記事は GitHub などで管理しよう:効果的記事の保存方法とベンダーロックインの光と闇


はじめに

ところで皆さんは note などの記事はどうやって管理していますか?

Web 上での記事作成は一般的ですが、GitHub などのバージョン管理サービスを利用することで、記事の効果的な保存が可能となります。本記事では、そのメリットに焦点を当て、ベンダーロックインの潜在的なリスクについても議論します。

なぜ GitHub などで管理するのか?

記事を GitHub で管理することにはいくつかのメリットがあります。まず、突然の記事削除やアカウント削除といった事象から逃れられるという点が挙げられます。一度記事を公開した後でも、GitHub 上で管理することで安心して情報を保持することができます。また、GitHub のバージョン管理システムを利用することで、過去の変更履歴を見ることができるため、修正や改善が容易になります。

あとは、基本的に note などの最近のブログ関連システムは Markdown に対応しており、単純にローカルで作成した記事をコピペするだけで何の問題もなく作成ができます。

変更履歴などはベンダーによってはできたりできなかったりしますが、ベンダーごとの制限があるので Git で管理した方が良いです。

それ以外の大きなメリットとしては、例えば記事の外部出力機能がないサービスを使っている場合、外部出力をする際に作成した記事を一々コピペして保存するといった苦行があるということが挙げられます。

こういった機能は普段は意識しない内容ですが、別のプラットフォームに記事を移行したい場合などに急に気づく内容なんですね。

Git で管理している場合は、例えば Markdown の記事作成ツールなどで独自の記事をそういった作業をせずに作成できるというわけです。

他にもサービスそのものが無くなったりするケースも枚挙に暇がないのです(killed by google、Geocities などなど)、なのでせっかく作ったものがベンダーに依存することにより灰燼と帰してしまうけーすは結構あります。そういったことを防ぐためにも基本的には記事などのコンテンツは GitHub などのサービスで管理した方がいいでしょう。

デメリット

デメリットとしては、ベンダーによってはうまいこと Markdown が表示されなかったり、外部の画像や動画を表示することができなくなるケースがあります。

そこら辺は仕方がないケースがあるのですが、最小限の変更で対応できるようにローカル対応しましょう。

まとめ

GitHub などのバージョン管理関連サービスで記事を管理することには多くのメリットがありますが、注意すべきデメリットも存在します。それぞれの方法のメリットとデメリットを考慮し、自身のニーズや目的に合った適切な方法を選択することが重要です。

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