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社会に合わせにくいタイプでも、強く生きたい

まえがき

 どうも、天宮英璃です。今回は、自分のmbti、エニアグラムについて、エッセイを書きたいと思います。

※トップ画像は、もちづきちぃさんの作品をお借りしました。


本文

 私は、集団でいる事が苦手だ。本能的に、集団で何かをする事が苦手なのである。もちろん、気の合う人たちなら気兼ねなくやっていけるのだが、そう言う人たちは限られてしまっている。

 私の性格については、最初の記事で少し説明した。私が、集団に対して苦手意識を持ったのは、幼少期のいじめと友人トラブルだが、やっぱり、一番の原因は、私が周囲との関係性を上手く築けない事だろう。

 もしかして、何かしらの発達障害があるのではないのか?それを確かめるには、専門機関で検査してもらうしかないが、単純に、私の性格や考えが集団生活に適さないのではないかと思い始めた。その中で、私は今話題の16パーソナリティ(mbti)と、エニアグラム診断で、自分について分析してみた。

 いずれの結果も、集団主義の日本社会に合わせにくいタイプだが、深く掘り下げていく。

16パーソナリティ(mbti)

 まず、知っている人も多いと思うが、下記のサイトで自分の16パーソナリティを調べた。ここで、注意してもらいたいのが、本物の『mbti』とは別物であると言う事だ。私は、あくまで心理テスト的な感覚で、この診断を利用している。

 ここで出た、私のmbtiはINFJ-T(提唱者)だ。過去に、INFP-T(仲介者)、INTJ-T(建築家)で出た事もあるが、一番診断結果が多く、特徴的にもしっくり来るのがINFJだ。このサイトでは、各パーソナリティの事を説明しているが、海外のサイトを自動的に翻訳しているので、わかりにくい文章があったりする。

 そのため、16パーソナリティの特徴を調べるには、このサイトの説明がわかりやすいので利用している。もちろん、このサイトでも、16パーソナリティを診断できる。


 ちなみに、このサイトでは、私はナイチンゲールと同じタイプらしい。このサイトにあるINFJの強みと弱みを見ると、自分に当てはまる物が多かった。

 自分自身の行動や周りの評価を考慮して、強みとしては真面目で大人しいところや、自己表現として思った事を文章にするところ、周囲から、服装について高評価をもらうところが当てはまる。反対に弱みとしては、周囲に流されやすいところや、理想ばかりに目を向けてしまうところ、他人に対して心を開きにくいところなど、ほぼ全てが当てはまった。

 一般的に、INFJは共感力が高いため、協調性があると言われている。ただ、冒頭で述べた通り、私は集団行動が苦手だし、無自覚に素っ気ない態度を取ってしまって、相手を傷つけてしまった事が多々ある。その場合は、INTJの気質が強く出てしまっているのではないかと思っている。

 16パーソナリティ診断では、エネルギーの外向型(E)か内向型(I)、意識の直感型(N)か観察型(S)、気質の思考型(T)か感情型(F)、戦術の計画型(J)か探索型(P)と言う四つの項目から、16通りの組み合わせで自分のパーソナリティがわかるのだが、3つ目の気質で思考型が多く占める時があるのだ。

 INTJの性格は、こちらにわかりやすく纏めてある。ちなみに、INTJとされる偉人は、レオナルド・ダヴィンチらしい。

 ここでも、自分に思い当たる強みと弱みを抜き出してみる。強みとしては、興味のある物事だと没頭してしまう―集中力の高さや、独創的な感性、好奇心旺盛さはしっくり来る。弱みとしては、人間関係や集団行動が苦手なところや、思いやりに欠けるところ、競争が苦手、余裕がない時だと他人を無自覚に傷つけてしまうところから、相手を考慮できないのも当てはまると感じた。

 これらは、状況によって出る度合いが違って、集団の中にいる時は、空気を読まないといけない事からINFJの要素が強く出て、一人きりで、近くに知人がいなくて、周りの目を気にしなくてもいい状況だとINTJの要素が強く出やすい。ただ、私としてはINFJの要素が強いと感じる。なぜなら、周りの意見が気になって、深刻に悩んでしまう事があるからだ。INTJはポジティブ思考らしいが、私はネガティブ思考だ。これも、INFJの特性らしい。

 もちろん、診断結果に一喜一憂するのは良くないが、自分の内面を知る事もできる。むしろ、今までの悩みの原因がわかった気がして、気持ちが楽になった。自分の特性がわかった今、その特性に合った行動をしていけばいいのだから。

 ちなみに、INFJとINTJは生きづらいと言われている。生きづらいと言うよりは、集団主義の日本社会に合わないのだろう。INFJは他人の目に敏感なところ、INTJは人間関係の構築が苦手なところから、集団生活はあまり向いていないと考える。ただ、その分、自分の感性や美徳などの内面を磨く事ができて、これを密かに誇りに思っている。まさに、私もそう言う感じだ。


