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介護予防ハイク🥾 蓑山(みのやま)・美の山公園

埼玉県秩父市と階野町にまたがる標高581.5mの「蓑山(みのやま)」。山頂付近は整備された県立自然公園「美の山公園」となっており、桜8,000本・ツツジ3,500本・紫陽花(アジサイ)4,000株が植樹されており、花の名所としても知られています。四季折々の草花も魅力的です。「美の山公園」は、広さが41haあり、秩父盆地を一望できる360度の大展望、山頂付近まで車でのアクセスもでき、麓の駅からも登ることができます。お身体の状態、体力に合わせた、その方らしい介護予防ハイクが楽しめる場所です。

▼美の山公園(美の山国民休養地)アジサイ開花情報▼


介護予防ハイク レベル別コース紹介


【レベル:★☆☆☆☆】 お一人で歩くことが困難な方(介助が必要、車いす、杖歩行、歩行器歩行)

エントランス広場

●コース:「美の山公園」山頂展望台付近のエントランス広場と、アスファルトできれいに舗装された平坦なコースのみを散策。(一部平坦な展望広場で芝生あり)
●時間:1時間程
●靴:履きなれた歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズ
●メモ:駐車場は第1駐車場がおすすめ。第2第3駐車場からだと、途中に階段があるので、手持ちの車椅子や、歩行器は一部運搬が必要となります。

エントランス広場(芝生)
インフォメーションセンター

【レベル:★★☆☆☆】 近所のお散歩ができる方、お一人で歩くことはできるが、歩行状態が不安定な方、認知症などで見守り歩行が必要な方


花の森エリア

●コース:「美の山公園」全体を散策。園内は、(1)エントランス広場、(2)蓑山山頂(美の山山頂)、(3)アジサイ園地、(4)芝生広場、(5)ツツジ園地、(6)花の森、(7)小鳥のさえずる森、(8)みはらし園地の8つのエリアに分かれており、五感を刺激してくれることまちがいなし。比較的舗装され平坦なコースではあるが、自然遊歩道(舗装なし)や階段、多少のアップダウンがある場所もあり。
●時間:1~2時間程
●靴:履きなれた歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズなどでもよいですが、トレッキングシューズやハイキングシューズだと安心
●メモ:遊歩道は整備はされているのですが、傾斜のある自然の遊歩道エリアもあり、花や植物などの写真で気を取られて、滑って転倒したりしないように注意しましょう!ちなみに、私の父ははしゃぎすぎて転びました(汗)

山頂展望台付近下の絶景芝生エリア(ランチに最適※傾斜あり)
花の森エリア

【レベル:★★★★☆】 普段からお一人で歩ける方、近所の散歩や、ハイキングを普段から楽しまれたり、多少体力に自信のある方

「美の山公園」見晴らし園地へ向かう道

●コース:しっかりハイキングを楽しみたい方向けのコース。四季折々の自然を楽しみながらの山歩き、花や緑、山頂、秩父盆地を一望できる「美の山公園」からの360度の大展望、下りは、里山歩き、和同開珎の碑で歴史に触れるなど変化に富んだハイキングコースが楽しめます。
秩父鉄道親鼻駅からスタート。途中、「美の山公園」の看板がでますが、「箕山」の山頂付近は「美の山公園」ですので安心して進んでください。その後、「仙元コース」と「関東ふれあいの道」と書かれた看板がありますが、どちらも山頂に行けます。山気分を楽しみたいなら「仙元山コース」がおすすめ。

●時間:3時間半程
スタート 秩父鉄道 親鼻駅 ➡(約10分)➡萬福寺 ➡(約60分)➡見晴らし園地 ➡(約30分)➡蓑山・美の山公園 ➡(約40分)➡和同開珎の碑➡(約20分)➡ゴール 秩父鉄道 和銅黒谷駅
※トイレあり:親鼻駅、萬福寺、見晴らし園地、蓑山公園、和銅黒谷駅
※標高差300~400m以内
●靴:足首まで覆えるトレッキングシューズやハイキングシューズ
●メモ:詳しいコースについては、「親鼻駅 和銅黒谷駅 ハイキングコース」で検索してみてください。おすすめは、下記のYAMAP(ヤマップ)で、このコースを通る活動日記をチェックし、ハイキングイメージを膨らませることです。YAMAP(ヤマップ)アプリをダウンロードして地図を活用すると、ハイキングがより安全に快適に楽しめます。



美の山公園マップ

美の山公園案内マップ・美の山ハイキングマップ・美の山植物たんけんマップ

埼玉県庁の公式ホームページ

アクセス

※注意※美の山公園への路線バスはありませんので、お車、駅からタクシー、または徒歩(登山)になります。
美の山公園へのアクセス
➡美の山公園 バリアフリー情報

埼玉県庁の公式ホームページ

介護予防ハイク

山や自然にはさまざまな楽しみ方があります。介護予防ハイクもそのひとつ。自然の中にいること、自然に触れることを純粋に楽しむ。介護予防ハイクには、五感を刺激、癒し、認知症予防、リフレッシュ、ストレス解消、精神的な安定、すでに要介護状態にある方は、症状を悪化をさせない改善させること、人との交流、身体活動等から、健康増進や介護予防効果が期待できます。
介護予防でハイキングをはじめたい方、家族のためにいっしょに介護予防ハイクをされたい方などに向けて、実際に行って介護予防ハイクの山や公園としておすすめしたい場所を紹介しています。


ハイキングの基本

・動きやすい服装が基本です。汗をかくため、吸汗性や速乾性に優れたウェアをおすすめします。
・両手を空けるために、リュックサック(ザック)をおすすめします。
・シューズは、歩きやすさを重視して選びましょう。短時間で舗装されていているコースは、歩きやすいスニーカーで問題ありませんが、山道やアップダウンのあるコースを歩く場合は、ハイキングシューズやトレッキングシューズを用意しましょう。
・掲載しているコースタイムは、あくまでも目安です。休憩時間は含まれていません。時間にゆとりをもって、早めの出発、早めの下山が安全です。
・ハイキングスタート地点までの交通手段、電車やバス、道路状況などは、変わる可能性があるので事前に確認しましょう。
・山の天気は変わりやすいです。雨具は常に常備しましょう。防寒暴風対策にも役立ちます。
・自然のものを持ち帰らない。ゴミは必ず持ち帰りましょう。

ハイキングの基本


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