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マシュマロ見習いが感想を語る第七弾

マシュマロ見習いがみなさんの作品を読んで感想を語る企画、リニューアル後第7弾です! この記事は「エデンの住人たち」などを書いている創作初心者マシュマロ見習いがみなさんが送ってくれた作品を読んで素直に感想を語っちゃう企画です!

今回の作品はオリジナルです。作品はこちら

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今回のお話はきっと「面白さの構造」の「マシュマロ課題」からスタートしてくださっているんですよね!!

それに気がついた時、本当に嬉しかったです! こうしてマシュマロちゃんの記事が読んでもらえて、実際にそれを用いて創作をしてくれて、さらに見習いの企画に応募してくださるなんて!

しかもね、記事を読んでくださったら分かると思うんですけど、この方がしてくれた「窓の外を見たら、地面が濡れていた。」の使い方すごくないですか???

次の文が「梅雨は今朝で終わったみたいよ。」なので、一見するとリアリティ路線で攻めているのかな? と思うのですが、最後まで読んでから見返してみるとこれは伏線だったのでは!!

この作品は最後の解釈が様々分かれるところだと思うのですが、一応私は今回の主人公にとってはハッピーエンドだったと思うのです。ただ、タイトルが「違う今日」なので、最後に犠牲になった人の周囲には今回の主人公のような人がいるのかも……とも思いました。

ですが一応、主人公にとってはこれからは幸せになれそう……と考えると一文目の雨は「今日まで続いた憂鬱な日々、暗い気持ち」となり、梅雨は今朝で終わりという文からは「辛い日々の終わり、明るい日々の始まり」なのかな? と考えました。

ううーんでも毎日繰り返しているからこのセリフも繰り返しなのかな? だとすると「最終的には幸せになれるよ」のメッセージなのかな? みなさんはどう思いますか? 感想フォームやTwitterで教えてください!

あとこの方は対照的なものを描くのがとても素敵で、切羽詰まった主人公となんだか少し呑気な(状況が分かっていない)お母さんとか、ハルと主人公の会話とか、各所の緊張と弛緩の連続とか……! 

お話自体の設定は凝っている分難しめだと思いますし、ストーリーも決して明るい馬鹿騒ぎではないので、読む方もついつい力が入り過ぎてしまうというか、引き込まれすぎてしまって疲れてしまう可能性があると思うのです。それが疲れずに読めるのはいろんなところで緊張と弛緩をさせてくれるからなのかな〜と。

適度な弛緩でこちらの緊張し過ぎを防いでくれるうえ、しっかり緊張させてくれるのでずっとハラハラドキドキさせてもらえて、エンターテインメント性が高まるというか、「楽しむ!」になれた気がします。

後は個人的に、定期的に挟まる時間の描写が好きでしたね〜。基本的に焦って緊張している主人公の視点で物語を見ているので、冷静にさせてくれる存在というか、客観的になれるタイミングというか……。あとなんだか映画っぽくてかっこいい〜と思いました!

しっかりした世界観とか、語りたいところはたくさんあるのですが……やっぱり最後の解釈ですね……。
最後の、というかハルとの関係はいつから変わったというか、主人公の想定していたものじゃなくなっていたのか、それとも最初から無かったのか……。ハルサイドの話も気になっちゃう〜〜!! これはハッピーエンドといえるのか、世界はどうなっているのかも……! もっともっと気になるところがたくさんあります!

今回は10000字以下という縛りもありますし、書ききれないこともあるとは思うのですが、気になっちゃいますね! この世界のことが隅々まで知りたくなってしまいました……! もっとたっっぷり長尺で様々な視点からみたものとか後日談とかも読んでみたいです……!

もし、もしもそのようなことがありましたらぜひお知らせくださいね! マシュマロマガジン編集部をあげて応援宣伝しちゃいますので!

今回も素敵なお話をありがとうございました!

感想を語ってもいいよ! な作品は以下の記事から送ってください!


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