エニアグラム

 16パーソナリティと同じく、こちらも性格診断の一つだ。こちらは、アルファベットの組み合わせではなくて、1~9の数字で分類される。そして、各タイプごとに名称がある。

 こちらの診断は、下記サイトで行った。この90問回答式以外にも、二択式や文章選択式などがある。

 ここで出た結果は、タイプ5の調べる人だ。一般的には研究者とも言われる。

 ここでの解説で、自分に当てはまる事を抜き出してみる。まず、行動する前は情報を集めるが、行動に移せないところが共感した。他の事を犠牲にしても、興味ある事に没頭しがちなところもだ。

 また、サイトによっては、タイプ4の芸術家が出る事もある。エニアグラム学会の診断でも、タイプ5の次にタイプ4の傾向が高いと結果が出ている。

 ここでの解説も、自分に当てはまる事がある。創造的且つ独創的なところ。大勢は苦手で、自分を理解してくれる、限られた人たちとの交流を好むところ。自分の思いを芸術的に表現したいところ。自分を理解されないと、他人に対して嫉妬や羨望を抱いてしまうところも当てはまる。

 どうして、タイプ4とタイプ5の傾向が出やすいのかと言うと、単純に隣り合うタイプだからだ。タイプ4だと、タイプ3かタイプ5との組み合わせ、タイプ5だと、タイプ4かタイプ6との組み合わせになる。これをウィングと言う。

 タイプ4とタイプ5も、個人主義なので、日本社会では生きづらさを感じる事があるらしい。どちらも、内面的な要素に惹かれる事が多く、私にも強い自覚がある。これも、あくまで、自分の性格にはこのような傾向があると言うだけで、16パーソナリティ診断同様に、診断結果で一喜一憂しない方がいい。


社会に合わせにくいのかもしれないけど、強く生きたい

 自分の16パーソナリティとエニアグラムを調べて、想像通り、集団主義社会では生きづらいタイプだとわかった。世の中では、幼い時から集団生活の大切さを教えられ、会社で働く上でもチーム中心の活動を強いられる。私は、それが本当に苦手だ。他人との交流が苦手な分、私は自分の世界にのめり込む事が多い。それだから、自分の内面に重きを置くINFJ(INTJ)、タイプ5(タイプ4)になったのではないかと推測する。他にも要因があるのかもしれないが。

 また、各タイプの特性から適職がわかる。INFJは介護職、心理カウンセラー、イラストレーター、ミュージシャン、大学教授などの福祉系や芸術系、教育系。INTJは医師、弁護士、建築家、フリーランス、システムエンジニアなど専門的で独立性の高い仕事。タイプ5は、科学者、哲学者、プログラマーなど専門的な仕事。タイプ4は、芸術家、小説家、心理カウンセラーなど芸術・文芸、もしくは福祉系の仕事が合うとされている。

※16パーソナリティの適職について、16パーソナリティの項目の引用先を参照。

 どのタイプも、個人の裁量が大きく、独立して活動できる仕事が多い。私の夢である小説家もその中に含まれる。これらの仕事は、会社に就職するよりも、叶う確率や収入の安定性が低い事がある。こうしたところも、生きづらいとか社会不適合者と言われる一因である。とは言え、私がずっと憧れている芸術・文芸分野への適性が高いと知って、夢に挑戦するモチベーションに繋がっている。私が、多くの仕事がある中で、芸術系に強く惹かれたのは、ある意味必然だったと思っている。

 特性や適職によって、社会では生きづらいと思われるタイプが沢山存在する。ただ、自分に合う居場所を見つければ、人生の葛藤から解放されるかもしれない。今の私は、自分に合う生き方を模索中で、時々、凄く思い悩む事がある。「これでいいのか?」、「これは大丈夫なのか?」と言う不安もある。必要ならば、自分の意思を抑えて、周囲のために妥協する事もあるが、自分の意思を大切にしていきたい。社会には合わせにくいのかしれないけど、強く生きたい。私は可能性を広げるために、これからも、色々な事に挑戦し続けていく。きっと、いつか、やってくる明るい未来を目指して。



あとがき

 記事を最後まで、読んでくださりありがとうございます。流行りの性格診断を基に記事を書きましたが、いかがでしたか?

 性格診断の結果を見て、やっぱり、私のタイプは、内向的で個人活動を好むんだなと思いました。性格診断は、自分が長年抱いた疑問の解決や、今まで知らなかった一面を知る事ができるので、話題を呼んでもおかしくないと思いました。

 また、タイプによっては、生きづらいと言われているものもあるそうですが、適材適所を見つける事ができれば、少しは気持ちが楽になるのではないのかと考えています。私も探している最中なので、はっきりした事は言えませんが、世界は広いですし、多様性とも言われている時代ですので、視野を広げてみたら、自分に合う居場所が見つかるかもしれません。

 自分が輝ける生き方を探し求めて、これからも頑張りましょう。

 今回は、これで以上となります。また、次回の記事でお会いしましょう。



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