自分の恋愛小説がワンパターンに感じる
今回の相談はこちらです。
自分の書きたいものが明確で素晴らしいですね。純化の壁をすでに越えているかもしれません。どれほど技術を高めても純化の壁を越えられないという人も多いことを考えると、もはやスーパーエリートの類いです。
しかし、自らの引き出しが増える前に純化の壁を越えてしまったエリート故に、自分の作品がワンパターンに感じているような気がします。つまり、技術の壁を越える前に純化の壁を越えてしまったことによる悩みです。
マシュマロちゃん的には、技術が十分にあれば、書きたいものが1つであろうと無限のパターンを見出せると思います。そしてむしろ、「あのパターンもこのパターンも試せてないし、恋愛小説はワンパターンじゃなさすぎて困る!」という感覚が自然な気がします。実際、世の中のかなりの作品が恋愛をテーマにしていますが、それらすべてをひと括りにしてワンパターンだと断じることは難しいでしょう。恋愛を描いても、どれもラストが愛にあふれたハッピーエンドだとしても、千差万別なのです。
では具体的にどういった技術が十分にあればいいのかというと、以下の2点だと考えます。