもとで育った児童図書館司書、子ども文庫を開かれた人々、大学で児童文学を学び、幼児教育、保育の世界で実践された人々・・・大人たち。そして、『くまのパテ
宇治の植物園ですって。 じゅんこさんが出かけたそうです。こんな珍しい幻想的な植物も。 ミューレンとかネズミカヤとか・・・呼ばれているらしい。 カヤの種類なのですね。秋ですねえ。rosieさんちの周りではどんぐりの落ちる音が聞こえてきます。小さなどんぐりでも高いところから落ちてくると音がすごいし、当たると痛い! さて、さつまいもの芋掘りをしました。今年は猛暑のせいか、どこもお芋の出来が悪かったとか、鹿に食べられたとか、そんな話が多いです。 今年は孫たちも遠くなり、夫婦二人で
皇帝ダリアの花が咲きました。これはもう10年ほど前、島に住む友人がrosieさんに切った茎をくれたもの。節のある部分を横にして土に植えるのです。それを義母に送ってあげたら、根付いていまだに毎年咲くのです。 四国でも近所の人が毎年喜んでくれました。「花の少ない時期に嬉しいね」と。見上げるほど高く伸びて咲くのです。 さて、ある人が勧めてくれた本です。 「モーツァルトはおことわり」 作 マイケル・モーパーゴ 絵 マイケル・フォアマン 訳 さくまゆみこ 知りませんでした。かつて
会津の歴史を知る鶴ヶ城、白虎隊の自刃した場所、そしてこの、白虎隊の人たちも学んだ藩校「日新館」などを訪れると、かつての会津の人たちの無念さや真面目さなどにふれて、なんだか胸がじーんとするのでした。 そのことを本当はすぐに書きたかったのですが、なんだか胸に響くものがあり、なかなかふれにくくて最後になりました。 この日新館の入り口にこの会津武士たるものの「什の掟」というものが書いてあります。 今の時代とはずれているものもありますが、「ならぬものはならぬものです」という言葉には共
鶴ヶ城をゆっくりと見て回り、ランチは3時になってしまい、会津そばを食べようと思ったのですが、すでにお蕎麦屋さんは閉まっておりました。 そこで見つけたのがこのお店、郷土料理もいろいろとあり、お値段もお手頃でした。それでいろいろと注文しました。 京都ならぬ会津のにしんそば(京都はみがきにしんですものねえ)、その左側は揚げまんじゅう、そして、そばソフトクリーム。 揚げまんじゅうは一口食べると中はこんな感じ。美味しいんです。 会津にしん山椒(会津伝統料理) この店にソースカツ
鶴ヶ城にて、赤べこと一緒に写真を!すましたお顔が見せられないのが残念(笑) 会津はなんといっても可愛いのは赤べこ。べことは会津の方言で「牛」という意味。昔、由緒あるお寺の建立の際に最後までがんばって働いたのが、赤べこだったそうで、以来ずっと疫病除けのお守りになったんですって。 職場の人へのお土産も、赤べこクッキーにしました。みんな元気で働いてね! さて、白虎隊の人たちが自刃した跡地のところに「さざえ堂」という六角三層のお堂があります。不思議な二重らせんスロープで、西国三十三
ずっと四国に住むことが長かったので、東北へはほとんど行く機会がありませんでした。今回は初めての福島です!それも会津若松方面・・・夫くんの希望で❤️ 実はrosieさんに最近できた友人も福島出身の方で、「他とは違うソースカツ丼、京都とは違うにしんそば・・・」など情報をもらってしゅっぱ〜つ!! まずは猪苗代湖へ。小学生の頃、よく伝記で『野口英世』を読まされたなあ・・・猪苗代湖=野口英世なんです。ところが千葉で育った夫くんは読んでいないと。同じ時代の小学生なのに。信じられなあ〜い
子どもの本の読み聞かせなどでボランティアをしていると、どの小学校や地域でも今はバザーの季節になりました。 先日、娘の教会のバザーのためにと例年作っているフェルトのままごとセットを作り、送りました。 今回も普段の日は仕事もあり、なかなかお手伝いに参加できないので、同じものを作りました。孫たちもこれでよく遊び、修理依頼が来ることもあります。洗えるフェルトで作るので洗濯OKです。 見た目よりも製作に時間はかかるのですが、好きなドラマを見ながら・・・と毎年、作っています。 さて、今度
