マシュマロ見習いが感想を語る第12弾

マシュマロ見習いがみなさんの作品を読んで感想を語る企画、リニューアル後第12弾です! この記事は「エデンの住人たち」などを書いている創作初心者マシュマロ見習いがみなさんが送ってくれた作品を読んで素直に感想を語っちゃう企画です!

今回の作品は二次創作です。作品はこちら

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今回はゲームのプレイ感想二次創作とのことでした。
存じ上げないゲームだったので公式ホームページを見てみたのですが、すごく面白そうなゲームですね!?
ゲーム自体も魅力的ですが、作品もとっても魅力的でした……!

マシュマロ見習い、数年前にゼルダの伝説のBOTWにどハマりしまして。毎日何時間もやっていたことがあるのですが、そういう時の記憶を思い出させる作品でした……!

見習いはすごくインドアで、運動は全然したことなくて、山登りなんてもちろんしたことないし、したいと思ったこともなかったんです。でも、ゲームをプレイしまくってた日々のある日、電車から小高い山が見えて「あ、あれ登れるかも……」って思ったんですね。ゲームによって確実に自分が変えられていて、この世界の見方までも変えられていたことを実感した瞬間でした。

この作品ってそういうことなのかな〜と解釈しました。初めの方は少年自体は少しひねくれた感じなのかと思っていましたが、後半できっちり思うところが表されていて想像以上に豊かに考えていたので、それだけ豊かな経験をゲームの世界でしたこと、そのゲームがそれだけ面白いことが伝わってきました。

少年が町中の人たちをゲームの中の登場人物に当てはめていくところなどは、とても懐かしい気持ちになりました。「あの人はあのキャラクターに似てる」とか、自分が主人公だった時のことを色々考えたりしますよね、みんな。

後半のカラスとの会話は、私は気のせいだったと解釈したのですが、そういうのあるなあと思いながら読んでいました。「自分に超能力があったら……!?」みたいなこと、小さい時によく考えていました(笑)

「今雲が晴れたのは自分の力かも!」「今猫が返事をしてくれたのは、私が言ったことをわかってるということかも!」小さい頃はそういうことばかり考えていて、だから世界がいつも驚きに満ちていたような気がします。

そういう思い出があったので、この作品を読んでいた時も終始懐かしさや、この世界へ期待していたときの気持ちを感じながら読んでいました。

なかなか言語化が難しいところなのですが……この作品は心が温かいお湯でひたひたになる感じというか……心の普段栓をしているところから栓が抜けて、温かい何かが漏れ出てくる感じというか……そういうお話でした。

少年がラブでひたひたになることを祈っています。お母さんともうまくいきますように……。

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