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つまずいてしまった人だって好きに書いて楽しむ方法がある

「好きに書けばいいじゃん」
「楽しければいいじゃん」

これは一見すると寛容な言葉です。でもどう書いてどう楽しんだらいいかわからなくてつまずいた人にとっては、絶望しかありません。その言葉を受け入れたら、もう何もできなくなってしまいます。

そもそも「小説を書きたいこと」「小説が書けること」はまったく別の軸として存在しています。それなのに「書きたいし書ける人」からは、「書きたいのに書けない人」なんて最初から存在しないかのように扱われてしまいます。それではつまずいた人とって救いがありません。

マシュマロちゃんはそこに異を唱えたいのです。「つまずいてしまった人だって好きに書いて楽しむ方法があるんだ!」と叫び、伝えたいのです。

もしあなたが最初に、あるいは途中でつまずいてしまった「書きたいのに書けない人」なら、この講座はあなたに捧げる文章です。この講座によって、あなたが好きに書いて楽しめるようになることを願っています。

さらに先で目指す世界

多くの人が小説を好きに書いて楽しめるようにすることは、決してボランティアで行っているわけではありません。実は「マシュマロ」というサービスの思想に基づいた活動です。

マシュマロの目指す「やさしい世界」を図解すると、以下のようになります。

ユーザーのグロースサイクル

サービスで目指すのはこの図の全体です。しかし、サービス自体では赤枠しか実現できません。そのため、マシュマロ公式Twitterアカウントでは赤枠以外をサポートする活動を続けてきました。

そうしてユーザーとやりとりを重ねるうち、小説を書くユーザーの抱える問題は既存の小説投稿サイトでは解決できないことがわかりました。マシュマロというサービスでも解決できそうにありません。そこでマシュマロの目指す世界を実現するため、今までにないタイプの小説投稿サイトを開発することになりました。

それに伴い、Twitterアカウントでの活動も、もっと小説投稿サイトに繋がる形に変えていくべきだと考えました。ただユーザーと向き合うだけじゃ、目指す世界が実現できないのです。より多くの人が書き始められ、より多くの人が素晴らしい作品を書け、より多くの人が小説を楽しめるようにならないといけません。そのためにTwitterではなくnoteでしっかりと文章を残し、しかも迷える人の指針となるものを掲げることにしました。

この講座を参考にしたとしても、マシュマロや開発中の小説投稿サイトを使う必要はありません。できたら使ってもらえるといいのですが、それよりも創作をする人を増やし、創作の世界全体を良くできるほうがずっと重要です。創作の世界にきちんと貢献する存在になれたら、それが巡り巡ってサービスの利用者を増やすことに繋がると考えているからです。そうして読者の方々と一緒に創作の世界をより良くしていけることを願っています。


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