rosieさんは関東に引っ越して3年半が過ぎました。義母も天国へ送り、いろいろありましたが、責任を一つ終えました。それで、昨年の秋から仕事以外の趣味的な時間としてずっと関心を持ち続けていた「子どもの本の世界」に数十年ぶりに戻ることにしました。 32年前、斉藤惇夫さんを講演にお招きした時に言われたことが今も心に残っています。夫くんの実家が千葉であることを知った斉藤さんは「子どもの本のことをやりたいならばすぐに千葉に帰りなさい!」と。 当時、こちらの関係者の方々が頑張っておられ
実は4月にヤマちゃんとネモフィラの花を見に行こうと約束していたのです。ところが当日朝、急に体調が悪くなったそうで延期。ヤマちゃんは肺炎になり、しばらく大変でした。 あれから半年、やっと二人で出かけることができました。 それが茨城県にある「ひたちなか海浜公園」すぐそばが太平洋なんです。 ネモフィラの季節から、コキアの色づく季節になっていました。 早朝から出かけ、9時30分頃に着いたのですが、もう人がいっぱい! 日本では珍しい?大きな犬を連れた人たちも。広いから犬にもいいんですね
近くの図書館に行ったら、立派に金木犀の花が咲いていました。あ〜、今年はやっとです。でも昨日も10月後半だというのに30度!もう信じられないよ〜! 運動会も終わりました。 3歳のHちゃんもママ、ジージ、バーバが来てくれていました。嬉しくてたまらないHちゃん、rosieさんにも・・・ 「ねえ、rosieさんのママはどこにいるの?」と保護者席を見ています。 あまりに可愛くて、「もう死んじゃってるのよ」とは言えず、「遠いところにいるからね。今日は来れないのよ。」と。 母の私の運動会
キャサリン・ブルートン 作 尾崎愛子訳 平澤朋子 絵(偕成社) シリアからの難民として、イギリスに渡ってきた子どもとその家族の話です。 以前に、ナチスから逃れるために子どもの移住:キンダートランスポート政策を行ったイギリスへ渡った話の『アンナの戦争』ヘレン・ピーターズ著 尾崎愛子訳(偕成社)を読み、心にジーンとくるものがありました。 今回もそうです。同じ尾崎愛子さんの訳です。 シリア難民のことは時々テレビニュース等で見ましたが、そこにいる一人の子どもを取り巻くさまざま
先日、整体へ行きました。いつ終わるかわからない夏の暑さ、体の疲れなどで、これは自分でがんばらないで、プロにおまかせ!と。心身ともにほぐしてもらいました。 その後で、出してもらったハーブティーがマグノリア・・・ 図書館で借りた本がこれ! 児童書です。 『マグノリアの森』 中川なをみ 作 白石ゆか 絵 前に日韓の話で紹介した『かけはし』の著者と同じ人の本。 マグノリアって時々耳にするけれど・・・と思っていたら、モクレン、コブシ、タイサンボクなどの花のこと。 rosieさんは
愛媛の実家から、柿が届きました。 なんでも四国のものはrosieさんの「元気の素」なんです。見た目はまだ緑っぽくて、昔の感覚のオレンジ色の柿ではありません。 皮を剥いて口に入れると・・・びっくり!昔べっとり?あま〜い柿ではありません。あっさりとした甘味が口の中に広がり、「う〜ん、今風の柿だなあ」と。今風に美味しい! 傷みたいな線は条紋という美味しさの証らしい。 そういえば、今の若い人、子どもたちはべっとり甘い干し柿など食べませんものね。 ほんと、この頃、世の中はどんどん変わ
先日、子ども文庫の仲間から本2冊とDVDを一つ、押し付けられたのです😆 何がなんやらわからないまま・・・「読みなさい!」って有無を言わさず。 それがコレでした。 聞けば、これは山梨県北杜市(八ヶ岳山麓)で生まれ、育ち、やがて日本が併合した朝鮮で働いた兄弟の話。戦前の朝鮮にて、庶民が使う白磁の美しさを発見。 日本民藝館を作った柳宗悦にその日常の美しさを伝え、やがては柳宗悦の大事な仕事の土台を作った兄弟の話でした。 rosieさんは柳宗悦、バーナード・リーチ、河井寛次郎などの
近くの公園に咲く彼岸花です。写真を撮りに来られている方々が数名。 彼岸花を見るとやっぱり思い出してしまう、子どもの頃の思い出。 あの真っ赤な花が突然現れると感動してしまうんですよね。何もなかったところに・・・ 「きれいだなあ!」と次々とポキっと折っては山ほど抱えて持ち帰り、母に見せようと差し出したら、「嫌だ!?これは死んだ人の花で家の中には飾るものじゃないから、捨ててきて!」と・・・ 「え〜、家に飾っちゃいけない花なんてあるの?」と、子ども心にショックを受けてトボトボと捨て