描写の改善例④ 情景法を学ぶ
こちらの続きです。
さて、前回は表現の解像度を高めるという点に注目していました。しかし解像度を高めるほど、休止法に偏りがちです。
ちょうど同様の相談も寄せられました。
そのため今回は休止法に偏りすぎてしまう場合にどうすればいいかについて考えていきます。
基本的には以下の2つをやっていくのがいいかと思います。
・情景法を学ぶ
・休止法と心理描写を組み合わせる
情景法を学ぶ
ジャンルや作風にもよりますが、文学性よりも娯楽性を重視するならば、情景法の表現が弱いと物足りないものです。ですから自分の書くものが「エンタメ」だと思うなら、情景法の力もそれなりに付けた方がいいでしょう。